戦艦「大和」を中心として、明治以降の呉の歴史を学ぶことができる科学館。
人間魚雷「回天」などの実物資料や、船の科学技術を体験できるシュミレーターがあり、子どもから大人まで、家族で楽しむことのできるスポットです。週末にはさまざまなワークショップも開催されています。
呉を訪れたならまず、その歴史を体感してみては?
裏手には大和波止場という公園があり、行き来する船を眺めたりと、港の景色を楽しめますよ。
みなさん「海軍カレー」って知ってますか?
江戸時代後期から明治時代にかけ、海軍の長期洋上任務の艦内で偏ったバランスの食事を改善するため、カレーライスが採用されたことに由来する呉の名物メニュー!
現在の海上自衛隊でも、毎週金曜日はカレーライスを食べることになっているそうです。
呉ではいろいろなお店で「海軍カレー」を食べることができ、その味はそれぞれのこだわりが詰まっています。この「呉ハイカラ食堂」では潜水艦「そうりゅう」のカレーを提供しているとのこと。
潜水艦をイメージする店内でわくわくしながらいただきます!
ここは「てつのくじら館」の愛称で知られる、海上自衛隊呉資料館。
建物の前に立つゆうしお型潜水艦の「あきしお」のインパクトがすごい!
そしてこの「あきしお」の中に、実際に入って潜水艦の内部を体験することができるんです。
1階から3階まで、普段あまり知ることのない海上自衛隊のことがわかる展示が充実しているだけでなく、この展示がすべて「無料」で体験できちゃうのもうれしいところ。
普段、博物館や美術館って堅苦しい...と思っている人も呉に行ったらぜひ立ち寄ってみてください!
映画『この世界の片隅に』の作中、主人公のすずさんと周作さんがデートで語り合ったのがこの「小春橋」。二人の心の距離が縮まっていく様子がとても印象的なシーンです。
現在は架けかえられて新しい橋になっていますが、そこから見える川と呉を囲む灰ヶ峰を眺めれば、映画を体感するような気持ちにきっとなるはず。
すずさんたちの見た風景に思いを馳せてみては?
すずさんが嫁いだ北條家から呉の街に出るシーンで「あの建物、なんだろう」と思った人も多いのではないでしょうか。
ここは国の重要文化財にもなっている旧澤原家住宅(三ツ蔵)。呉軍港空襲を奇跡的に免れ、今も残る貴重な建造物だそうです。
小春橋から街を通り、ここへ向かう道も坂の多い呉らしい街並みを堪能できますよ。周りは住宅地なので、訪れるときはどうかお静かに。
たくさん歩いて疲れたら、最後は呉のおいしい地ビールで乾杯!
厳選された麦とホップ、酵母を原料に使用し、呉の名水『灰ヶ峰の伏流水』で仕込んだビールは味わい深くておいしい!ピルスナー、ヴァイツェン、黒のアルトと、色々なビールを飲み比べられるのもうれしい。
なんと、3点飲み比べセットで1000円!ちょっとずつ、たくさんの種類を飲んでみたい人におすすめ。
おつまみも、呉名物のがんす天や広島といえば!の牡蠣など、メニュー豊富でおひとり様でもグループでも楽しめますよ。