京都御社西の烏丸通を歩いていると、「足腰の守護神」との看板が。
古くから地元の方に愛される、健康祈願の神社が「護王神社」です。
護王神社では、平安京の建都に貢献したと言われる和気清麻呂公(わけのきよまろこう)をお祀りしています。
表門の前には、「大祓詩碑」と呼ばれる碑が建っています。
一面に詩が彫ってあり、くるくる回すと清らかな鈴の音が鳴り心が安らぎます。
表門の真ん中には「足腰御守」と、大きなお守りを模したものがドンと設置されています。
まだお参りしていないのに、入口の時点ですでに足腰に効きそうな気を感じます!
入って右手にある手水場のデザインもイノシシ。
こちらの「霊猪手水舎」は、鼻を撫でると幸せになれると言われています。
参拝客からたくさん撫でられ大人気でした。
全国から奉納された「いのししコレクション」。
土鈴・木彫り・ウイスキーの瓶など、多種多様なイノシシグッズが収められています!
イノシシがなぜこんなに有名かと言うと、歴史書『日本後紀』に、和気清麻呂公が京から宇佐へ向かう際、災難にあったのをイノシシがお護りした、という記述があったことからイノシシを守り神としたことが始まり。
おみくじは自動式と、なぜかハイテクでした(笑)
お金を入れてボタンを押すと、下から出てきます。
足腰の病気やケガの治癒にご利益があると言われる「足萎難儀回復の碑」。
足形の石の上に乗ったり、碑に触れてお祈りします。
ご神木のカリンは樹齢100年を超え、京都の巨樹名木百選にも選ばれています。
カリンの実を漬け込んで作ったカリン酒はぜんそくによく効くことから、「ぜんそく封じのカリンの木」と呼ばれています。
足腰に効き健康になれる護王神社、ぜひ一度お参りしてみてください。
■御王神社
〒602-8011 京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385(京都御所蛤御門前)
最寄り駅 - 地下鉄烏丸線 丸太町駅
最寄りバス停 - 市バス烏丸下長者町