全羅北道(チョンラブクト)の中心都市である全州(チョンジュ)市までは空港バスで約3時間。全州市から、完州(ワンジュ)郡の高山(コサン)まではバスやタクシーで移動し、約30分ほどです。
ここには、韓牛協同組合が運営する韓牛料理の店「高山味ソ」があります。周辺には、食堂やコーヒーショップなど、いろいろな店が集まる、道の駅のような場所です。
住所:完州郡高山面南豊路135
営業:9:00~21:00
高山味ソの1階は、お肉屋さん。店頭には、韓牛のいろいろな部位がならびます。赤身の肉が100gで4000ウォン(400円くらい)、霜降りの部位は100gで10000ウォン(1000円くらい)。とても美味しそうですが、検閲にひっかかってしまうため、日本に買って帰れないのが残念。
でも、ご安心を。ここでは、3000ウォン(300円くらい)支払うと、1階で買った牛肉を、2階で焼肉としてその場で食べることができます。
ソウルでも韓牛を食べることはできますが、この価格で、このクオリティの肉を食べることは、まずできないでしょう。産地だからこその特権です。
ここの名物はカルビタンですが、この日はすでに売り切れ。そのかわりに頼んだのが、牛の血の塊がはいったスープ。レバーのような見た目で、豆腐のようなやわらかな食感、クセのないあっさりした味わいです。
そして今回のメインとなるのが、ユッケビビンバ。ご飯と、具材が別々に出て来ます。自分で混ぜるスタイルです。
菜っ葉の味噌汁は、見た目は日本と同じようですが、やや辛めの味つけ。キムチもついてきます。
ユッケビビンバのアップ。赤々とした、見るからに新鮮な韓牛のユッケがたっぷりはいって、辛みのきいた味噌タレがかかっています。こちらのお値段は8000ウォン(800円くらい)。驚きのコストパフォーマンスです。