「JR西日本 山陰本線 東萩駅」萩観光の基点。隣の萩駅には何もないんですね。観光地は東萩駅から向かいます。町は結構大きくて歩くのは大変。そこで大活躍するのが「萩循環まぁーるバス」東回りは「松陰先生」西回りは「晋作くん」(笑)1回の乗車が100円で助かります♪行きたい観光地を細かくカバーしています。
「萩反射炉」2015年7月5日世界遺産に登録されました。静岡の韮山にある韮山反射炉とほぼ同じ佇まいで韮山反射炉の方が大きい印象。行き方は東萩駅から「萩循環まぁーるバス」東回りの「松陰先生」に乗り8分で「萩しーまーと」着。そこから500mで徒歩8分くらい。「萩しーまーと」から国道191号線に出て、信号渡って左折し、セブンイレブンの駐車場から萩反射炉の階段が見えます。萩反射炉の他に同時に4か所世界遺産登録されています。大板山たたら製鉄遺跡、萩城下町、松下村塾、恵美須ヶ鼻造船所跡です。「恵美須ヶ鼻造船所跡」は萩反射炉から歩いて15分ほど。
「松陰神社」行き方は「東萩駅」からも「萩しーまーと」からも「萩循環まぁーるバス」東回りの「松陰先生」に乗り「松陰神社」で下車します。降りたバス亭から右に「松陰神社」の大きな敷地があります。「松陰神社」は吉田松陰を祀る神社で、その境内に「松下村塾」や「吉田松陰幽囚ノ旧宅」や「至誠館」などがある必ず訪れたいスポットです。
「松下村塾」吉田松陰の叔父の家で開いた私塾。塾生は高杉晋作、伊藤博文、山懸有朋など。見た感じもすごく狭そうです。「至誠館」で知ったのですが、最初は3畳の部屋で塾を開始して、塾生が増えて、手狭になり、塾生たちで工事をしてこちらの松下村塾になったみたいです。あと!旅行して知った「長州ファイブ」♪幕末に長州藩からイギリスに派遣された5人で伊藤博文のその一人、伊藤博文の旧宅に若き5人の写真があるのですが、みんなイケメン♡
吉田松陰の実家。アメリカ密航に失敗して野山獄に投獄されたあと、ここで謹慎していた。3畳のスペースしかない・・・狭い。そして、ここから門下生への指導を始めたそうです。3畳で!のちに松下村塾に移ったそうです。
松陰神社の境内の中にある「至誠館」は写真禁止のため、外観しか撮れなかったですが、絶対行った方がいいです!知識が増えて、松陰先生~~!って感情になります(笑)勉強不足でしたが、色々知らなかった事が勉強できました。よく見る吉田松陰の肖像画は門下生が書いたもので、すごく老けてるけど、松陰が30才の時の画なんだそうです。そして本人はすごく気に入っていたそうです^^安政の大獄で処刑される前に門下生にあてた遺書や処刑される直前に書いた詩も展示されています。その詩を処刑を見守る役人たちの前で読み、役人たちも襟を正して聞いたそうです。処刑される人間とは思えないほど落ち着いた最期だったそうです。松陰先生~!
「伊藤博文 別邸」初代内閣総理大臣 伊藤博文の東京品川にあった家を2001年からここに移築して公開されています。入場料100円。17時まで。松陰神社バス停から松陰神社の敷地の右の道を200mほど歩き、陶器のお店を右折してすぐあります。ここにイケメンの「長州ファイブ」の写真も展示されていました。
伊藤博文旧宅は伊藤博文別邸の横にあります。ここで伊藤博文は吉田松陰の門下生になって教育を受け、兵庫県知事になるまでここを本拠としていたそうです。その後、初代内閣総理大臣に就任。
「バス亭 野山獄跡入口」から徒歩2分。野山獄は吉田松陰が海外渡航に失敗したあと投獄された場所。刑がここへの投獄という軽いものになったのは吉田松陰が乗り込もうとした黒船のペリーが口利きしたおかげなんだそうです。ここの野山獄と岩倉獄がすごいいわく付きの場所で、岩倉さんという藩士が酒に酔って、道を挟んだ野山という藩士の家に切り込み家族を殺傷。この事件で両家とも取りつぶし、屋敷が藩の獄になった。こわっ!野山獄は士分の収容、岩倉獄は庶民を収容。
「バス亭 萩博物館前」から徒歩3分。600円(松陰神社や萩博物館に行った人は割引観覧券というチラシがもらえるので100円引き)長州藩の商人の家。昔の総合商社のようなもの。館内では学芸員の方が説明してくれます。庭園がきれいです★古地図が展示されていて、萩の町は古地図でも旅できるくらい、変わっていないそうです。あと、地図見たら、萩って島になってるんですね!知らなかった!!