神保町駅から皇居を取り囲む御堀の橋を渡るときに、きれいな白鳥や大きな鯉、スッポンまで顔を出してくれ、良い散歩コースでした。
今回は2歳と10歳の子連れで訪れました。
「最後尾はこちら」の看板からチケットを買うまで長蛇の列でしたが20分ほどで入館できました。
代表者が並べばいいので、子供たちは売店の売り物見本を楽しみつつ待っていました。
2歳児が最初にとりこになったのは歴代の国産車トミカが展示されているコレクションウォールでした。
ドライビングシミュレーターやタウンドライビングなどモニターを見つつ実際運転できる大人気コーナーもこちらにあります。
日本人が発想した3Dプリンタの実物を初めて見た私は大興奮です。
人間の発想は無限で、努力があれば不可能を可能にすることを目の当たりにできます。
東京を中心とする92の美術館・博物館等の入場券・割引券が1冊にまとまったお得なぐるっとパス(2,200円大人料金のみ)で科学技術館では大人の入場料が無料になります。
有効期間は最初に利用した日から2ヶ月間ですが計画的に使えばかなりお得です。
パス詳細はこちら[https://www.rekibun.or.jp/grutto/]
パス掲載の美術館などでスタンプラリーも行われていて、こちら科学技術館では3階のエスカレーターを上った突き当りにありました。
実験教室やレーザークラフトなど当日予約で参加できるイベントもありますが定員があるので入館してすぐに予約しましょう。
今回11時半の入館時点でレーザークラフトは満員で参加できませんでしたが液体窒素実験の見学ができました。
人間の力で車が持ち上がる?大きな重たい鉄球を転がすことができる?
歯車やネジ、バネを使うと力持ちになれるんです!
2歳児では車を持ち上げられませんでしたが10歳は楽々できました。
動体視力が試される、、と思いきや一点を見れば躍動感ある月と太陽が見えてくる、アニメーションの世界を体験できます。
科学に美学を感じるフォトジェニックエリアです。
同じくオプトエリアにあるトリックギャラリーは偏光板で美しく不思議な模様を見せてくれます。
ライト アイランドでは光の屈折を触って確認できます。
子供も大人も科学にうっとりコーナーです。
7台のカメラでスローモーション撮影をするコーナー。
「GO」の合図で思う存分ジャンプ!自分の飛び方を分析できます。
券売機でチケットを買いセルフの食堂のようなコスパ◎のレストランです。
時間無制限のお惣菜ビュッフェ、カレーおかわり自由、フリードリンク、サラダバーまであり、ファミレスのようでした。
とても広いのであまり待ちませんが遅めだと売り切れメニューが出てきます。利用したのは12時半でしたが豚ロースカツが売り切れていました。
お弁当持参でも、軽めのランチで軽食レストランを利用しても、広い休憩所があるのでゆっくりと食べられます。
館内は5階以外は飲食可能で飲食スペースもあるので子供の気分でタイミング良く食事ができます。
でっかいしゃぼん玉の中に入ってお友達や保護者がシャボン玉を作ります。お互いのチームワークもいるので真剣に楽しめるコーナーです。
音や風の力を体感できるコーナーもありました。
座標の部屋では壁・天井が大きく傾いている空間の中に入ります。まだ三半規管が発達段階なのかな?と、真っ直ぐ歩けなくなった2歳児が可愛かったです。もちろん大人が歩いてもハラハラします。
暗い中でたかれるフラッシュとも遊べます。
このエリアは目がチカチカするので、休み休み、食後すぐは避けて体験することをおすすめします。
入館してすぐは遊ぶことに必死だった子供たちも、自分の発想で目の前の道具を使って好きなだけ実験ができることに気が付くようです。
「13番目の僕の顔を見る!」と全力で頑張っていました。
ベビーカーはエレベーターを使用しフロアを移動します。
大きなエレベーターに乗るだけでもエンターテインメント!なんとこの業務用エレベーターは124人乗り8,100kgまで乗れる、と気づいた息子はエレベーターに尊敬のまなざしでした。
おむつ替えベッドのあるトイレもあり助かりました。
ミュージアムショップでは科学の不思議を追求するグッズや宇宙食、科学の本など充実のラインナップでお土産や贈り物にも喜ばれそうです。面白いグッズの数々を見る時間もお忘れなく。
平日は驚くほど空いているそうです。
家路についたとき「また行きたい!」と子供たちからアンコールのファンタスティックな施設でした。