こちら「大谷資料館」は、栃木県宇都宮市にあります。
”大谷石”とは、栃木県宇都宮市大谷町付近一帯から採掘される、流紋岩質角礫凝灰岩の総称です。
採掘が本格的に始められた江戸時代の中頃から、機械化になる1960年(昭和35年)頃までの道具といえば、数本のツルハシ類と、石を運ぶときに使われた背負子ぐらいしかありませんでした。
また、大谷石の採掘方法には、「平場掘り」と「垣根掘り」という2つの掘りかたがあります。
この2つの採掘方法を組み合わせ、「露天掘り」、「坑内掘り」というような採掘場の形態がみられ、採石が行われていたようです。
そんな様々な様子の紹介から、こちらの資料館は始まります。
そして、いよいよ地下に潜入!(笑)
中に入ってすぐ、「寒いっ!」
そう… ここは真夏でも10℃前後。上着が必要な温度になってます。
そして、先に進むと、そこはまさに「地下宮殿」でした。
一般の人々の目に触れることなく「未知なる空間」と呼ばれた、地下採掘場跡。
その広さは、2万平方メートル、深さは、30mにもおよびます。
石肌には、手堀り時代のツルハシのあとが残り、ずっしりと年輪の重さを感じさせ、地下の巨大建造物を思わせる景観は、この地ならではの圧巻です。
しかも、それがライトアップされているので、本当に幻想的です。
さらには、外気温と差が大きくなる今は、結露が発生して、さらに美しい姿が映し出されます。
こちらでは、たくさんの撮影がされています。
仮面ライダーやウルトラマン、勇者ヨシヒコなど、
また、ミュージックプロモーションビデオなどにも、数多く登場しているみたいです。
また、この中で”結婚式”も挙げられるんだとか…
こんなところで愛を誓えたら… ロマンチックですね!(#^.^#)♪
歴史的にも素晴らしい資料館ですが、
こうしてみると、どこを切り取っても”インスタ映え”な空間。
さらに、涼しく過ごせる地下空間は、外のうだるような暑さを忘れさせてくれる、まさに天然のクーラーですね♪
外には、オシャレなカフェも併設されています。
おすすめは栃木県産そば粉のガレットと新鮮素材のジェラート。
栃木県産の物がふんだんに使われているので、とれたての旬の野菜やフルーツが楽しめます。
また、入口付近には「愛の泉」があります。
ここには縁結びの神が祀られ、この神様をお参りすれば固い意志で結ばれる。固い意志とはイコール硬い石で、すなわちダイヤモンド(大谷門戸)のこと… らしいwww (笑)
さらには、こちらの泉、氷が解けて、ハート♡の形になるんだとか…
まさに恋人たちの聖地…デスネ♡
暑い、暑い、今年の夏。
涼しく過ごせる「大谷資料館」へ、ご家族、または大好きな恋人と、
足を運んでみてはいかがでしょうか?
「大谷資料館」
〒321-0345 栃木県宇都宮市大谷町909
TEL. 028-652-1232
4月~11月9:00〜17:00 (最終入館16:30まで)
12月~3月9:00〜16:30 (最終入館16:00まで)
大人:800円
子供:400円(小・中学生)
(未就学児は無料)