木曜日の10:30、チケット売り場は10分待ちの行列でした。
ポイントはチケットを予め買っておく。
買うタイミングがなく並ぶ場合は今の季節、直射日光が厳しいので日傘や飲料水など熱中症の対策をお忘れなく。
展覧会を楽しんだ帰り道14時はチケット売り場に行列はありませんでした。
この時間帯に行くのもおすすめです。
チケットを購入後、館内に入ってからも入場制限で入り口まで20分待ちました。
館内は無料WIFIがあるので待ち時間にビュールレコレクションについて調べているうちに期待で胸が高鳴ります!
やっと順番が来ても、やはりゆっくりと近くで見るには至難の業。
そんな時も音声ガイドがあれば紹介文を読むために近づかなくても絵や背景についてじっくり学べます。
音声ガイド(520円)は一般版とジュニア版があり、ジュニア版はこどもだけでなく大人までも聞きやすいと評判です。
モネの蓮の池。こちらの空間は写真撮影OKだったので大混雑。
じっくり順番を待っていると、綺麗な写真を撮ることができました。
高さ2m×4mの大作「睡蓮の池、緑の反映」は蓮の池が切り取られたように真っ白な壁に美しく輝いています。
モネが一筆一筆丁寧に全力で描いた穏やかな生命力を感じます。
そんな大作を背景に写真が撮れるんです!
言葉にならないほどの感動です。
こんなに大きな絵をここまで運んできてくれて本当にありがとう、、と思いました。
売店の熱気あふれる混雑ぶりはこの感動の展覧会の大成功が伝わります。
販売されているものは壁に張り出されているのでじっくり考えてお目当てのものが見つかったらすぐにレジまで行きましょう。
そこでも長蛇の列が待っています。
私はゴッホの亡くなる年(1890年)に描かれた「花咲くマロニエの枝」のプリントされたタイツ(3,800円)を購入しました。名画を身に着けられる緊張感と喜びにワクワクです!
長蛇の列もお目当てのものを見つめつつ、またWIFIのおかげで絵画や画家など展覧会の復習をしたり余韻に浸っていると早くにお会計までたどり着く気持ちになるのが不思議です。
長蛇の列からガチャガチャを発見!こちらは並ぶことなく展覧会の中の絵画バッジが手に入ります。お会計後でも楽しめます。
そして!
大当たり!!
欲しかった、セザンヌの「赤いチョッキの少年」とルノワールの絵画史上、最も有名な少女像ともいわれる「イレーヌ・カーン・ダン ヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」が出てきてくれました。
ガチャガチャのチェックもお忘れなく!
館内の売店は1階と地下1階にあり、1階は建物が面白いです。
地下1階はデパートのステーショナリーやブックコーナーのようにセンスが良く、思わず手に取りたくなるグッズが沢山並んでいます。
この展覧会に合わせて花のボールペンも通常の倍以上の品揃えになっていました。
私はハナミズキのボールペンを購入しましたが、まるでお花屋さんの店頭にいるかのように悩んでしまうほど可愛いお花がいっぱいです。
国立新美術館内には1つのレストラン、3つのカフェがあります。
オシャレな空間でハイセンスの椅子に座り新緑が美しい景色を眺めるのは最高の時間です。
ランチタイムは展覧会は比較的空いているので入場制限もなく入れます。
展覧会が混んでいたら、広い館内を楽しみつつ、混雑の時間帯をずらし入場するのもおすすめです。
お天気も良く広々とした美術館に子供もご機嫌でした。
美術館の近くにはカフェやレストランも多く、ランチも楽しめます。
ゆったりと贅沢なアート時間を過ごせます。
この国立新美術館の東京展は5月7日まで。
この後九州国立博物館(5月19日~7月16日)、名古屋市美術館(7月28日~9月24日)と開催されます。