東洋文庫は駅から徒歩3分のところにある図書館です。
1924年に設立され、東洋学分野においては日本最古の図書館といわれています。
特定公益増進法人に認定された財団で、蔵書数はなんと約100万冊!その多さが歴史を物語っています。
東洋文庫へは今回初めてきたので、いろいろと見学をする前に腹ごしらえ。
オリエント・カフェに行くことにしました!
オリエント・カフェの行き方は2つ。
1つ目は東洋文庫ミュージアムに入ると、そのまま専用通路から行くことができるのですが、カフェのみ利用する人も多いため、外側にも通路があります。
その通路へは、東洋文庫の建物を正面にしたら左手に進むと駐車場があり、その奥にカフェがあります。
店内はこんな感じ。
外に照らす席と広いお庭があり、天気がいい日にはこちらでのランチも楽しめます。
ほかにはテーブル席、カウンター席がありました。
ランチどきということもあってか、テーブル席は予約でいっぱいだったのでカウンターへ。
こちらは夜になるとお酒の販売もしているので、焼酎やウィスキーなどが置いてあります。
今回私は文庫ランチ「マリーアントワネット」(1,960円)を注文!
少し高いですが、やっぱり図書館のカフェに来たら、こういった変わったランチを食べておきたいところ!
この箱には樹齢115年の杉が使用され、漆塗り加工が施してあります。
中身はシェフが厳選した素材の和洋折衷弁当のお重になっています。
写真は中身をチラ見せ…。詳しくはのちほど!(笑)
このマリーアントワネットには、サラダ・スープ・ドリンク1杯がついてきます。
サラダは葉物の野菜にあっさりめのシーザードレッシングがかかっていて、おいしいです!
スープは薄めのコンソメスープにクルトンが入っていて、塩分控えめ。
じゃーん!お待ちかねの中身です。
上・左からローストビーフ、冷たい茶碗蒸し、あられが入ったエビと鶏肉のから揚げ、ビーフシチュー、菊の花が入った酢飯です。
なんと豪華なのでしょう…!
全てが優しい味でおいしく、1つ1つ味わって食べました。
個人的なイチオシは、ビーフシチュー♪
コクがありまろやかで、お口のなかがとろけました~!
全て食べてもずっしりした感覚がなく、ちょうどよい量です。
東洋文庫ミュージアムへは一階のエントランスから入ります。
一階には所蔵品をモチーフにしたペンケースや絵葉書などのオリジナルグッズが販売されています。
ミュージアムへはそのショップの奥の受付で入館料を払い、入りましょう。(大人900円、大学生 700円、中・高校生 600円、小学生 290円 )
2万冊の本が所蔵されているというモリソン書庫。
触れることはできませんが、撮影はOKなのでiPhoneやカメラで撮影してみてください。
床から天井まで、見渡す限り本がずらり!
その名の通り、モリソンが集めたアジアについて、ヨーロッパ語で描かれた文献が多数あります。
中央にはふかふかのソファーがあり、そこでぼーっとするとなんだか気も安らぎます。私はぐるっと一周して2度ほどぼーっとしていました。
左の部屋では、企画展「悪人か、ヒーローか」がやっていました。
日本の歴史上に残る人物だけではなく、始皇帝や曹操など昔の中国にいた人物などもとりあげられています。
こちらは9月5日(水)までやっているので、ぜひ足を運んでみてください。
こちらは「回顧の道」。
私が東洋文庫ミュージアムで2番目に好きなスポットです。
ところどころの床には石が敷き詰められ、シースルーになっています。
過去と未来をつなぐ道…。
なんだか幻想的ですね!
こちらのディスカバリールームでは、年に3回ほど東洋と西洋を扱った展示がされています。
私が好きな水滸伝に登場する豪傑たちの絵が飾られていました。
中学や高校の世界史では習わなかった発見があり、面白いですよ。
展示室内は広々としているので混雑を気にせず楽しめます。
ちなみに先ほど紹介したマリーアントワネットのお重は、写真3枚目、「イエズス会士書簡集」が元となっています。
来館の記念に、手帳や本などにハンコを押して帰りましょう!
ちなみに今回は1階をメインに紹介しましたが、2階では三国志や江戸時代など東洋の歴史に関する講演会をやっていたり、3階では研究資料を閲覧したりすることができるので、時間があれば行ってみてください♪
【営業時間】ミュージアム10:00〜19:00(入館は18:30まで)/オリエント・カフェ11:30〜21:30
【休館日】毎週火曜日(ただし、火曜日が祝日の場合は開館し、水曜日が休館)
年末年始、その他、臨時に開館・休館することがあります。
【店舗HP】http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/guidance.php
www.toyo-bunko.or.jp/museum/