1592(文禄元)年、水戸城主・佐竹義宣公によって創建され、1598(慶長3)年に本殿を建立し、水府総鎮守として鎮祭されました。
1694(元禄7)年、那珂西村(現城里町那珂西)へ移遷されましたが、1709(宝永6)年、那珂西からふたたび水戸に遷座されました。
以来、水戸藩主代々の守護神として信仰されてきました。
国指定重要文化財である本殿は創建当初のもの。
平成10年に修復され、安土桃山の荘厳な輝きが復活しました。
古来より農・工・商の神、厄除・子育て・戌亥年生まれの守護神として嵩敬を集めております。
また、戦災を免れたため文化財も多く蔵しています。樹齢700年、葉の先に実を結ぶ御葉付公孫樹(オハツキイチョウ)は国指定天然記念物となっているほか、拝殿及び幣殿・随神門が市指定有形文化財になっています。
茨城百景、茨城観光百選、市民が選ぶ水戸百景にも上位で選ばれ、5月下旬からは、50種5,000株を超えるアジサイが境内を美しく彩ります。
そして、拝殿の両脇に「右近の桜」「左近の桜」があります。徳川斉昭公、お手植えの桜と伝えられています。
境内には干支の銅像もあり、それぞれお詣りすることもできます。
境内はとても広く、そして、とても綺麗に手入れされており、気持ちよくお詣りすることができました。
みなさんも、水戸までお出かけの際には、ぜひ!こちらにお詣りされてはいかがでしょうか?