今年もコレド室町にて開催されている「アートアクアリウム」にやってきました。
大学生のときから足を運んでいる私にとっては、毎年心待ちにしているイベントでもあります。
夏の夜に行きたい、涼しいイベントといえばこれに決まりです。
その前に、まずコレド室町前の参道「仲通り」で開催されている、デジタルアートを見に行きました。
金魚柄の提灯が飾られており、水面に映る花火を表現したデジタルアートが地面に映し出されています。
まずはここで写真を撮りましょう!
エスカレーターで4階の受付に行きます。
平日の閉館間際だからか、とても空いていました!
オープンしたばかりの土日は行列ができるほど激込みとのお話があったので、人混みが苦手な人は月~木あたりの平日で夜遅くに行くことをおすすめします。
では、窓口でチケット(1,000円)を購入して中に入りましょう♪
まず、去年と違う見どころはここ!
入ってすぐ、天井を見上げると無数の金魚が泳いでいます。
時差で水槽がピンク、緑、青…とカラフルにライトアップしているのがとても綺麗です。
こちらは、アートアクアリウムのアーティストである木村英智さんが、なんと5年の歳月をかけて実現したのだとか!
腕がプルプルしてきついですが、ここは頑張って写真を撮っておきましょう。
年々進化するアートアクアリウムですが、来年はどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょう?早々と期待してしまいます(笑)
今年のテーマは「真の日本」ということで、
屏風のような水槽に入った金魚を見かけました。
〈大政奉還金魚大屏風〉という作品名です。
屏風型の水槽のなかには、小赤や黒出目金が泳いでいます。
ゆらゆらと泳いでいる金魚に見とれていると、時間が経つのを忘れてしまいそうになりますね。
ここは会場の中で1番人気の撮影スポットでした☆
引きで撮っても良し、ズームで金魚を撮っても良し、さまざまな角度から鑑賞と撮影ができるのが良いですね。
今年鑑賞をしてみて印象的だったのは「フローティングリウム」に巨大な日本産の”錦鯉”が数匹泳いでいたこと。
水槽に入っていることで大きく見えるのかと思っていたら、実物もかなりBIGサイズという驚き。
その大きさは1m越えなのだとか⁉
白地に赤の斑点模様が綺麗な鯉。
その美しさは、外国人にも大人気だそうです。
泳ぎ方やヒレの「色っぽさ」から日本の美を感じるのだとか。
真上からではなく、横から見ると非常にシュールですが、
もし海外にお友達がいるなら、ぜひ今年のアートアクアリウムに連れて行ってあげてほしいです。
写真真ん中のドーム型の水槽は「アースアクアリウム・ジャポニズム」と呼ばれています。
水の惑星・地球をイメージした作品なんです!
こちらも時差によって水槽が色とりどりにライトアップされ、どこから見ても非常に魅力的です。
鯉や小赤のほかには、ぷっくりしたほっぺが可愛い水泡眼もいました。
水泡眼は泳ぐ速度が遅いので、わりと写真を撮りやすいかもしれません。(近づきすぎると水に濡れる可能性があるので注意!)
写真5枚目の江戸切子は、年々継続して展示されていますが、私はこれが好きでついつい写真を撮りたくなってしまいます♡
伝統的な日本文化と現代的なテクノロジーが融合され、見渡す限り幻想的な空間になっていて、癒されますよ。
次の部屋に進むと、江戸切子の技法を用いた水槽に金魚が入った「キリコリウム」や、手毬をイメージした丸い水槽に金魚が泳いでいる「テマリリウム」などの作品がずらっと並んでいました。
先程の部屋とは異なり、あえて周囲のライトを消すことで水槽の形や伝統工芸品の美しさが際立ち、更に日本文化の美に触れられます。
上からドっと湧き出る水のなかで、ランチュウや出目金が元気に泳ぐ姿は、とても優雅でした。
最後の部屋には、日本刀「翔英美天命(しょうえいびてんめい)」が飾ってあります。日本刀の刀工の一派である月山貞利さんが、この企画のために特別用意したそうです。
その偉大さは一目見れば分かるでしょう。
中央の屏風にはデジタルアートを背に泳いでいる金魚がいて、
刀と金魚の未曾有のコラボが楽しめます。
また、写真3枚目は出口付近にあった水槽の写真です。
煌びやかなビー玉が敷き詰められた水槽の中に金魚がゆる~っと泳いでいて、アート鑑賞の締めくくりには相応しい、爽やかな演出でした。
私はここが1番好きかもしれません♪
アートアクアリウムをより楽しむ方法をお届けします♡
鑑賞を終えたら、出口すぐのBARへ。
夜景を観ながら、おいしいお酒が楽しめますよ♡
種類は日本酒や甘いカクテルなど…会場ならではのオリジナルドリンクが揃っています。
金魚をイメージした、人気No.1のデザートカクテル「らんちゅう」(1,500円)は売り切れだったので、スイカのカクテル「ピンポンパール」(1,500円)を注文しました。
スイカ、ソーダ、カンパリ、ウォッカを混ぜて作ったお酒で、
果汁の甘さのなかにもちょっぴり苦味があって大人の味でした!
中にはシャリシャリしたスイカのアイスが入っていて、まさに夏に飲みたいカクテルにぴったりです。
最後にグッズ販売があるショップに行きました。
団扇やハンドタオル、金魚のキーホルダーなど、
涼し気なデザインが魅力的です。
1つ1,000円もしないので、アートアクアリウムに行った記念に買うのも良し、お土産としてあげるのもよし。
2018年アートアクアリウムの魅力は伝わりましたか?
【開催期間】7月6日(金)~9月24日(月・祝)
【開催時間】日-金曜日 11:00-22:30(最終入場:22:00)
土・祝前日 11:00-23:30(最終入場:23:00)
【公式HP】http://artaquarium.jp/nihonbashi2018/