都営大江戸線蔵前駅のA5出口を出ると、道路を挟んで向かい側に、カフェがあります。
台湾カルチャー、クリエイティブに関するヒト、コト、モノを日本のライフスタイルに浸透させるプロジェクト「台灣品質」が手掛けるカフェのようです。
日常に台湾をテーマに掲げているようで、カフェでは飲食しながら台湾カルチャーに浸り、雑貨屋になっている隣の店舗で日常使いできる台湾を持ち帰れるようになっています。
カフェは、タイルの壁面、木枠の入口にエメラルドグリーンののれんが映えます。入口だけでなく、全体的に色使いや素材のセレクトにセンスを感じます。
店内はこじんまりとしていて、それほど広さはありません。
展示によってレイアウトは変わるようですが、この日は二人掛けのテーブル×1、4人掛け×1でした。
奥がカフェの注文スペースになっています。黒い壁の部分にメニューが書いてありますが、台湾の食を知らないとちょっと迷います。
迷ったときは、どんなものか素直に聞くと丁寧に教えてくれますので、安心してください。
席の反対側の壁には、台湾カルチャーがぎっしり。
入口に近い方には雑貨が所狭しと並び、台湾茶や雑貨、台湾に関する本がたくさんあります。
台湾茶と、魯味(ルーウェイ)という台湾のおでんをいただきました。
台湾茶ははちみつの香りのするお茶で、さっぱり飲みやすいです。小さな茶器はお茶の香りを味わうためのもので、大きなカップで味を楽しみます。味が変わらないよう、ピッチャーがあるのが嬉しいところ。さらにおかわりもできました。
魯味は台湾のおでんだそうで、台湾のB級グルメとして人気があるそうですね。独特な香りと味はまさに台湾を感じさせるものでした。
雑貨や本、食などで一通り満足して周りを見渡すと、小物にまで気を配っていることがわかります。
鉄の箸や壁にかかったポスター、テーブルの上の小物など、どこに目を向けても台湾を感じさせるものばかり。
床や壁、天井の装飾など、色合いや素材の統一感があり、とても清潔感のある空間です。
そんな空間に細かいところまで台湾を感じさせる世界観があることで、安心して台湾を五感で楽しめました。
台湾茶が何種類もあったり、台湾版のおでんがあることさえ知りませんでしたが、出る頃には台湾がちょっと身近になった気がします。
台湾が好きな方はもちろん、台湾を知らなかった方でも楽しめるカフェです。
【最寄り】
都営大江戸線蔵前駅よりすぐ
【営業時間】
11:00〜21:00
【定休日】
なし