訪れたのは、東京都港区赤坂は東京ミッドタウン内にある「Artisan de la Truffe Paris」(アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ)。
木を基調とした、シンプルかつオシャレな雰囲気のカウンターやテーブル席。東京ミッドタウンの中で一番の広さを誇るテラス席を有し、本格派フレンチとモダンな空間が魅力のレストランだ。
入口にはこちらのレストランでも実際に使われているオリーブオイルを始めとしたオリジナルギフトがラインナップ。メニューの中でお気に入りの物を見つけたら是非リストアップしてくれ。
そんな、トリュフ専門店では2018年からディナーコースがリニューアルされた。その名は「Gourmand」(グルマン)。トリュフをふんだんに使用した贅沢過ぎるディナーコースを是非紹介させてほしい。
まずはコースに入る前に食前酒。スパークリングワインで乾杯を。
◆クレマン・ド・ロワール・ブリュット...1,200円
6つの区画のブドウを使用。長い熟成により繊細な泡、花梨、白い果実の香りが楽しめる。フレッシュで上品な味わいが枯れた喉を潤してくれる。
※コース対象外
フレンチにてコース料理の〝楽しみ〟を担うAmuse(アミューズ)。
◆卵の殻に隠したスクランブルエッグ"ブイヤード"
期待を裏切らない仕事ぶりを見せてくれる。
卵の殻に身を潜めるトロトロのスクランブルエッグ。スライスされたトリュフが卵の濃厚さと良く合う。一度口に含めば舌の上で卵とトリュフが肌を重ねる。
その見た目はまるでマカロン。竹炭を練り込んだ技ありの一品。食感・香り共にサプライズがある。卵との対比が何とも素晴らしい。
コレには正直やられたね。バルサミコの酸味も良いけど、個人的にはオリーブオイルに含まれたトリュフの上品な香りがあまりにもツボで何度リピートしたことか。
Entree(アントレ)は2品からお好きな1品をセレクト。
◆ズワイ蟹と林檎のサラダ イズニー産フロマージュブランムースに隠れて
ズワイ蟹の旨味のタイダルウェーブ、かと思いきや共に現れるのは爽やかな林檎の甘味。
フロマージュブランムースが全体の味わいを優しく包み込みバランスを整えている。味の組み方もだけどこういう上品さはフレンチならではだね。
◆フォアグラのパルフェ トリュフハチミツと
濃厚なフォグラのムースとトリュフハチミツのシーソーゲーム。
爽やかな草原が脳裏を駆け抜ける新鮮な野菜たち。フレンチだからかしこまった物ばかりが出されると思ったらしっかり〝遊んでる〟じゃない。
すでに心はオーバーフロー。スパークリング・ワインがいつの間にかグラスから姿を消していたので、次に合わせて白ワインをオーダー。
控えるのは濃厚なポタージュとのことなので、こちらもそれに負けないしっかりとした味わいを。男も女も芯のあるヤツは嫌いじゃないよ。
※コース対象外
◆トリュフ香るキノコのポタージュ
〝名は体を表す〟なんて言うけど正にコレのこと。キノコの旨味がしっかりと活きたポタージュにこの白ワインは当たりだった。
全体に散らばるトリュフの香りがキノコのポタージュと良く合う。食べる度に鼻から抜ける香り、これがたまらないんだ。
Pate(パテ)は2品からお好きな1品をセレクト。
◆リコッタチーズとセップ、トリュフを贅沢に詰め込んだラヴィオリ
濃厚なチーズとトリュフの相性の良さ。
このモチモチとしたラヴィオリの食感。う〜ん...たまらない!いつまでも噛み締めていたい。
◆タリアテッレ フレッシュトリュフのクリームソース
こちらは更にトリュフの要素を足してきた。
フレッシュトリュフのその香り、上品な様は食べる前からその存在をアピールしてくる。クリームソースに絡まるタリアテッレ、どちらのパテも捨て難い。
パテも満足、完全にこの世界観に酔いしれている。今の気分をこのまま家まで持ち帰りたい。Platを考慮し、重めでいてスッキリとした一杯をセレクト。
この甘味も含んだしっかりとした味わい。優しさの中に男気を感じる。女性はこういうヤツが好きなのかな、ってついつい考えてしまう。
※コース対象外
おもむろにテーブルに置かれたトリュフボックス。一瞬トリュフチョコと見紛うほどの存在感。コレを持って来たということは…ぼくの直感が危険を察知している。
Plat(プラ)は2品からお好きな1品をセレクト。
◆鮮魚の一皿 甲殻類のエキスとトリュフをまぶして
その直感に間違いはなかった。先程のトリュフが目の前でスライスされ、料理へと降り注ぐ。トリュフの豪雨、暴力的なまでの贅沢さだ。
ふっくらジューシーな白身魚に甲殻類のエキス、そして上品なトリュフの香り...意識が朦朧としてきた。美味すぎて理性を保てそうにない。
◆牛頰肉の赤ワイン煮 ジュヴレシャンベルタンの香り
ウオッとあの子に気をとられていたら、モ〜とキミはヤキモチを妬く。魚と肉、どちらか片方なんて選べない。
柔らかすぎる牛頰肉は赤ワインでしっかりと煮込み甘味も十分。ジュヴレシャンベルタン、そのパワフルで男性的な品格は牛肉と非常に良く合う。
ディナーコース「Gourmand」(グルマン)はこの内容で8,000円(税抜)と言うのだから驚き。コスパが良いにも程がある。
大満足の料理とワインの数々、火照った身体を春の夜風でクールダウン。これからテラスが当たりの季節。
実は2018年3月16日(金)〜4月15日(日)の17:00〜23:00の間、幻想的な桜のライトアップが楽しめるんだ。
気になるあの子とお花見デート、「キレイだね」。その言葉は桜に対してかキミに対してか。男なら恥ずかしがらずに真っ直ぐ相手に伝えるべきだ。
此度のスイーツはいかがだったろうか?次回もキミの心をワクワクとさせる魅力的なスイーツを紹介するので楽しみにしていてほしい。
|お仕事のご依頼はこちら
http://ruisweets.com/contact.html
|スイーツ王子 Rui 公式サイト
http://ruisweets.com/
|Instagram
https://www.instagram.com/ruisweets_off/
|Twitter
https://twitter.com/ruisweets_off
|Facebook
https://www.facebook.com/ruisweets.off
店舗名:Artisan de la Truffe Paris(アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ)
ジャンル:フレンチ/ワインバー
店舗住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガーデンテラス 1F D-0118
電話番号:03-5413-3830
予約:可
営業時間:
[平日]
Lunch 11:00~15:30(L.O.14:30)
Dinner 17:30~23:00(L.O.22:00)
[土日祝]
11:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:東京ミッドタウンに準ずる
個室:有り