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松戸で1日遊べるか!?歴史や民芸に触れるほっこり観光プランを立ててみた

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2018/09/21
松戸で1日遊べるか!?歴史や民芸に触れるほっこり観光プランを立ててみた

千葉県松戸市を車で回る1日観光コースを作ってみた。車なので駅やエリアにとらわれずに遊べるぞ!地元民でも意外と知らないようなスポットも入っているので松戸に住んでいる人も、遊びに行く予定のある人もぜひ参考にしてもらいたい。

・掲載時点の情報です。最新情報については各施設のHPをご確認ください。
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甘~いパンケーキ × 本格焙煎コーヒー = 最強
サンポ カフェサンポ カフェ

まずやって来たのは2015年オープンのサンポカフェ。
ロゴがかわいい!
店内も明るくて開放感のある空間で、まったりとランチを楽しめるぞ。

ちなみにサンポカフェのサンポは、「散歩」という意味ではなく、フィンランドの叙事詩に出てくる魔法の石臼のことだそう。
詳しい話は公式HPに書いてある。

至高の焼きたてパンケーキ
サンポ カフェサンポ カフェサンポ カフェ

こちらがプレーンパンケーキ(980円)
注文が入ってから焼くスタイルなので、お腹が空いている場合は他のメニューと一緒に頼んでしまおう(調理時間約20分)
フルーツカクテルはアイスを浮かべて、ちょっと溶けたときに食べるのがおすすめ。

ランチのロコモコ(1080円)も、お肉がジューシーで味がしっかりとついている!
コーヒーもとっても美味しい。

今回は頼まなかったが、ポップオーバーという、甘いパンのお菓子も名物なので、ぜひ。

サンポ カフェ
場所:千葉県松戸市八ヶ崎7-31-5
アクセス:常盤平駅から馬橋駅行きのバス馬橋駅から常盤平行きのバス馬橋駅から1,038m
営業時間:9:00〜21:00(L.O.20:30)ランチ営業、日曜営業
行くぜ、マンマンジ!
萬満寺萬満寺萬満寺

途中にあった立派なお寺に寄り道。
駐車場は小さめなので注意。

山門・本堂はとても大きく立派!
春と秋の大祭と、正月の三が日には病除けとして、仁王尊の股の下をくぐる「仁王の股くぐり」が行われる。
なかなかできない体験なので、ぜひやってみてほしい。

萬満寺
場所:千葉県松戸市馬橋2547
アクセス:馬橋駅東口より徒歩3分
その広さ、東京ドーム11個分!
21世紀の森と広場

続いてやって来たのは21世紀の森と広場。
駐車場は何箇所かあるので、どこをメインに見るかによって止める場所を考慮しよう。

まず、メインスポットといえばこの千駄堀池
池だけで東京ドーム1個分くらいあるからね!

10:00〜16:00の間、1時間に1回水面から霧が現れ、幻想的な風景が楽しめる。

見どころもさまざま
21世紀の森と広場21世紀の森と広場21世紀の森と広場

公園内には色んなエリアがある。
お花畑、野鳥をじっくり見られる自然観察舎、ハイキングできる山道、思いっきり体を動かせる芝生の広場など、見どころがたくさん!

21世紀の森と広場
場所:千葉県松戸市千駄堀269
アクセス:八柱駅[北口]から徒歩約20分
人類の誕生から怒涛の昭和まで
松戸市立博物館松戸市立博物館松戸市立博物館

こちらは21世紀の森と広場とつながっている博物館。
入場自体は無料で、展示物の観覧料は一般300円。
時期によっていろいろな展示を行なっていて、常設展では人類の歴史を学べる。
旧石器時代からだんだんと進んでいき、昭和までの歴史について展示されている。
特に松戸関連の歴史などは、非常に興味深い。

昭和にタイムスリップ!
松戸市立博物館松戸市立博物館

当時、時代の先駆けだった常盤平団地(ときわだいらだんち)を再現したブースも。
まるで昭和にタイムスリップしたかのようだ。
平成生まれでも、昭和の生活は馴染み深く懐かしい。
この壁に飾ってある絵とか、全く同じのがじいちゃん家にあった気がするもん!

住みたくなる!レトロな世界
松戸市立博物館松戸市立博物館

部屋だけでなく外や玄関なんかも忠実に再現。
数日ここに住みたくなるくらい楽しい!

どことなく哀愁を感じるスーパーカブ。
こういうのを見ると『ALWAYS 三丁目の夕日』を観たくなるし、MERRYの『R-264』を聴きたくなる。

縄文時代の編み物を無料で体験!
松戸市立博物館松戸市立博物館松戸市立博物館

展示を楽しんだら今度は体験を!
こちらのプレイルームは無料で開放していて、縄文時代の布である編布(アンギン)を作ったり、縄文衣装を着たりできる。

縄文衣装を着てシュールで面白くなることを期待したが、着ていたシャツと見事にマッチしてしまった。

縄文時代にタイムスリップ!
松戸市立博物館

こちらは野外展示!
というか21世紀の森と広場内にある縄文の森

ここではなんと、復元された竪穴式住居に入れちゃう!
開放時間は10:00〜12:00、13:00〜15:30。

竪穴式住居の中は涼しい
松戸市立博物館

中はこんな感じ。
係のおばちゃんがいて、縄文の生活や文化について教えてくれる。

この日は猛暑だったんだけど、中は少し涼しい。
土の温度はほぼ一定で、外の気温の影響を受けづらいそうだ。
やっぱ昔の人の知恵ってすげー!

松戸市立博物館
場所:千葉県松戸市千駄堀671
アクセス:新八柱駅[出口]から徒歩約17分
営業時間:9:30〜17:00(ただし、入館は16:30まで)
謎に包まれた珍スポット
元禄まつど村元禄まつど村

最後は元禄まつど村という、地元民でもあまり知らないような謎のスポット。
駅からは遠いので、こちらも車がおすすめ。

やっているのは日曜と祝日のみ
民芸品が飾ってあるらしいけど、松戸の民芸品って何!?
入り口だけ見ると、趣があり素敵な雰囲気。

かぼちゃはねぇ、角度なんだよ。
元禄まつど村元禄まつど村

「かぼちゃはねぇ、角度なんだよ」
入るやいなや、急にそう言って民芸かぼちゃ手にとって見せてくれたのは、館長ならぬ村長の中舘さんだ。

自分で育てたかぼちゃや農家から仕入れたかぼちゃに、絵の具で顔を描いたものが民芸かぼちゃ
「この角度から見ると似ている」と色々な著名人の顔が描かれたかぼちゃを手にとって見せてくれた。
やべぇ、めっちゃ良い人。

民芸かぼちゃ作り体験も!
元禄まつど村元禄まつど村元禄まつど村

主に地元の子供達のために、民芸かぼちゃ作り体験も行なっているらしい。
しかも村長、本業は工事会社の代表取締役で、このまつど村は完全に趣味
入場も体験も特にお金もとってないし、どんだけ良い人なの!

なるほど、だから日・祝しかやってないのねー。

村長のコレクションが趣味の域を超えている
元禄まつど村元禄まつど村元禄まつど村元禄まつど村

「中も見ていきなよ!」と、中も案内してくれた。
この古民具展示コーナーには村長が集めたカメラやラジオ、はたまた剥製など展示品にあふれている。
戦前のラジオとか、どこで入手したの?
村長、もはや趣味じゃないっすよ。

元禄まつど村

この駄菓子屋は村長の手作り。
ほぼ全てダンボールで作ったらしい。
村長、もはや趣味じゃないっすよ。

思ったより松戸の文化に触れるプランになった!
元禄まつど村

展示物のすごさもさることながら、村長もすごい人なので、話を聞いているだけでも十分楽しい。
入り口の売店では、駄菓子や村長手作りのグッズを販売しているので、お土産にぜひ。

これで松戸ドライブ観光プランは終了!
車ならではのスポットばかりなので、ぜひ真似してみてほしい。

元禄まつど村
場所:千葉県松戸市千駄堀1010
アクセス:八柱駅[北口]から徒歩約18分
近藤 ライト / 初代編集長
千葉県松戸市出身&在住。下町が好きな「シタマチスト」であり、過酷な地方旅が好きな「旅サイコパス」でもある。
柏・松戸×ドライブのプラン
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。