むぎ焼酎発祥の地である壱岐は秋になると黄金色に輝く稲を見ることができます。
この景気を見ることができるのも今の時期だけ。
まずは1つ目の歴史スポットへ向かいましょう!
壱岐の歴史スポット1つ目は森の中にあるこの少しヘンテコな建物です。
ここは壱岐の歴史を学ぶことができる「一支国博物館」です。
「一支国」というのは中国の歴史書『魏志倭人伝』に記載された壱岐の名称です。
館内正面には2階へ続く階段がありその先を進むとビューシアターがあります。
綺麗な映像で一支国の歴史をドラマ風に学ぶことができます。
ドラマの中では巡ってきたスポットも登場するので今と昔を比較して見ることができます♩
大きな船が展示されたこちらは「海の王都・原の辻」。
朝鮮半島と日本本土を行き来していた船を間近で見ることができ想像が膨らみます!
館内ではなりきり衣装コーナーもあります。
好きな衣装にチェンジであなたも一支国民に変身しちゃおう♩
歴史クイズもあり歴史好きな大人だけでなく子供も楽しめます。
館内には160体以上のミニチュア模型が設置されていてこの一体一体の表情がとてもリアル。
農作物を育てる様子から捕鯨の様子、占いの様子なども観察することができます。
3階には展望台があります。
遠くに見えるのは国指定特別史跡「原の辻遺跡」です。
復元された遺跡は当時の一支国を忠実に再現していて初めに見たドラマの世界が蘇ります!
【営業時間】8:45〜17:30
休館日:毎週月曜
【入館料】400円
【HP】http://www.iki-haku.jp/index.html
先ほど展望台から眺めた「原の辻遺跡」までやってきました!
広大な敷地に一部ですが遺跡が復元されています。
たくさんの歴史的出土品が発見された場所でもあります。
近くの体験施設「原の辻ガイダンス」に車を駐車可能です。
ただ歩いて行くには10分ほどかかるので遺跡の近くまで車で行くことをお勧めします。
道幅の狭い農道なので対向車に注意です!
高床式倉庫を目の前になんだかタイムスリップした気分になります♩
全ての復元はされていませんがここからは様々な土器や装飾品が発見されています。
こちらが有名な人面石!
なんだか可愛らしい♡
もちろんこちらは本物ではありませんが、この表情の人面石が発見されました。
一支国博物館では人面石クッキーが販売されています(^^)
壱岐の歴史スポット3つ目は猿岩から徒歩1分の「黒崎砲台跡」です。
下にも当時使用されていた入り口があるのですが
こちらは砲台跡を上から眺めることができるスポットです。
それがこちら!
丸く空いた大きな穴から砲台の大きさが想像できます。
ただここの砲台は1度も使われることがなかったのだそう。
それにしても大きい...。
坂を下った先には地下要塞の入り口があります。
中は真っ暗ですが部屋のようなものがいくつか確認することができます。
途中で行き止まりになっているのですが当時の想像を膨らむので行く価値ありです(^^)
入り口付近には当時の地下要塞の内部の様子がパネルで展示してあります。
その隣には弾丸の模型が設置されています。
同じ砲台が韓国釜山と対馬にもあったことから歴史上の繋がりが想像できますよね。
壱岐の歴史スポット4つ目は「鬼の窟」です。
名前から「鬼がいそうだから?」と思われがちがですが、「鬼の窟」という古墳です。
周りは樹々が生い茂っていて入り口だけ確認できる状態なのですが、
この岩全体が古墳というから驚きです!
壱岐で2番目に大きな古墳で直径45メートル、高さ13.5メートルあります。
中は入ることができませんが、前室・中室・玄室の3構造です。
入り口からはひんやりとした風が吹いていて奥に続いているのが感じ取れます。
さて海岸沿いにやてきました。
今は干潮時のようで海水が引いています。
壱岐の歴史スポット5つ目はここにある壱岐で最も不思議なスポットです。
それがこちらの「小島神社」別名、日本のモンサンミッシェル。
丸い島の前に立つ一基の鳥居がとっても印象的です。
干潮時には参道が現れ鳥居まで歩くことができますが、満潮時は陸の孤島となります。
干潮時間は1日に1時間ほど、運よく向こう岸に渡れた人は恋愛が成就すると言い伝えられています。
このチャンスを逃すまいと私も行って参りました!
150mほどの参道を通り鳥居の近くまで。
先ほどまで海の中だったこともあり潮の香りがすごい!
しっかりと手を合わせて恋愛祈願♡
壱岐に行ったなら絶対行って欲しい歴史スポット5選いかがでしたか?
あなたもドラマいっぱいの歴史を感じに壱岐に来て見てはいかがでしょう(^^)