ホテル椿山荘東京は、「世界をもてなす、日本がある。」をコンセプトにした東京を代表するホテルで、ミシェランガイド東京でも常に高評価を受けており、名実ともに有名です。さらに、東京とは思えない美しい自然美を味わえる庭園が見どころ。四季折々の風景は、心の癒しとなり都会のオアシスとしての役割を果たしています。庭園への行き方は、江戸川橋駅から徒歩かタクシーで、またのんびり散歩がてら行くには、都営荒川線の早稲田駅から歩けば、神田川沿いの江戸情緒あふれる気分を味わうことができますよ。ただし、冠木門は朝10時から開門なので、もっと早い時間に散策したい場合は椿山荘の正面玄関から、庭園に行くと良いでしょう。
庭園はかつて、江戸時代の大名庭園でした。明治期に軍人・政治家である山県有朋氏が、大名庭園跡地に私財を投じ、大改修したことにより今の庭園の原型ができたとされています。今も名残を感じさせる建物などが庭園内のあちらこちらに見られます。
ここからは、庭園のなかで見どころスポットをご紹介したいと思います。まず、庭園内にある御神木。樹齢500年で高さは20mにものぼるインパクト抜群の木で、生命力を感じるパワースポットです。また、庭園内には、「椿山荘の八福神」と呼ばれる石像が設置されています。写真はニワトリですが、他にも庭園内に設置されているので、探しながら散策するのがおすすめです!
庭園のなかでひときわ目立つのが三重塔です。国の登録有形文化財に指定されていて、朝7時から16時までのご開帳の際にお参りすることも可能。三重塔周辺は、高台になっているので見晴らしのよい景色を堪能できますよ!
庭園の中心に位置するのが幽翠池(ゆうすいち)と言われる池で、鯉が泳ぐ姿も見られます。池を見ながらのんびり過ごすのもいいですね!また、庭園奥には、勢いよく流れる五丈滝があります。滝の音を聞きながら散策すれば、きっと心が安らぐのではないでしょうか。
椿山荘は結婚式場としても有名で私が散策している最中にも、ウェディングフォトの撮影がされていました。朱色の橋と緑に囲まれた庭園は、和装・ウェディングドレスどちらにも映えそうですね!
椿山荘庭園で散策したら、ぜひモーニングブランチを食べてみてはいかがでしょうか。椿山荘のロビーラウンジにあるル・ジャルダン(Le Jardin)では、9:30〜11:30までモーニングセット(1800円)があり、おしゃれなラウンジでくつろぐのにもってこいです!
ラグジュアリーホテルだけあって、インテリアも豪華で華やかです!モーニングセットを頼むこと20分。遂に運ばれてきました。スコーンやパン、フルーツ、サラダと豪華なモーニングです!さらに朝からピンクシャンドンのシャンパンも堪能できちゃいます!これぞ、「朝シャン」ですね。たまにはホテルのゴージャスなブランチを味わってみてはいかがでしょうか!
今回は椿山荘庭園の散策について、ご紹介しました。平日もいいですが、仕事の疲れを吹き飛ばすために、土日に訪れてもいいですね!