3日目は熊野古道・大門坂から観光スタート。
まずは大門坂入口で写真をパチリ。
参詣道へ向かう道にある大門坂茶屋では、平安時代の衣装をレンタルできます。
女子旅で平安衣装姿で記念撮影したら、楽しそう。
【公共交通機関で行く場合】
JR紀伊勝浦駅から熊野交通バス那智山行きでバス停「大門坂駐車場前」まで20分。
バス停「大門坂駐車場前」から大門坂入口まで徒歩4分。
大門坂(熊野古道)~熊野那智大社~那智山青岸渡寺~那智の滝は、歩いて回れます。
歩行距離は約2.7km、所要時間は約2時間です。
参詣道に入ると立派な杉も多く、ひんやりとして神秘的な雰囲気。
石畳の道は美しく情緒があり、素敵です。
大門坂は観光地としてもメジャーで、霊場的なゾクリ感は全然ないので、訪れやすいですね。
紀伊山地の霊場と参詣道として、3つの霊場「熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)」と共に、参詣道「熊野古道」は、2004年に世界遺産登録されています。
また、熊野古道は奥の細道、中山道と共に、日本三大古道となっています。
大門坂(熊野古道)は全長約500m、約20分ほどで歩けます。
大門坂を上ると駐車場に出るため、観光バスで那智の滝へ。
通常は、大門坂から熊野那智大社、青岸渡寺を経て、那智の滝へ向かいます。
公共交通機関でアクセスしやすく、徒歩で見所満載のため、熊野古道初心者向けにとても良いコースだと思います。
大門坂~那智の滝のモデルコースはこちらから。
続いて、那智の滝にやってきました。
鳥居があり、一貫として厳かで神秘的な雰囲気。
那智の滝は、熊野那智大社の別宮飛瀧(ひろう)神社の御神体としてお祀りされています。
熊野三山に共通する導きの神鳥八咫烏(やたがらす)のお守りや、那智の滝の瀬より採取した浄め(きよめ)のお砂(500円)など、御利益が強そうな授与品を購入できます。
世界遺産であり、日本三大名瀑でもある那智の滝。
高さ133m、銚子口の幅13m、滝つぼの深さは10m以上、水量は普通毎秒1トンで、直瀑では落差日本一。
ちなみに日本三大名瀑は、那智の滝、日光の「華厳の滝」、奥久慈の「袋田の滝」です。
初代天皇の神武天皇が東征の際、光り輝く山を見つけてその方向に進んでいくと、那智の滝を見つけたと言い伝えられています。
大己貴命(おおなむちのみこと、出雲大社に祀られている大国主の別名)の現れた御神体として、お祀りされたのが由来です。
なぜ大己貴命かというと、国作りの神様のためと思われます。
日向国(現在の宮崎県)高千穂から東征し、大和国(現在の奈良県)を平定して新しい国作りを目指す神武天皇御一行は、きっと物凄い感激に身を震わせて那智の滝を見上げられたことでしょう。
那智の滝の落ち口を見ると、おぉ~注連縄(しめなわ)が張られている!
バスガイドさん情報では、注連縄から下がっている「こより」は、190cmもあるそう。
この注連縄で作られた注連縄守(800円)も販売されています。
難除けのご利益があるようで、思わず購入。凄く効きそう。
買いそびれた場合は、本宮の熊野那智大社で購入できますよ。
那智の滝では30分ほど自由行動があったので、授与所で参入料300円を納めて、お滝拝所舞台へ。
階段を上るとまず、那智の滝つぼの水を飲めるようになっています。
神社好き冥利につきる、粋なはからい!那智の滝を見上げながらお水を飲むと、なぜか達成感あり。
那智の滝の水は延命長寿の水として伝えられています。
神盃(さかづき)は初穂料100円を納めると、持ち帰ることができます。
授与所から階段を上り、3分ほどで観覧舞台に着きました。
那智の滝を正面から近くに見れて、嬉しい。
観覧舞台の左上には、那智の滝に向かって鳥居があり、一段と厳かで神秘的な空間になっています。
神武天皇が見つけられた時から熊野那智大社に本宮が移るまで、今から2,600年~1,700年ほど前までは、この飛瀧神社が本宮だったという古に思いを馳せて参拝できる祠です。
続いて、世界遺産 熊野那智大社へ向かいます。
「那智山参道入口」と左側に小さめな石柱があり、階段を15分くらい上がっていくと、熊野那智大社の鳥居に着きます。
階段が多いので、タクシーで参拝する方々と、歩いて参拝する方々に別れて最初から90分の自由行動。
途中、カフェや喫茶店、伝統工芸の那智黒硯(なちくろすずり)のお店があります。
那智黒硯は、熊野地方の特産である那智黒石を使用した「たまり」部分の美しいフォルムが素敵な硯です。
長い階段を上ると、朱色の鳥居がとても美しく見えます。
拝殿も朱色のようですが、2019年3月末まで工事中で灰色の幕がかかっていました…。切ない(゚д゚)
長い階段の末なので、鳥居で感激するんだから、きっときっと拝殿はもっと感激できるはず。
山々や眼下の階段を見下ろすと、山あいの情緒のある素敵な風景です。
境内を歩いていると特別拝観の文字があり、本殿の近くで参拝ができるようになっていました。
朱色の本殿はとても神々しくて、美しい。
主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ、イザナミノミコト)で、那智の滝もお祀りされています。
夫須美(ふすみ)とは「結(むすび)」という意味を持っており、かつては「結宮(むすびのみや)」という通称で呼ばれていました。
授与所を見上げると、樹齢850年の樟(くすのき)の御神木があります。
とてつもない大迫力!
平安末期に熊野三山造営奉行を務めた平重盛のお手植えとされています。
こちらの御神木は空洞になっていて、胎内くぐりができます。
護摩木(初穂料300円)にお願い事を書き、手にして御神木をくぐり抜けて開運祈願。
空洞なのに倒れないのが、本当に不思議です。
境内と地続きに世界遺産 青岸渡寺があります。
こちらも修繕工事が2019年3月末まで行われており、幕がかかっていました…。切ない(゚д゚)
西国三十三所の第一番札所になっています。
本堂は1590年に豊臣秀吉により再建されたもので、国の重要文化財に指定。
細部装飾が華やかで、すごく立派な印象です。
ランチはお食事処川柳で、鉄火丼を食べました。
鉄火丼は、しょうゆなどのタレに漬けたマグロを酢飯にのせた丼ぶりです。
ここ那智勝浦は、マグロが特産品になっており、さすが身厚な鉄火丼でした。
生マグロを堪能できる造り定食や、サザエつぼ焼きとまぐろかぶと焼きもついた造り定食(要予約)もあります。
また、さんま寿司も名物のよう。
紀伊勝浦駅前から徒歩5分以内にあるため、アクセス◎です。
【営業時間】8:00~16:00(不定休)
【HP】http://www.senryuu.net/
お食事処川柳から徒歩2分ほどのところに、勝浦海産物センターがあります。
マグロやクジラなどの海産物の他、お菓子、梅干し、地酒と種類豊富。
熊野エリアでは、じゃばらという柑橘類を使ったお菓子をたくさん見かけました。
ユズより酸味や苦味のある柑橘類です。
熊野の雫というじゃばらを使用したゼリーは、ほのかな甘みでおいしかったです。
南紀の海岸線を走って、本州最南端の潮岬へ向かいます。
バスの中から見る海は、ずっーと透明度が高くてキレイでビックリ。
大小約40の岩が立ち並ぶ奇岩橋杭岩もありました。
突如として現れるので、なぜココだけ!?と不思議です。
美しい海岸線をひた走り、本州最南端の潮岬にやってきました~!
潮岬観光タワーからは、本州最南端の潮岬を眺めることができます。
タワーから見る風景は、地球ってまる~い!という感じ。
穏やかで、とてもリラックスできて気持ちいい♪
タワーの入館料には、本州最南端訪問証明書も着いています。
【営業時間】8:30~16:30(12月~2月は8:30~16:00)
【入場料金】大人300円 小・中学校100円
【HP】http://www.kumakou.co.jp/tower/sub01.html
潮岬観光タワーの前には芝生が広がっており、本州最南端の羨望を堪能できます。
こちらで、本州最南端 東経135°46’ 北緯33°26'の地に立ちましょう!
天気がよかったせいかもですが、ぽかぽか穏やか印象の海でした。
和歌山県は梅生産量日本一で、梅干しも名産ですね。
紀州梅の里なかたでは、まず工場見学をしました。
梅干しは梅農家さんで塩漬けにしてから、中田食品で塩抜きをし調味液に漬け込まれるそう。
ちょうど、工場では梅干しの選別や箱詰めがされていました。
工場見学を終えて、直売店で自由時間。
様々な塩分の梅干しを試食できます。梅干し好きなので、すごく嬉しい♪
塩分20%の紀州本漬け梅干しは、さすがにしょっぱい!
1番人気の塩分5%しらら(230g 950円)を購入しました。
梅がふっくらしていて、ちょうどよい甘味、しょっぱさですごく美味しい。
こんなに上質な梅干し1パックが950円とは、驚きの直売店価格です!
【オンラインストア】
http://www.nakatafoods.jp/shop/default.aspx
梅酒や梅ワインの試飲コーナーもあります。
紀州の梅酒ヌーボーが、さっぱりかつフレッシュな梅味が洗練されていておいしい。
今年(2018年)6月に収穫した南高梅で造った梅酒で、12月25日までの限定販売です。
女子会向けにぴったりなのが「とろこく 桃姫」や「とろこく 林檎姫」。
一番おいしいとお店やツアーの方々がおすすめしていたのが「紀州南高 完熟梅酒 樽(アルコール20度)」でした。
続いて、三段壁にやってきました。
千畳敷の南海岸にそそり立つ高さ50m~60mの断崖です。
2016年4月には、恋人の聖地にも認定♡
駐車場から三段壁に行く途中は、アロエの道でした。なぜ…?
三段壁洞窟も隣接しており、観光スポットになっています。
平安時代、熊野水軍が船を隠した洞窟という伝説があり、歴史好きにはたまりません。
エレベーターで地底36mの三段壁洞窟へと向かいます。
洞窟の入口はとても大きく、これなら熊野水軍の船を隠せたのでしょう!
波しぶきを間近に見えるスポットは、迫力があります。
牟婁大辯才天(むろだいべんざいてん)も洞窟内に祀られ、どんな願いも叶うパワースポットと言われています。
熊野水軍が待機休憩した番所小屋も再現されています。
甲冑のさび具合などがリアル。
熊野水軍は平安時代、瀬戸内海の制海権を握っていた海賊で、源平合戦時は源氏につき大勝利に貢献したと言われています。
洞窟内は1周200m、約30分で散策できます。
【営業時間】8:00~17:00(最終入場 16:50)
【入場料金】大人(中学生以上)1,300円 小人(小学生)650円
【HP】http://sandanbeki.com
お宿に向かう途中、千畳敷に通りかかると夕陽がちょうど沈んでいくところ。
撮りたい人だけ写真撮影タイムに突入しました。
夕陽と千畳敷のコラボは黄昏感が出ますね。
千畳敷は新第3紀(2,303万年前から258万年前)の砂岩からできているからでしょうか⁉
3日目のお宿は家族と過ごす白浜の宿 柳屋。
窓からは白い砂浜の白浜海岸を眺められ、素敵な風景です。
ホテルの方々の雰囲気やおもてなしが丁寧で、くつろげます。
夕食は地元の和歌山県産の素材を活かしたお料理。
梅酒や前菜の赤梅蜜煮は、さすが地元なだけありレベル高し。
お造りや焚き合わせのブリ、マグロ、タイも和歌山県産。
食べきれないほどたくさん種類豊富にお料理が出てきて、おいしかったです。
柳屋は白浜温泉発祥の老舗宿で、645年「大化の改新」以前から続く湯崎の湯を堪能できます。
白浜温泉は、道後温泉、有馬温泉と共に日本三大古湯。
柳屋は源泉かけ流しの温泉で、まず大浴場にある湯揉み棒で湯を上下にかき回し、手桶でかかり湯を三回して入浴するという、昔ながらの入浴法を楽しめます。
お湯の表面が熱めなので、私のようにいきなり入るとアッツ!となるのでご注意ください。
湯揉み棒(くわのようなもの)でお湯をかき回すと、本当に適温になり、身体の芯から温まりました♪
たくさん歩いたのでけっこう疲れていて、翌日の高野山奥之院へのお参りに備えて早めに寝ました。
~最終日の4日目に続く~