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国分寺の日本庭園、殿ヶ谷戸庭園でこのうえなく清らかな湧水を眺める

東京都には文化財になっている9つの日本庭園があります。

ここはそのうちの一つ、国分寺駅からすぐの場所にあります。

国分寺崖線の高低差、その下から出る湧水をうまく利用した日本庭園です。

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国分寺駅

駅近です
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国分寺駅を出て南口に出ると、CELEOという駅直結の大きなショッピングモールが見えます。その下を突っ切って進むと南口駅前です。

出て斜め左に、殿ヶ谷戸庭園の表示と地図があります。そこにある横断歩道を渡って左に進めば、庭園に到着します。

殿ヶ谷戸庭園

入口
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庭園の入口です。門や看板など、細かいところまで趣きが感じられます。

訪れたときは梅が咲いていました。オモイノママという品種で、白とピンク二つの花を咲かせる不思議な梅。

入口の脇には旬の花を紹介しているコーナーもあり、入る前から期待が膨らみます。

庭園に入ると開放感のある広場
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この庭園は、三菱合資会社の社員であった江口定條が大正2〜4年にこの地に構えた別荘が始まり。その後同社取締役の岩崎彦彌太が買い取り、改修を経て回遊式庭園に。

最終的に昭和49年に都が買い取り、有料庭園として開園したそう。

大正から昭和初期にかけて作られた武蔵野の別荘庭園として、国の名勝として指定されています。

園内に入るとなだらかに広がる芝生に、実際の広さ以上の開放感を感じます。建物は昭和初期のもので、江戸時代からある他の日本庭園とは雰囲気が少し違います。

紅葉亭からの眺め
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茶室として作られた紅葉亭は、園内を見下ろす場所に立っています。

鹿おどしがあったり、建物自体の古さも見どころですが、時間があればぜひこちらからの眺めを座って楽しんでほしいです。

かなり高低差がある崖を縫うように下まで続く道や水路、そこに広がる池の眺めはいつまで見ていても飽きません。

崖の道
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見下ろすと細い道がジグザグに進んでいる様が見えます。

その高低差を活かした水の流れも見どころ。武蔵野崖線という自然の地形を利用している、この庭園ならではの光景でもあります。

湧水の透明さは必見
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この庭園一番の魅力と言ってもいい、湧水源です。

国分寺崖線の下から湧き出る、天然の湧水です。これが驚くほど透明なんです。池の飛び石から間近に眺められますが、いつまでも見ていたくなるくらい、あまりの透明感に引き込まれます。

個人的にはこのためだけに殿ヶ谷戸庭園に入っても良いくらい、おすすめスポットです。

池も綺麗
殿ヶ谷戸庭園殿ヶ谷戸庭園

湧水を集めて作られたのが、紅葉亭から見下ろしていた次郎弁天の池です。湧水がもとなので、湧水が池に入る場所はとても透き通っています。

ちなみにこの殿ヶ谷戸庭園では、見どころを紹介するのに木の掲示板で表示しています。この表示の方法は各日本庭園で異なっているのが面白いところ。

竹林も
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次郎弁天池から少し進むと、竹の小径という竹林が広がっています。

竹が遠くまで続き、青々と茂る様子は涼しげ。夏に訪れると清涼感を得られそうです。

竹林のある道は園内の低い部分に位置しているので、竹林の反対側は上の方まで木々が続いています。

こじんまりとした庭園
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竹林から道を上ると、本館のある芝生広場に戻ります。

戻る間にも、梅や桜、藤棚やモミジなど、季節によって様々な花が目を楽しませてくれます。

他の日本庭園と違いかなり小規模ながら、土地の特徴と湧水を最大限活かした作りで、魅力が詰まった庭園です。

23区からは離れていますが、駅から近いこともありアクセスはしやすいので、ぜひ湧水を眺めに行ってみてください。

【最寄り】
JR中央線 国分寺駅より徒歩2分

【開園時間】
9:00〜17:00(入園〜16:30)

【閉園日】
年末年始
(12/29~1/1)

【入園料】
一般   150円
65歳以上 70円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)

【HP】
http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index036.html

このプランのマップ

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ライター紹介
静かな場所を求めて旅しています。東京の自然とゆったりできる隠れ家カフェを紹介する東京散歩コースのプロデューサー。https://tokyosanpocourse.themedia.jp/