他府県からのアクセスは、京阪電鉄出町柳から叡山電鉄に乗り換えがおすすめ。観光用に新型車両もできました!かっこいいですね。
高野川のほとりに佇む修学院駅からお散歩スタートです。駅からすぐの高野川は、鴨川の支流で、山に近い分新鮮な自然が楽しめます。たまに鹿が山から降りてくることも!
京都市民も案外知らない、穴場中の穴場、鷺ノ森神社。見事なカエデの大木がたくさん植わっているので、新緑の季節はもちろん、紅葉の名所でもあります。
紅葉の写真と見比べても、面白いかもしれません。
山道を辿って曼殊院門跡まで歩く道のりはまるでハイキング。都市部から数十分でこんな自然に触れられるのは、山に囲まれた京都ならでは。
曼殊院の門の丁度手間には、曼殊院天満宮という天満宮が。このサイトでスポット設定できないぐらいの隠れスポットですが、池には鯉や亀も泳いでいてなかなか見応えがあります。
紅葉や庭園で有名な曼殊院門跡。紅葉の季節は大変な混雑ですが、新緑シーズンはまさに狙い目です!
博物館にも展示される何十点もの室内装飾や宝物が、あるべき場所で鑑賞でき、広大な面積の建築と庭園をじっくり眺めながら、とても充実した時間が過ごせます!
平安時代後期に描かれた国宝の黃不動明王図はここの収蔵品で、現在本物は国立博物館にありますが、高品質の複製が見られます。
限定公開されている不動明王坐像は江戸時代の丈竹の版画に彩られた「竹の間」に安置され、「虎の間」では絵師・狩野永徳のものと伝えられる襖絵が楽しめます。
宝物の中には江戸時代にやってきたベネチアングラスまであったり、この他にも山のように見るポイントが。
建築自体も、訪問客を想定した大規模な台所「上之台所」があったり、なかなか他のお寺にはない特徴を楽しめます。
というのも、曼殊院門跡は門跡寺院と言われる皇族や公家が住職を務める有力寺院の一つなので、建築の規模や美術品の収集力が他より大きいのです。