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初心者でも女子でも安心登山。温泉も食事も楽しめるプラン。北海道・様似町アポイ岳ジオパーク。

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2018/03/18
初心者でも女子でも安心登山。温泉も食事も楽しめるプラン。北海道・様似町アポイ岳ジオパーク。
登山に興味があるけれど、ちょっと不安だなという方、どこの山を登ったらいいかわからないという方、たくさんいらっしゃると思います。登山を純粋に楽しむのもいいけれど、下山後の楽しみもあるから、登山をする方って実はたくさんいるのです。今回は、初心者でも、女性でも楽しめる北海道登山、様似町アポイ岳ジオパークをご紹介します。
・掲載時点の情報です。最新情報については各施設のHPをご確認ください。
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7月から9月がオススメ。海を見つめながら広がる景色を楽しみましょう。
アポイ岳ジオパークビジターセンターアポイ岳ジオパークビジターセンターアポイ岳ジオパークビジターセンター

北海道の一番下、えりも岬にほど違い様似町にある標高810.5mの山、アポイ岳。標高からもわかるとおり、北海道の山の中でも、低くて環境が整っていてとても登りやすい山だと言えます。
登山中、景色が広がらない山だと、途中とっても苦しいと感じる人もいますが、このアポイ岳は、さまざまな表情を楽しめる山ですので、トレッキングの延長で登ることができます。十勝帯広から向かうとしたら、2時間程度でビジターセンターに到着します。登り始めは8〜9時頃でも大丈夫だと思います。標高が低いので早朝から登らなくてもいいところがポイントではないでしょうか。
ビジターセンターに車を停めて、入山記帳を必ずしてから登りましょう。登り始めてすぐ記帳ノートがあります。見つけられない方、不安な方は、ビジターセンターで確認を。

小さな歩幅で、こまめに水分摂取。トレッキングポールがあればより慎重に登山を楽しめます。
アポイ岳アポイ岳アポイ岳アポイ岳

登山の仕方として、大切なのはボチボチ歩くことです。早く前に進みたい、登り切ってしまいたいという気持ちに駆られてしまうこともありますが、ケガのもと、体力の消耗を招く原因だったりします。いつも歩くより小さな歩幅で、段差は一歩一歩小刻みに登ります。トレッキングポールを両手に持って挑めるともっと楽かもしれません。初めての方は1本1,000円のポールで充分です。
ここで、初心者の方にオススメの装備をご紹介。登山靴、リュック(20リットル程度でOK)、レインコート上下(使い捨てでも大丈夫)です。最低この3つを揃えると安心です。合わせてトレッキングポールがあるとなおいいと、お考えください。これから登山を続けるかわからないという方は、登山靴を買うことに抵抗があるかもしれませんが、このアポイ岳であっても、時には小川のよう水辺を歩くこと、岩山を歩くルートです。特に下山時にスニーカーだと、踏ん張る力が逃げてしまい、足を滑らしたら、捻挫するキッカケになります。できるだけ靴は買いましょう。あとは、脱ぎ着しやすい着替えを持参すれば、手持ちのもので充分です。夏山登山だと、私は長袖Tシャツ(クールマックス素材など乾きやすいととてもいい)、半袖Tシャツ、長ズボン(ジャージでも可ですが、もう少し素材しっかりしている方が安心。スポーツタイツにハーフパンツでもOK)、それに帽子、首にタオルを巻いて挑みます。これに防寒、雨対策にレインコートかナイロン素材の上下を持参します。装備が揃えられない時は、天候や体調の変化を感じたら、そこで中止すればいいだけと考えます。無理をしないことが重要です。

初心者の方なら2時間半で登頂のペースで。
アポイ岳アポイ岳アポイ岳アポイ岳アポイ岳アポイ岳

ペースよく登れれば2時間で登れる山です。でも、あくまでペースは自分が息切れせず登れるペースです。登りながら、ペースをつかみましょうね。
登山で難しいのはトイレですね。ビジターセンター以降、トイレとして用意されているのは、途中1カ所です。男性は山を汚さないことを考慮すれば、物陰で用を足すことも出来ますが、女性はなかなかそうも行きません。物陰=ルートから少し離れることにもなりますのでね。簡易トイレやそれらを入れる袋は必ずご持参下さい。
さて、登頂時の注意点です。山頂から実は海は見えません。山頂からはあまり景色を望まないうえあまり広い場所がないので、着替え、水分補給を済ませて足早に下山を始める方が多い所かもしれません。ちなみに私は、着替え後に持参したガスバーナーでお湯を沸かして、しっかりカップラーメンとコーヒーを堪能しました。これも登山の醍醐味です。塩むすびとチョコレートなどの甘いものを持参するといいかもしれません。塩むすびはあくまで「気分」です。
そして、下山ですが、登った時間-30分を目安にして下さい。慣れた方は更に短い時間で下山できますが、ここも急いでしまうと、疲れも出てくるのでケガをしやすいです。より慎重にどうぞ。

みついし昆布温泉蔵三

海に沈む夕陽を見られる露天風呂で疲れを癒しましょう

下山後、必ず寄って欲しいのは温泉。どこの山に登っても、帰りに温泉に入るのは、最高のご褒美になります。今回のオススメは、みついし昆布温泉蔵三。何がいいって、海を眺めながら浸る露天風呂です。しかも秋口であれば夕陽が海に沈んで行く様を見ることができます。
「この景色を見せたかったんだ」…と、おじさんがおじさんに言われましたが、若い世代の方達は、また来たくなる思い出に残る場所になること間違いなしです。
運転しない方も、まだここでビールを飲んでは行けません。次のオススメまで我慢です。

締めは、地元で取れた海の幸を舌鼓。ここで1日を振り返ってトークに花を咲かせましょう。
女郎花女郎花女郎花女郎花

このプランの最大のオススメかもしれません。やっぱり美味しいものを食べるのが一番ではありませんか?笑
ここは、食事処女郎花(おみなえし)さん。目の前に海の広がるお店。やっぱり海の幸食べないわけにいきません。オススメはやっぱりウニ丼です。それでも誘惑に負けてマグロの漬け丼を食べたのはここだけのお話。みんなで違うものを頼んで、インスタ映えする写真を撮影後、一口ずつ回して食べると幸せが何倍にも広がります。絶対に食べて飲んで語りましょう。
今回は、お酒は控えて食事後、車で帯広へ戻りましたが、朝6時集合、夜10時に帰宅。また楽しい1日となりました。

女郎花
場所:北海道様似郡様似町大通3-65-4
アクセス:様似駅から1キロほど 様似駅から752m
営業時間:11:00〜21:00(L.O.20:30) ランチ営業、日曜営業
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。