突然ですがみなさん、「奥浅草」というエリアを知っていますか?
奥浅草は浅草寺の北側のエリアを示し、またの名を「観音裏」と言います。
近年、奥浅草にはすてきなお店が続々とオープンし、じわじわと話題を呼びつつあるんです!
奥浅草は下町の雰囲気が残る住宅街エリアで、昔ながらの商店街や古民家をリノベーションしたカフェ、江戸から続く花柳界などがあります。
観光客が多い浅草エリアよりも、人通りが少ないので、まったりデートや女子旅をしたい人におすすめ!
今回は、そんな奥浅草を日帰りで楽しめるモデルコースを紹介します。
浅草からちょっと足をのばして、歴史と伝統と、新しいものに出会える奥浅草を満喫してみませんか?
12:30
東武浅草駅で待ち合わせ!
東武スカイツリーラインの浅草駅、EKIMISEの出口からスタートです。
浅草寺方面に徒歩で向かうので、
銀座線の場合:1番出口
都営浅草線の場合:A4出口
つくばエクスプレスの場合:A1出口
から出ると近いです。
浅草寺の仲見世通りは混んでいるので、仲見世通りの1本裏の道を通るのがおすすめです。
また、日暮里駅や南千住駅、亀戸駅から奥浅草へアクセスできるバスも出ているので、そちらを利用してもいいかもしれません。
13:00
まずはランチを食べましょう。
奥浅草に観光に行ったら外せないのがここ、「cafe michikusa」
富士公園という大きな公園の目の前にあるのでわかりやすいです。
店内に入った瞬間、ふんわり甘い香りに包まれて幸せな気分になります。
ほっこり落ち着く雰囲気のカフェで、地元のママさんや観光客で賑わっています。
すてきなご夫婦が切り盛りする人気のカフェは、コーヒーが大好きなご主人が、“自分が本当においしいと思うコーヒーを味わってもらいたい”という思いで、2011年にオープン。
はじめはご主人がブレンドしたコーヒーをメインにしていたそうですが、パンケーキブームもあり、メニューにあったパンケーキが話題に。
今ではSNS映えするおいしいパンケーキが食べたいと、営業前から並ぶ人がいることも珍しくないとか!
数種類のスコーンやパウンドケーキも販売されていて、どちらもオリジナルコーヒー「みちくさブレンド」にぴったり。
こちらがアイスとたっぷりのホイップクリームが付いた「クラシック・パンケーキ DX」(税込880円)です。
店内の雰囲気と相まって、思わず写真に撮りたくなるビジュアルですね。
パンケーキはトッピング違いの3種類。シンプルながらも味わい深く、コーヒーにとっても合うパンケーキです。
ホイップクリームの食感がとっても軽やかなのが特徴で、熱々のパンケーキに乗せるとすーっと溶けてしまいます。
パンケーキもホイップクリームも甘さは控えめなので、甘いもの好きな人はメープルシロップをたっぷりかけていただきましょう。
店内にはコーヒーの豆も売っているので、家でもゆったりティータイムを楽しめます。
デートや女子旅で奥浅草散策の途中、フォトジェニックなカフェでほっこりした時間を過ごしたいなら、「cafe michikusa」へ。
住所:台東区浅草4-6-5 岩岡ビル1F
電話:03-3876-2004
営業時間:11:00~19:00、土日祝11:00~18:00
定休日:金曜日+不定休
HP:http://cafemichikusa.jp/
14:00
リノベーションされたおしゃれなショップ兼ショールームを発見。
こちらは、アロマキャンドルやルームフレグランスを中心に総輸入代理を行っている会社。
卸しがメインのため、店舗としての営業は木曜日から日曜日の午後だけというレア感たっぷりのショップです。
自分が感じる”素敵なものを伝えたい” また、ようやく注目され始めた香りをもっと広めたいという思いもありお店を始められたそう。
1階のショップでは、モダンでかっこいいフォトジェニックなアロマキャンドルやルームフレグランスがたくさんあり、店内に入るととっても良い香りが!
また奥にある「ジェントルマンズクローゼット」と書かれた、秘密めいた扉の向こうに広がる空間には、メンズに特化したオーガニックコスメからルーム&アンダーウエアが揃ってます。
商品は、ベルギー、フランス、イタリア、ドイツ、ラトビア、チェコ、スウェーデンから輸入してるそう。
2階・屋上テラスはギャラリーやレンタルスペースになっています。
男性へのプレゼントを考えている方におすすめのお店です。
デートで来て、あれこれと香りを確かめながらふたりで選ぶのも楽しいはずです。
オーナーはとても気さくで、おすすめの香りやアイテム、浅草の観光スポットのことなど丁寧に教えてくれました!
【クーポン】
「プレイライフを見た」と伝えれば、キャンドルを購入した人にキャンドルガラス専用磨きクロスをプレゼント!
※5月31(木)まで
※1回のみ
住所:台東区浅草5-4-7 LJGビル
電話:03-6802-4559
営業時間:13:00~19:00
定休日:月曜日、火曜日、水曜日
HP:http://jumeaux-gemeaux.com/
15:00
商店街をぶらぶら。
千束通り商店街にある「ふるさと交流ショップ 台東」は、有楽町・銀座周辺にあるような、いわゆる一般的なアンテナショップとはひと味違います。
2017年7月にスタートしたこちらは、台東区が姉妹友好都市をはじめとする全国の自治体との交流を目的に運営していて、地元商店街をはじめ、地域の活性化にも役立っています。
全国各地の市町村が1週間〜4週間単位で入れ替わるので、ここ奥浅草にいながら、その都度異なる地域の魅力に触れられます。
特産品の販売がメインとなっていて、“そのとき旬の本当におすすめしたいもの”が店舗に並び、商品については各市町村からやってきたスタッフさんに聞けば詳しく教えてもらえます。
近隣型商店街の中にあるため地元の人が多く利用していて、商店街と連携したイベントも行われるので要チェックです!
今回は大分県豊後大野市が出店していて、店頭では焼きいもが販売されていました。とても甘く、焼きいもとは思えないほどしっとりとした食感で、寒い時期の食べ歩きにはピッタリでした。
いつ、どんな市町村が出店するかは台東区のHPで確認してください。また、知らずに立ち寄れば偶然出会える嬉しさも味わえます。
【今後の予定】
2018年3月8日~3月13日 長野県上田市
2018年3月15日~3月20日 秋田県秋田市
2018年3月22日〜3月27日 佐賀県白石町
【プレゼントキャンペーン開催!】
2018年3月9日~3月27日の期間中にご来店の方、先着50名様で「プレイライフを見た」と伝えれば「ふるさと交流ショップ」オリジナルエコバッグ(写真・上)をプレゼント!
住所:台東区浅草4-36-5
電話:03-3874-8827
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日、年末年始
台東区HP:https://www.city.taito.lg.jp/index/kusei/shimaitoshi/oshirase/0157790500.html
16:00
台湾スイーツのお店へ。
2016年4月に奥浅草にオープンした、台湾ではポピュラーなスイーツ「豆花」を食べられる「浅草豆花大王」
「豆花」とは豆乳を固めた豆腐よりも柔らかい食感が特徴で、大豆本来の味とサトウキビによる優しい甘さのシロップの組み合わせが絶品のスイーツです。
台湾らしい装飾の店内はソファ席がメイン。ゆっくりとくつろげるティータイムが過ごせます。
台湾人と日本人のハーフである店主は、子供の頃から台湾に遊びに行って「豆花」を食べていたそう。
日本に帰国してからも食べたいと思っていたものの、当時の日本では横浜中華街でさえ「豆花」を食べられるお店がなく、それならば自分で出そうと思い、飲食店の経験が一切なかったにもかかわらず一念発起してお店をオープン。
昔ながらの、自分が小さい頃に食べていた味を再現するために、独学で作り方を研究して現在の味へたどり着いたそうです。
「豆花」は、夏は冷たく冬は温かくと1年中楽しめるスイーツで、ピーナッツやハトムギなどトッピングが豊富。
健康的なものが多いので、そのときの体調や気分に合わせて選ぶのも楽しみのひとつ。ヘルシーで美容にも良いので、女性にぴったりです。
おすすめのトッピングはピーナッツで、豆花との相性は抜群!
豆花のビックリするほどなめらかで柔らかい口当たりに、舌鼓を打つこと間違いなしでしょう!
店内には本格的な台湾茶を提供する「香香天風」も入っているので、豆花と合わせていただきましょう。
【イベント】
毎月第三土曜日に開催の浅草の夜を楽しむイベント「浅夜市夜」に参加しています!
http://senyaichiya.com
【クーポン】
注文時に「プレイライフを見た」と伝えればオリジナル栗団子をサービス!
※5月31日(木)まで
※1グループ4名様まで
※他クーポンとの併用不可
住所:台東区浅草4-43-4 メゾンニシムラ1F
電話:03-5849-4580
営業時間:平日12:00~20:00、土日祝日11:00~19:00
定休日:火曜日
HP:http://www.to-fa.com/
17:00
夕方の奥浅草を散策していると、柳の並木道に風情ある建物が。
かかっている提灯には「浅草歌舞伎」と書いてあります。
実は浅草には東京屈指の花柳界があります。
江戸時代から続き、大正時代末期には芸妓さんが1,000人以上もいたそうです。
その後、紆余曲折を経て料亭や芸妓さんの数は減りましたが、芸妓さんの活躍の場を増やし、花街文化の魅力と素晴らしさを広く伝えるために「浅草見番」があります。
芸妓さんはいつお座敷が入ってもいいように所属の置屋で待機し、ここから料亭に出向くそうです。
運が良ければ道で芸妓さんに出会えることも!
その美しさは、思わず息をのむほど。
芸妓さんを見かけたら、勇気を出して話しかけてみましょう!忙しくなければ気さくに対応してもらえます。
「若い人は敷居が高いと思われがちですが、気構えることなく気軽に遊びに来てほしいです」と芸妓さん。
芸妓さんと触れ合える各種イベントも行っているそうなので、気軽に参加してみてください。
【イベント】
浅草芸妓のお座敷おどり(無料)2018春・夏
日程:4月7日・14日
6月2日・9日・16日・23日・30日
7月14日
時間:1部 13:00〜13:30
2部 14:30〜15:00
会場:浅草文化観光センター 6F多目的スペース
詳細は浅草観光連盟HP(http://e-asakusa.jp/)でチェックしてみてください。
住所:台東区浅草3-33-5
電話:03-3874-3131
営業時間:10:00~22:00
定休日:日曜日、祝日
HP:http://asakusakenban.com/
18:00
デートの締めくくりは路地裏のカフェで乾杯!
…なんていかがでしょうか。
「UUTO CAFE」は、奥浅草の路地裏にある小さなカフェ&バーで、ランチももちろん楽しめますが、“夜カフェ”として人気のあるお店です。
先ほどのスイーツのお店、「浅草豆花大王」と同じ通りにあります。
こじんまりとした店内はアットホームな雰囲気も感じられ、気軽にお酒や料理を楽しめます。
照明を落としているので大人な雰囲気もあり、デートにはうってつけ。
メニューも、軽くつまめるものからメイン料理、スイーツまで幅広く揃っているので、利用しやすいですね。
アジアン・欧州・和食などの美味しい多国籍料理が味わえます。
深夜1時まで営業しているので、ついつい話し込んでしまったなんていうときでも大丈夫!
時間を忘れて楽しいひとときを過ごしてください。
【イベント】
毎月第三土曜日に開催の浅草の夜を楽しむイベント「浅夜市夜」に参加しています!
http://senyaichiya.com
住所:台東区浅草4-43-6
電話:03-5808-9954
営業時間:11:30~14:00(ランチは完売で終わり)、18:00~25:00
定休日:日曜日、祝日
HP:http://www.uuto-cafe.com/
今回の旅はこれで終わりですが、奥浅草には他にもおすすめのスポットがたくさんあります。
おしゃれなカフェが多く、昔ながらのパン屋さんやレトロモダンな銭湯、笑顔がすてきなおばあちゃんがやっている駄菓子屋さんなど、行くたびに新たな発見があります。
ぜひ新しい東京を見つけに、遊びに行ってみてくださいね!
【イベント】
奥浅草が一層活気づく!春のお祭りに行ってみよう!
・桜橋花まつり
日程:3月31日(土)・4月1日(日)
会場:区立隅田公園
HP:http://www.city.taito.lg.jp/index/event/kanko/sakurabashihanamatsu.html
・浅草観音うら一葉桜まつり
日程:4月14日(土)雨天時順延
会場:一葉桜・小松橋通り
HP:http://www.city.taito.lg.jp/index/event/kanko/itiyouzakuramatsuri.html
提供:ときめき たいとうフェスタ推進委員会(台東区)