大分駅から臼杵駅までは、特急にちりんで約37分ほど。大きなホテルがないので、宿泊する場合は、駅前のビジネスホテルなどになります。
臼杵には国宝の臼杵石仏がありますが、駅前にはそのレプリカが安置されています。
臼杵駅から徒歩6分ほどで、山田屋に到着しました。
人口4万人ほどの臼杵は、山田屋の他にも、ふぐを提供するお店が十数店ある「ふぐの郷臼杵」と呼ばれます。この町に、ふぐを食べるために、わざわざ市外や県外から人が訪れます。
営業時間:ランチ 11:30-15:00(L.O13:30)
ディナー17:00-21:30(L.O19:30)
定休日:不定休
今回は15000円のコースです。ランチも営業しています。こちらは前菜。部屋にもよりますが、庭園を眺めながら食事をすることができます。山田屋は創業から100年以上の老舗で、『globe』のKEIKOさんの実家としても有名です。
下関などでは、ふぐを1日寝かせて熟成させることが多いようですが、臼杵のふぐ店の特徴は、その日捌いたものを使います。料理する時には、まだ身が活きているため、薄く切ることができないそうです。新鮮だからこその、少し厚めのふぐ刺し(てっさ)は、歯ごたえがあり、しかもボリューム満点。ふぐの皮の湯引きも美味です。
さらに、大分県だけの最高のお楽しみがまっています。これは、ぜひ自分の目と舌で確かめてください。それによって、ふぐ刺しの美味しさはさらにUP。写真は掲載できませんが、ふぐ寿司も最高です。
ふぐの白子焼きは、口の中に広がる芳醇な味わいと、とろける食感は格別です。ふぐの唐揚げはカボスをかけていただきます。こちらも身がやわらかくて絶品。
ふぐのひれ酒は、火をつけてアルコールをとばす演出も。ふぐ料理にははずせない組み合わせです。おかわりは、お酒を追加してもらえます。
ちり鍋を、自家製のポン酢でいただきます。臼杵市は味噌・醤油の生産量が西日本一で、カボスの産地。それぞれの店のオリジナルのポン酢も臼杵ならではのこだわりです。
ふぐの出汁でつくった雑炊と、甘味で終了。料理は文句なく最高ですが、店員さんや美人大女将の接客も素晴らしく、感動が残る名店です。山田屋の東京のお店はミシュラン三ツ星を獲得していますが、それでもやっぱり本店を訪れてほしい理由があります。最高のふぐ料理を食べるために、ぜひ臼杵へ!
臼杵の観光はこちら
https://play-life.jp/plans/20760