日比谷線入谷駅、つくばEX浅草駅から徒歩10分、いわゆる観光地浅草からは少し離れたところに工房を構える「和なり屋」。
休日には藍染め体験に訪れる方が多く、今回も先客の団体の方が10名弱いらっしゃいました。
お店の中には数々の藍染め作品がずらり!
一色に染め上げることはもちろん、白い線やお花のような模様を付けられるのが藍染めの特徴。
藍染めの原料は、蓼藍という植物を栽培して藍の色素を取ります。
右側が、蓼藍から精製したスクモという原料。
このスクモを煮詰めて、藍の染め汁が作られます。
所要時間は45~60分、コースは下記9種類から選択して料金は1,920~6,980円と幅があります。
(7分袖Tシャツ/Tシャツ/Yシャツ/エコトートバッグ/カラーTシャツ染め/ダボシャツ/手ぬぐいorハンカチ/長袖Tシャツ/帆布スクエアートートバッグ)
http://wanariya.jp/pc_contents_injapanese.html
また、染めたいものを自分で持参することも可能です。
100グラムにつき2,400円。
白シャツなどを持ってきて染めるのもいいですね。
素材はTシャツを選択。
お手本を見ながら、どんな模様を作りたいか考えて輪ゴムを留めていきます。
中に入れるビー玉やおはじきの大きさや形によっても模様が変わるのでワクワクします。
悩みに悩んだ結果、Tシャツの下側には格子柄を入れることにし、三角に折り返して輪ゴム留め。
また肩に模様も入れることにし、何個かビー玉を輪ゴムで留めてみました。
果たして思い通りの模様になるのでしょうか。
いよいよ染め作業!
汚れないよう、藍色のエプロンを装着。
大きなドラム缶のようなものに入った藍色の液が染め汁です。
汚れ防止の手袋がよくドラマで見るオペ用のものに似ていたので、執刀医ごっこもできます。
職人さんの指示に従い、染め汁に付け込んでいきます。
きちんと染まるような揉み方、付け時間などは職人さんが指示してくれます。
揉みこんだあとは、お店の方のタイミングで引き揚げます。
空気に触れさせることで色素を定着させるのだそう。
※油まみれのカモメを持っているように見えますが、Tシャツです。
染め終わった後は、職人にすすいでいただきます。
どんな模様になっているのか、ドキドキしながら待ちます。
出来上がりはこんな感じでした!
最後までどんな模様が出てくるか分からないのが面白い藍染め。
自分で染めた世界にひとつだけの、お気に入りの一着を作れて大満足です。
■和なり屋
http://wanariya.jp/
〒111-0031
東京都台東区千束1丁目8−10 黒澤ビル一階
03-5603-9169
10:00~18:00
要予約