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公園初心者でもおすすめ!自然に触れて癒されたいなら小石川後楽園へ。

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2018/03/12
公園初心者でもおすすめ!自然に触れて癒されたいなら小石川後楽園へ。

東京都には文化財指定になっている9つの庭園があります。その一つ、小石川後楽園は東京ドームのすぐ隣に広がっている庭園です。

綺麗な景色を見たいけどどこに行ったらいいかわからない、自然に触れながらまったりデートしたい、そんな思いを叶えてくれます。

庭園と言ってもかしこまる必要は一切ありません。のんびり歩いているだけで、目の前の景色が次々と変わるので、普段自然に触れない人でも安心して散歩できます。庭園を出る頃にはすっかり自然に癒されているはず。

・掲載時点の情報です。最新情報については各施設のHPをご確認ください。
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小石川後楽園小石川後楽園

小石川後楽園は江戸時代初期、水戸徳川家の祖である頼房が江戸の中屋敷の庭として造ったのが始まりで、完成したのは二代藩主の光圀の代。明の儒学者である朱舜水の意見をとり入れて作られた庭園で、後楽園という名前も中国の教えからきているそう。

そしてそれこそこの庭園の特徴で、他の庭園にはない小石川後楽園らしさを作っています。中国的な作りがところどころに表現されているのが見どころ。他の庭園である旧古河庭園や岩崎邸庭園が和洋折衷ならば、和中折衷といったところ。

最寄り駅は都営大江戸線飯田橋駅で、C3出口より歩いて3分。他路線の飯田橋駅からだと8分で、ちょっと遠くなります。後楽園駅、水道橋駅からでもそれぞれ8分でアクセス可能です。

小石川後楽園
場所:東京都文京区後楽1-6-6
アクセス:飯田橋駅[C3]から徒歩約3分
営業時間:●開園時間 午前9時〜午後5時 (入園は午後4時30分まで) ●休園日 年末・年始 (12月29日〜翌年1月1日まで) ※イベント開催期間及びGWなどで休園日開園や時間延長が行われる場合もあります。
小石川後楽園 大泉水 小石川後楽園 大泉水 小石川後楽園 大泉水 小石川後楽園 大泉水 小石川後楽園 大泉水

園内に入るとまず飛び込んでくる、琵琶湖の景色を表現した大泉水という大きな池を中心に散策していきます。

散策の順路は特になくどちら周りでもOK。ここでは反時計回りに主な見どころを紹介していきます。

小石川後楽園 大泉水
場所:東京都文京区後楽1-6-6
アクセス:飯田橋駅[C3]から徒歩約3分

小石川後楽園 龍田川

ちょっと奥に行くと龍田川。この辺りは紅葉林になっていて、秋になると紅葉で覆われます。流れる川が透き通っていてとても綺麗。

小石川後楽園 延段

龍田川と離れると延段という階段が現れて、山奥へと誘います。小石川後楽園では主な見どころにはこのような趣きのある看板を設置しているので、説明を読みながら巡れます。

小石川後楽園 延段
場所:東京都文京区後楽1-6-6
アクセス:飯田橋駅[C3]から徒歩約3分

小石川後楽園 木曽川

階段を登ると大泉水からは離れてすっかり山奥の雰囲気に。木曽川が流れる横を森に包まれながら歩いていきます。

小石川後楽園 竹生島

内庭を過ぎて竹生島が見えると折り返し。島と呼ぶには小さいですが琵琶湖にある竹生島という実際の島を模しているそう。

一つ前の木曽川もそうですが、各地の観光名所をイメージして作られた景色が多くあります。さらに各日本庭園ごとに元になった名所は異なり、それらを見ていくのも楽しみの一つ。

小石川後楽園 竹生島
場所:東京都文京区後楽1-6-6
アクセス:飯田橋駅[C3]から徒歩約3分
小石川後楽園 蓮莢島小石川後楽園 蓮莢島

また大泉水沿いに道が続きます。この辺りでは池の中心にある蓬莱島がより間近に見えるはず。上陸はできませんが、島にある神聖な雰囲気漂う鳥居や、岸辺で羽を休めるカルガモなど野鳥を見て楽しみましょう。

小石川後楽園 蓮莢島
場所:東京都文京区後楽1-6-6
アクセス:飯田橋駅[C3]から徒歩約3分

小石川後楽園 梅林

その先へ行くと季節によって見どころが変わります。稲田や菖蒲田、藤棚など季節ごとに楽しめるエリア。2月から3月にかけては梅の名所になり、様々な種類の梅を楽しめます。

小石川後楽園 円月橋、得仁堂

円月橋や得仁堂など中国由来の建築物もちらほらと。他に西湖の堤、小廬山など、中国を感じさせるものは多く、小石川後楽園ならではの風景。
それらが違和感なく、庭園全体として調和している様は見事です。

小石川後楽園 通天橋

得仁堂を過ぎて朱色が映える通天橋を渡ると、最後の見どころ、大堰川が見えてきます。

小石川後楽園 通天橋
場所:東京都文京区後楽1-6-6
アクセス:飯田橋駅[C3]から徒歩約3分

小石川後楽園 大堰川

ここは京都嵐山に流れる川を再現した場所。音羽の滝からの水がとても透き通っていて、その間にたくさんの石が配置されています。

小石川後楽園 大堰川

透き通って静かな水の流れに耳をすませて、川の中に佇む岩の眺めを楽しむ、とても贅沢な時間。橋の上や遠くから眺めるだけでなく、沢渡りという川を横断するように置かれた岩もぜひ歩いてみて。

小石川後楽園小石川後楽園

歩いて一周する間に、絵になる風景が次々と目の前に現れてきてくれます。道の分岐も多くなく、分岐しても合流する道もあります。景色を探して歩き回ることをしなくても、簡単に素晴らしい景色に出会えるのが魅力です。ちょっとでも自然に触れたいと思っていたり、静かな場所でデートしたいと思っていたら、自信を持っておすすめできる散歩コースです。ぜひ行ってみてください。

【最寄り】
都営大江戸線飯田橋駅 C3出口から徒歩3分

【営業時間】
9:00〜17:00
入園は16:30まで

【定休日】
年末年始(12/29〜1/1)

【入園料】
一般 300円
65歳以上 150円

【HP】
http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index030.html

小石川後楽園
場所:東京都文京区後楽1-6-6
アクセス:飯田橋駅[C3]から徒歩約3分
営業時間:●開園時間 午前9時〜午後5時 (入園は午後4時30分まで) ●休園日 年末・年始 (12月29日〜翌年1月1日まで) ※イベント開催期間及びGWなどで休園日開園や時間延長が行われる場合もあります。
矢吹 浩之
静かな場所を求めて旅しています。東京の自然とゆったりできる隠れ家カフェを紹介する東京散歩コースのプロデューサー。https://tokyosanpocourse.themedia.jp/
後楽園・神楽坂・飯田橋×おでかけ・散歩のプラン
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。