二本松市市民交流センターに入って、しばらく進むと、杉乃家さんが見えて来ました。公共の建物の中に、飲食店があるのは、ちょっと意外な感じです。
なぜ、なみえ焼きそばが、二本松市で食べられるのかというと、東日本大震災の福島第一原子力発電所事故の影響を受けて、仮役場が二本松市に設置され、多くの住民が移動・避難したためです。お店の暖簾は、浪江町の店から運んだものだそうです。
営業:11:00~15:00、17:00~20:00
定休:月火
こちらが、なみえ焼きそば650円。もっちりとした食感の太めの麺に、具はモヤシと豚肉。濃厚なソースの味わいが印象的です。
杉乃家のなみえ焼きそばには、テーブルにある七味にんにくをかけると、一味変わった味わいで食べられます。
浪江町は、2017年3月31日に全域避難指示は解除されましたが、いまだ「帰還困難地域」が町内の大部分を占めています。
二本松駅から少し足をのばして霞ヶ城公園へ。ここには日本100名城の一つである二本松城(霞ヶ城・白旗城)があります。霞ヶ城公園は桜の名所でもあります。
二本松駅から霞ヶ城公園までは徒歩約20分で、入口から二本松城の本丸跡までは徒歩約15分ほどです。