「しおざわ雪譜まつり」の会場となるのは、塩沢駅からすぐの「牧之通り」のそばです。このお祭と、通りの名称は、雪国のくらしを書いた『北越雪譜』と、その著者である鈴木牧之からきています。
しおざわ雪譜まつりの日(2月3週の土曜)から、4月上旬まで行われる「ひな雪見かざり」も目玉のひとつ。牧之通りを中心に、約60軒のお店や民家に飾られたひな人形を見ることができます。こちらは牧之通りにある中島利七商店さんに飾られたひな人形です。
牧之通り近くのお祭り会場には、たくさんの屋台が立ち並びます。ドラム缶で焼き芋を作っているお店もありました。
巨大かまくらが2つ、会場につくられています。寒いときは、かまくらの中に入るとしのげます。関係者の話によると、お祭りの当日に作ったとか。焼いたおもちが、無料でくばられていました。
会場すぐそばにある鈴木牧之記念館は、お祭りの日は無料。江戸でベストセラーとなった『北越雪譜』の著者である鈴木牧之は、1770年に塩沢の生まれた人物。牧之の家は、越後上布で財を成した商家でした。
ここでは鈴木牧之や、越後上布などが展示されています。雪国の衣装をまとっての撮影も記念になります。この近辺では、2月中旬から3月下旬に染めた布を雪の上にしく伝統的な「雪さらし」も行われます。
料金:大人:500円、団体(20名以上)400円、小・中・高校生:250円、団体(20名以上)200円
時間:9時~16時30分
休館:火曜※祝日の場合は翌日休、年末年始、冬期休館1月4日~中旬
併設された『魚沼さんちのおすそわけ』で昼食をとります。魚沼産コシヒカリと、へぎそばを楽しめるお店。そばは1日20食限定です。
営業:11:00~15:00(平日14:00LO、土日祝 14:30LO)
定休日:なし
魚沼コシヒカリ白ごはん膳1200円。おかわり自由。西京焼きと、かんずり味噌、地鶏の生たまごで、ご飯が何杯でも食べられます。
昔から庶民の娯楽として伝わってき地歌舞伎。脚本やかつらなど、家からでてきものも展示されていました。そう考えるとなかなか感慨深いものがあります。 つづく
パート3 山伏行列と、闇に燃え盛る「百八灯大護摩」を堪能する
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