恵比寿はアートギャラリーが集結しているのをご存知でしょうか。現代アートから工芸品、写真まで様々なジャンルのアート作品を見ることができます。ただ、どこに行けばいいのか迷ってしまいますよね。
そんなとき、まず訪れたいのが、NADiff a/p/a/r/t(ナディッフアパート)です。こちらは、ギャラリーとアート関連の和洋書を扱うブックストアが併設された複合施設です!
ナディッフアパートは、アート初心者が恵比寿のギャラリーを見てまわる前にぜひ足を運んでほしい場所です。それは、アートに関する情報がたくさん手に入るから。ブックストアでは国内外のアート情報に関する書籍を見ることができます。
また、エントランス付近には、これから行われる芸術(アート・舞台など)関連のチラシやフリーペーパーなどが、私が知る限り都内一置かれています。これらは全て無料ですので気になる展示会を見つけたらぜひもらっておくようにしましょう!
続いて訪れたのが、OVER THE BORDER(オーバーザボーダー)です。時代の変化が著しいなか、アートで新たな試みをしていく作家を応援するギャラリーで、ポップな作品を中心に斬新な表現方法を知ることができるアートギャラリーです。アート観賞後には併設のミニバーでゆっくりくつろぐことができます。作家さんが在廊していれば、作品への思い入れを聞くことができるかもしれません。
続いては一軒家のような佇まいが特徴のリムアートの紹介です。恵比寿駅西口を出て恵比寿南の交差点を左折して、カルピス本社を通り過ぎてしばらく坂を登ったところにあります。後述する弘重ギャラリーの他、この辺りは貸しギャラリーが集結しており、展示時期が重なれば、複数アート観賞ができるスポットです。
リムアートは、洋書をセレクトしたブックショップと海外アーティストのアート作品が観賞できる2フロアになっています。ナディッフアパートのブックストアは日本語の書籍も置かれていますが、リムアートは完全に外国語オンリーです。買い付け品や取り寄せたものなど世界中の芸術関連の書籍が集まるので、カバーデザインを見ているだけでも新鮮な気持ちになりますよ!また、展示スペースでは海外アーティストの作風にふれることができます。
最後に紹介するのがリムアートのちょうど隣にある弘重ギャラリーです。こちらは、2016年にオープンしたためまだとても内装がきれいなのが印象的。1階はギャラリーとカフェスペースがあり、カフェ使いすることも、アート観賞することも可能です。
地下1階もギャラリースペースになっていて、この日訪れたときは、芸術系の大学に通う学生のグループ展でした。同じ写真をプロジェクターやアイパッドなど、様々な表現で展示され、微妙に違う写り方を比較できる面白い内容でした。
アートギャラリーに行くと自分が知らないアーティストはもちろん、思いもやらないような作風を見ることができるので、とても刺激になります。ぜひアート好きの人は今回紹介したギャラリーに足を運んでみてはいかがでしょうが。