新宿眼科画廊は、東新宿近くの裏通りに位置するギャラリーです。歌舞伎町の奥なので、周囲にはキャバクラや飲み屋が点在しているなかでギャラリーがあるのは珍しいですが、かれこれ10年以上も運営しているとのこと。名前の由来は、「目の保養になるギャラリー」というコンセプトがあるそうで、初めて聞いたら眼科に併設されたギャラリーだと思ってしまいますね。目の保養となるようなアートをたくさんの人に知ってほしいというオーナーさんの思いが伝わってきます!
貸しギャラリーが中心で、全部で3つのスペースがあります。今回訪れた展示は、女子美術大学のグループ展と他2名の作家さんの作品が展示されていました。作品の写真撮影はOKとのことでしたので、ポップで可愛らしいアート作品を載せておきますね。ギャラリー奥には、新宿眼科画廊のオリジナルグッズも販売。無料で入場できて、可愛らしい作品が見れるので、気軽に入ることができますよ。
続いては、新宿大京町にあるThe Artcomplex Center of Tokyo (ACT)です。こちらのギャラリーは最寄駅が、JR信濃町駅か四谷三丁目駅から徒歩で5〜10分ほど。民家が立ち並ぶ住宅街の中に、まるでヨーロッパのお城のようなひときわ目立つ佇まいの建物が目印です。1階がカフェになっており、大規模なグループ展は地下1階、個人作家さんは2階のギャラリーで展示会を開催しています。私の知り合いもここで、ときどきアート作品の展示をしています。
残念ながら、展示作品は基本撮影不可とのことでしたので、こちらねギャラリーの特徴であるアート情報のフライヤー(チラシ)についてお伝えします。他ギャラリーも様々なアート情報が記載されたフライヤーが置いてありますが、The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)には実にたくさんのフライヤーが行われています。私自身近くに住んでいた時は情報収集のためだけにフライヤーをもらいに行ったほど。アートに少しでも関心がある人は、作品鑑賞とともにフライヤーにも目を通してみてはいかがでしょうか。
最後に新宿にあるファッションブランドBEAMSが運営するB GALLERYを紹介します。こちらは、ファッションや雑貨を見て回りながら、5階にギャラリーで芸術にふれることができるため、服を買うついでにギャラリーにも行くことができますよ!
B GALLERYは毎回コンセプトに合わせ、ギャラリーの雰囲気ががらっと変わります。今回は雑誌「週刊プレイボーイ」にまつわる過去のアーカイブの切り抜きや、写真家・森山大道氏の撮り下ろし作品が展示されていました。昔懐かしい時代のアングラネタや芸能ネタがたくさん散りばめられ、1つ1つ見ていると時間が足りないほど。B GALLERYは、ファッションブランドBEAMS運営なので、世の中で話題の作家さんやエッジの効いたキュレーション企画を多く行なっているため、初心者でも楽しめますよ!
今回紹介したギャラリーはいずれも無料で鑑賞できるので、アート初心者の方におすすめです!ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。