今回のメインスポットは押上〈スカイツリー前〉駅から徒歩6分、押上温泉 大黒湯。
駐車場もあって、隣にはコインランドリーもあるので何かと便利!
1949年創業と、かなりの歴史がある銭湯。
2014年にリニューアルされ、露天風呂と「とあるもの」(後ほど紹介)が増設された。
一言で言うと、「古き良き」と「新しい」が共存する素晴らしい銭湯だ。
出迎えてくれたのは代表の新保さん。
気さくでとっても優しい方だ。
料金は大人460円。
タオルは大小セット50円で借りられ、サウナは200円で入れる。
そして、銭湯といったらこれでしょ。
瓶の牛乳!
アイスやビールなんかもあるので、お風呂上がりにロビーでまったりするのも良さそうだ。
こういう歴史のある銭湯だと「脱衣所、もうちょっと綺麗だったらなぁ」なんてこともあるが、大黒湯の脱衣所はとっても綺麗。
ロッカーには鍵がついているので安心だし、脱衣カゴもあるので服がかさばる冬場でも問題なしだ。
ドライヤーは無料で使えるぞ!
まず目に飛び込んでくるのは背景画に描かれた富士山!
銭湯といったらこれでしょ!その2
この画は銭湯絵師の中島盛夫さんが描いたもの。
2018年の5月に塗り直されたので、とっても艶やか。
洗い場にはシャンプーとボディーソープがある。
タオルもフロントで借りられる。
つまり手ぶらでOK。
(女子は化粧水や保湿クリームとかあれば尚良し?)
特にこだわっているというのが、日替わりの薬湯。
毎日入浴剤を変えているそうだ。
(取材時は米ぬかオリーブ)
薬湯は鮮やかな色で、良い香りが広がる。
お風呂を出た後でも身体から良い香りがした!
もし近所にあったら、いろんな種類のお湯に入るのが楽しみで週3で通っちゃうね。
露天風呂も魅力的!
温泉にルフロという入浴剤のようなものが使われている。
天然成分でミネラルを多く含み、効能的には某有名温泉よりも高い。
薄めの鉄というか硫黄のような独特の匂いがするが、お湯はかなり柔らかく、肌に馴染む。
都心でこんな温泉が味わえるなんて驚きだ!
(露天風呂は奇数日が男性、偶数日が女性)
露天風呂に浸かっていると、気になるものを発見。
「ん?なんで露天風呂に階段?」
上がってみると…
まさかのウッドデッキだとー!?
寝椅子とハンモックもあるじゃん!
冒頭で言っていた「とあるもの」はこれ。
しかし、驚くのはまだ早い。
そう。
タイトルの裸で寝っ転がりながらスカイツリーを見る方法。
それは簡単、「大黒湯に行くこと」だったのだ。
スカイツリー×煙突なんていうシュールなコラボも。
待って、夜はライトアップされたスカイツリーが見えるってことでしょ?
すいません、さっき「週3で通う」って言ったけど、週5に訂正!
サウナはよもぎスチーム塩サウナと遠赤外線サウナの2種類。
しっかりデトックスして、水風呂で身体を引き締めよう。
そんなこんなで全種類のお風呂に浸かり、大黒湯を大満喫した。
(もちろんコーヒー牛乳も飲んだ)
帰りに散歩がてら寄って欲しいのがこの京成橋(けいせいばし)。
スカイツリーの隠れ撮影スポットだからだ。
かなり近い距離から障害物なしでスカイツリーが撮影できちゃう!
橋の下には川が流れていて、下に降りることもできるぞ。
京成橋を越えて少し歩いたところにあるサンレモンという、手作りケーキのお店。
イートインスペースもあるので、お風呂上がりの一杯を、ここで飲むのも良いだろう。
今回はコーヒー牛乳を飲んだので、ケーキをテイクアウトすることに。
店員さんに聞いたところ、定番のモンブランや、(取材時点で)旬のシャインマスカットなどが人気だそう。
ケーキ以外にも甘〜いお菓子がたくさんあるので、ぜひ買って帰ろう。
こういう銭湯って、おじいちゃんおばあちゃん向けのイメージがあるけど、次の世代につなげていかなきゃダメだと代表の新保さんは言っていた。
SNSでのキャンペーンや著名人とのコラボなど、積極的に企画や発信を行なっている。
お風呂も良かったし、こういう想いとかを聞いたのも相まって、素直にまた行きたいと思える素敵な銭湯だった。
スカイツリーに行く予定がある人はぜひ行ってみて!
営業時間は平日 15:00~翌10:00 / 土曜 14:00~翌10:00 / 日祝 13:00~翌10:00
火曜日が定休日で、火曜が祝日の場合は営業、翌日水曜が休み。