近鉄奈良駅から出発し猿沢池へやってきました。
奈良公園の端に位置するこちらは池を囲うようにベンチが並べられ、
観光客だけでなく市民の方も広く利用する癒しスポットです。
ここから階段を登って興福寺へ向かいましょう!
階段を上ると奈良公園に入ります。
さっそく至る所に鹿も確認しました。
紅葉が色づき始めるこの時期は普段見ることのできない、
紅葉と鹿の風情ある風景を楽しむことできるとあって海外の方にも大人気です。
奈良で歴史的建造物のひとつとして忘れてはいけないのが五重塔です。
堂々とした佇まいと50mの高さはカメラに収まりきりません。
国宝にも指定されているその大きさは一目見る価値ありです。
こちらは国宝にも指定されている鮮やかな朱色と八角形が珍しい南円堂です。
隣にはおみくじなども販売しているので運試しに試してみてはいかがでしょう。
あまり知られていませんが実は南円堂の後ろには国宝である三重塔もあります。
こちらは興福寺で最古の建物とされ、鎌倉時代から続く繊細かつ頑丈な建築材は必見です。
最後にこちら南円堂によく似たこちらの建物は北円堂です。
日本に存在する八角堂の中でも最も美しいとされ国宝に指定されています。
南円堂のように間近で見ることはできませんが、
平城京を一望できる一等地として古くから大切にされてきた建物です。
五重塔から南円堂に向かう際、ここでぜひ後ろを振り返って見てください。
近代建築物が視界に入ることなく、五重塔と東金堂が美しく建地並ぶ景色は、
まるで奈良時代に戻ったような美しさです。
こちらが先ほど五重塔の隣に位置する東金堂です。
堂内には13の像が安置され、いずれも国宝または重要文化財にしてされていることから、
見所のひとつとなっています。
さて奈良公園の中心部へ歩いてきました。
この辺は鹿もフンもわんさかあるので足元には注意しよう!
大きな2本の柱と扉が目を引く奈良国立博物館は周辺の建物と大きく異なる洋風な建物です。
これは洋風建築が盛んに行われていた明治期に建てられたためで、
その珍しさから重要文化財となっています。
さらに歩いて奥へやってきました。
奈良といったら東大寺ですよね!
こちらは木造の阿吽の像で有名な南大門です。
小学校の修学旅行で初めて見た時となんら変化がなく、ここだけ時が止まっているようでした。
そしてこちらが真っ赤な朱色のラインが美しい東大寺中門です。
周辺の木々が赤く染まり朱色の中門と混ざり合う景色が見えるのはこの時期限定です。
南大門からまっすぐ伸びる石畳は東大寺近づくにつれ、マス目が大きく幅も広がっています。
東大寺の大仏殿には国宝である大仏がどっしりと鎮座しています。
写真1枚目中央に見える金銅八角灯篭は1250年間、ここに立ち続けているというのだから驚きます。
これは相当なご利益がいただけそう♡
軽く息を切らしながらようやく二月堂へ到着です。
日頃の運動不足がここで来るなんて....。
最後の難関として二月堂の左右には階段が待ち構えていました。(とほほ
登った先の景色がこちら!
奈良公園、東大寺だけでなく奈良の市街地を一望でき、天気の良い日は生駒山まで見えます。
圧巻の景色が楽しめるここは24時間解放され、夜景スポットとしても人気です。
ここで深呼吸すれば登ってきた疲れなんて吹っ飛びました♩
二月堂の周辺も紅葉が美しく色づきより二月堂を引き立てます。
二月堂には見ることを許されない秘仏がお堂に祀られていると言われています。
絶対秘仏というだけで何だかドラマ感じます...。
さて二月堂を出て来た道を戻らず春日大社を目指します!
若草山を左手にゆるい坂道が続きます。
「ここ修学旅行でランチ食べたところだ...。」
何も変わってないなぁとしみじみと感じながら歩きます。
きつい方は乗車料金が1回100円の循環バス「ぐるっとバス」を利用しましょう。
「ずいぶん歩いたしそろそろ休憩したい...。」
そんな時、発見した茅葺き屋根のお茶所「水谷茶屋」。
なんと建物は大正初期のものを利用している老舗茶屋さんです。
「ここで一服していこう!」
オススメは冬季限定のぜんざい(700円)です。
紅葉と鹿を眺めながらいただくぜんざいは格別です♡
春日大社へやって来ました。
ここだけ他の建物から離れているためアクセスには苦労しますが、
全国に約1000社ある春日神社の総本社とだけあって多くの人で賑わっています。
また国民の幸せを願って建てられたとだけあってルーツが素晴らしい。
可愛らしい鹿の絵馬も見所のひとつです♡
ここからは時間があれば是非訪れてほしいスポットをご紹介♩
春日大社から南へ下り坂を下ると見えて来るのが「夫婦大国社」。
ここは2体の像がひとつ屋根の下、肩を並べて祀られている事が恋愛の神様と呼ばれる由来です。
ハート型の絵馬や水占いで未来のパートナー探しといこうじゃないか。