教えるのがもったいないくらいの穴場スポット。洛北の寺院の中でも、庭園の豊かな美しさは随一!
山の岩肌に面して音を立てて小川が流れ、モミジやマツなどの植物とともに、険しい渓谷のような眺めを作っています。
青もみじも見事ながら、地面も立派なコケに覆われ、豊かな水量に支えられた池の水は小川のせせらぎの音とともに澄みわたり、洛北の自然観をまるごと詰め込んだような世界。五感で楽しめる情緒豊かな名園です。
修学院エリアの、曼殊院までの道にある隠れスポット。どこからどこまでが境内なのか私もよくわかっていないのですが、とにかく自然の力で楓がのびのび育っているので、小さくて手入れの行き届いた庭とは違った魅力が味わえます。特に背が高い青もみじは写真には映える、まさにインスタ映えスポットと言えるでしょう。
紅葉でも有名な、苔のカーペットともみじの回廊は抜群に美しい曼殊院。境内だけでなく、参道でも青紅葉がたのしめるのが特徴。特に外のもみじは、広々とした自然の中でたくましく育っており、より力強い風景が楽しめます。
門跡寺院ならではの豊富な収蔵品と並んで、広々とした庭も季節を問わず美しいですよ。
一乗寺からすぐの言わずと知れた名所。「緑の丸」が並んだ風景で有名ですが、とにかく庭が奥に広い。青紅葉だけでなく、あじさいやつづじなどお花も楽しめます。さらに、境内には水が豊かに流れているので、涼やかに京都を楽しみたい人にはベストスポットかもしれません。
「床もみじ」で有名、実相院。青紅葉のときも、床に反射する紅葉が美しい。夏は、秋ほどの混雑には見舞われずに、門跡寺院ならではの広々とした境内・庭園を楽しむことができます。四季を問わず庭園は美しく、特に植えてある楓がとても立派。鮮やかな黄緑に色づき、葉の付き方も見事で、青紅葉のシーズンにもぜひ訪れたい名園です。詳しくは別記事でも案内していますよ!