今回はバスで行きました。
スリーマのフェリー乗り場から約15分です。
ヴァレッタのゲートを抜けていざ城塞内へ。
ヴァレッタはマルタ共和国の首都です。マルタ東部、シベラス半島の上に聖ヨハネ騎士団の拠点としてつくられました。
ヴァレッタの城塞内へ入るとバザールが開催されています。
コートやシャツ、下着など衣類を中心に売っていました。
他にもヨーロッパだけあってテラスカフェも充実しています。
聖ヨハネ騎士団とオスマン帝国の決戦であったマルタ大包囲戦後、ヨーロッパ大陸への入り口としてマルタは非常に重要な地域でした。
このような背景のもとでヴァレッタは聖ヨハネ騎士団の新たな拠点として建てられた城塞都市です。計画都市として都市設計は、フランチェスコ・ラパレッリが行い、最も重要とされる建物の多くはジェローラモ・カッサールが建設しました。聖ヨハネ騎士団の存在が盤石になるように威厳ある城塞都市になっています。
ヴァレッタは首都だけあって、国会議事堂や各国の大使館などの公官庁があります。国際色豊かな城塞都市を散策してみると様々な国の人がいることがわかります。日本人もたくさんいました。
ヴァレッタで絶対に行きたいガーデンがここアッパー・バラッカ・ガーデンです。
堡塁(敵の攻撃を防ぐため石などで作られた小型の要塞)の上にあるこのこのガーデンは騎士団の憩いの場で、ここから見渡せる聖アンジェロ砦やスリーシティズの風景はとにかく美しいです。
さらに行きたいのがヴァレッタ中心部にありヴァレッタで最も大きい大聖堂である聖ヨハネ大聖堂(St. John's Co-Cathedral)です。英語でヨハネとかいっても通じませんので注意!
聖ヨハネ大聖堂は1573年から1578年にかけてマルタ騎士団により建てられました。入場料は10ユーロです。
ヴァレッタ内には多くのお店があります。テラスでハンバーガーやピザ、シーフード料理を食べている人がたくさんいました。そんな中今回は時間がなく、DORというパン屋でおなじみのチキンパイを食べました。食べ歩きも楽しいです。