池袋駅東口から徒歩7分ほど。
南池袋公園の斜め向かいに不思議な建物があるのはご存知ですか?
それが梵珠綱(ぼんじゅこう)です。
名前の由来は、梵珠綱という芸術建築家から。
彼は日本のガウディとの異名もあります。
彼がデザインした作品は、池袋には2つ、早稲田には1つ。
早稲田には『ドラード和世陀(わせだ)』という名前の建築があります。
通りがかりに見ても他の高層ビルとは一線を画し、かなりインパクトがすごいので、振り返ってしまうほど!
隣は会社になっているのですが、右の入り口がマンションです。
ちょっぴりドキドキしながらも、近づいてみました。
作品名は『斐禮祈(ひらき):賢者の石』という名前だそう。
外観を見上げてみるとまず巨大な目のようなものに目がいくはず。
近くにちょこんと古代の魔女のようなものがお座りになっていました。
なんだかド●クエに出てきそう!ワクワク!
それではさっそく入ります。
中に入ると、そこはまるで異空間。
雰囲気で言うと箱根のガラスの森美術館に近いかもしれません。
1階がマンションのエントランスになっているのですが、
本当にここがマンションか!?と疑うぐらいクリエイティブな空間なのです。
外観が外観なだけにスタイリッシュな内部構造をイメージしていたのですが、真逆で驚く…。
それ以外にも、ユニークなデザインの塊が転がっています。
例えばこの椅子や照明。
ところどころ手の形をしています。
こうした細部に工夫が施されていて、どこを見ても楽しめるんですよ。
初めて入ったのになぜか落ち着く。
ちょっぴり椅子に座って休憩。
もちろん、ここはマンションのエントランスなので、
用もないのに長時間居座ったり撮影に専念するのはNGです。
そして天井。
カラフルなガラスで埋め尽くされ、吸い込まれていきます。
池袋に神殿のような建物があったとは、驚きますよね。
実は、先ほどの作品の斜め向かいにもう一つ彼の作品があるのです。
作品名は、『ヴェッセル:輝く器』だそう。
カラフルなガラス細工が敷き詰められた外観をみてなるほど、納得。
1階には居酒屋「鮮Q」が入っているので目印にして探してみてください。
中には入りませんでしたが、まじまじと見つめてしまいました。
もはや美術館!すごい!
アドベンチャーの世界を抜け、こちらの世界に帰ってきたあとは食欲を満たしましょう。
南池袋公園には、「ラシーヌ ファーム トゥー パーク」というカフェがあり、おしゃれなテラス席や室内で食事が楽しめます。
夏の夜はじめじめしていますが、このカフェのテラス席は照明もおしゃれで、外でワイワイしている人もたくさんいるので、つい外飲みしたくなります。
夜ピクニックといったところでしょうか。
今回は1人だったので中にお邪魔しました。
お酒といきたいところですが、ちょっぴり仕事が残っていたので、
「生絞りレモネード」(550円)を注文。その名の通りレモンがまるごとグラスに入ったままくるので、フレッシュさと酸っぱさが身に沁みます。
シロップも程よく甘いので、ごくごく飲めちゃいます。
19:00を過ぎたあたりで人がちらほら入店してきました。
2階は本屋のようになっているので(詳しくはこのプランを参照:https://play-life.jp/plans/18799)まったりしたい人は上でくつろぎましょう。
パソコンで仕事をしながら食べるのは「マカロニ&チーズ/メープルベーコン&アップル」(980円)。
あつあつのマカロニに伸びるチーズと甘いベーコン&アップルが絡んでいてとてもおいしいです。
これだけでもお腹いっぱいですよ。
ワイワイした空間でも、暖かい照明が心地よくかなり仕事がはかどりました!
【営業時間】[月~金]8:00~22:00
[土・日・祝]9:00~22:00
【定休日】無休
【店舗HP】http://racines-park.com