八坂神社が徒歩で10分ほど。最近なぜか観光客人気が急上昇の安井金比羅宮。由来を遡れば七世紀後半に藤原鎌足が創建したと言われる、京都の中でも古い来歴を持つ神社です。
保元の乱で破れた崇徳天皇を祀っており、縁切り縁結び碑(いし)が有名です。形代という身代わりのお札に願い事を書き、石に空いた穴を潜ってからお札を石に貼るという手順。お札が多すぎて真っ白でもしゃもしゃの塊にしか見えないことが多いです。
なぜか呪いをかけるかのような願い事が多くなってきていますが、本来は悪縁を切り、良縁を招くところ。
妬みや悪縁から守られるからでしょうか、芸能関係者にも縁の深い神社で、やすしきよしや茂山千之丞ら、昭和の上方芸能を代表する芸人さんたちの絵馬も、隠れたみどころです。ぜひチェックしてみてください！
源頼家が創建した建仁寺は、京都最古の禅寺。かの有名な俵屋宗達の国宝『風神雷神図』や、海北友松の襖絵など、豊富すぎるほどの文化財を所持しています。広大な敷地のなかに、禅寺らしい質素でたくましい建築が並ぶ一方、庭のデザインも個性に溢れています。
滑り込みで夕方からの拝観を楽しむのもよし、三門やお庭だけでも夜に観賞するもよし。祇園の喧騒から逃れて、東山の隠れた楽しみ方ができるでしょう。
海外、特にイスラム圏からのお客さんに大人気のまぜそば。ハラールメニューの充実、奥にお祈りの部屋も完備、単純に英語メニューが使えるなど海外からのご友人との訪問には良いことづくしです。
私はマレーシア人の友人に教えてもらったんですが、まぜそばもしっかり美味しくてリピーターになっています。
