訪れたのは、東京都台東区下谷にある「入谷鬼子母神門前のだや」。
関東近郊の有名鰻料理店に職人を紹介する「野田屋東庖会」の直営店。関東鰻職人総本家の当主自らが料理長を務める鰻料理店は他とはこだわりが違う。
まず眼前に見せられるのは大ぶりな鰻。意気軒昂なその様にスイーツ王子も魅せられる。
この鰻が職人たちの手によりどう姿を変えるのか、想像しただけで心が震える。
◆うなぎ珍味三点盛り...1,680円(税抜)
まずは、前菜で様子見のつもりが完全に重たい一発を食らってしまった。うなぎ西京焼き/うなぎ八幡巻き/うなぎ一夜干し、鰻の三連星が織り成す旨味のジェットストリームアタック。
◆和ら麦(お湯割)...580円(税抜)
珍味の三点盛り、まだこの塩気を口内で楽しんでいたい。そこに合わせるなら「焼酎」の一択。
珍味の塩気をお湯割りにした焼酎で口内でマリアージュ。この楽しみ方はオトナだね。昼から気分良いわ。
◆うなぎハムとクリームチーズの酒盗和え...1,680円(税抜)
焼酎でボルテージを上げてきた所で「野菜も欲しいよね」、と。うなぎハムの旨味、クリームチーズの濃厚さ、まぐろの酒盗の味の深さと来たら。
これは日本酒やビールも合いそうだね。ヘルシー感覚で頼んだつもりが、おつまみとしてもイケるじゃない。
ぼくはコレを食べに来たのよ。幻の鰻「きょうすい」と匠の鰻「かねみつ」。どちらが良いか、いやどちらも食べたい。友人と来ていたぼくは直感的にこう呟く。
「ハーフ&ハーフで」
◆うな重...5,800円(税抜)
横暴すぎるこの選択。贅沢すぎる鰻の食べ比べ。2品オーダーするからできる裏技。
ご飯と一緒に鰻を箸の上に、その情景「箸の上の丼」と言ったところか。一度口にした瞬間一気にその世界観へと引きずり込まれた。
「美味いんだ」。今まで食べたどの鰻よりも美味く柔らかい。歯が無くても食べられる。
物を食べているのに可笑しなことを言っているかもしれないが事実だ。それ程までに柔らかい。
生き物は〝死〟を意識した瞬間ストレスで身が硬くなると言う。死をも意識させぬ包丁捌き、最高の瞬間を見逃さない火入れ、匠の仕事がこの逸品を通じてぼくの中に流れ込んでくる。
◆うなアイス...400円(税抜)
スイーツ王子がスイーツ食べなきゃ笑い草。ぼくにとってのメーンであり〆と言っても過言ではない。
アイスにかけられたのは鰻のタレ。通常よりも甘く煮詰めることでアイスのスッキリとした甘味を上手く引き立てている。
添えられるのはオレンジ。色合いも美しくオレンジの酸味が濃厚な甘味に丁度良い。ピールとか削れば更に見た目も華やかになるし、香り味わい共に広がりそうだね。
うなアイス、ぼくの目から見ても完全に〝あり〟だね。
真の鰻の味わいを、この店でしっかりと堪能させてもらった。大人の事情とか一切抜きで今まで食べた鰻の中で人生一美味かったわ。
此度のスイーツはいかがだったろうか?次回もキミの心をワクワクとさせる魅力的なスイーツを紹介するので楽しみにしていてほしい。
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店舗名:入谷鬼子母神門前のだや
ジャンル:うなぎ
店舗住所:東京都台東区下谷2-3-1
電話番号:050-5869-5137
予約可否:可(席のみ)
営業時間:11:00〜売切次第終了/17:00〜売切次第終了
定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜)