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【鎌倉さんぽ】けんちん汁の語源にもなった「建長寺」鎌倉最大のお寺は桜も紅葉も名所です♪

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2018/09/15
【鎌倉さんぽ】けんちん汁の語源にもなった「建長寺」鎌倉最大のお寺は桜も紅葉も名所です♪
夏の暑さも過ぎ去り、そろそろ秋の行楽シーズン到来です♪ 古都鎌倉は、年間を通して観光名所として混雑しておりますが、紅葉の時期は特に混雑必須です。 そんな鎌倉ですが、混雑をさけつつ、秋色に染まる景色を見にお出かけしてみましょう♪ 今回は、北鎌倉から有名なお寺を中心に歩きます。
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こちらも格式あるお寺です。
浄智寺

北鎌倉の駅からスタートしたお散歩。
円覚寺 → 東慶寺と歩いてきました。

東慶寺で秋を満喫したあとは、そのすぐ側にある「浄智寺」にも立ち寄ってみました。

こちらも鎌倉五山の第四位の格式あるお寺です。
鎌倉七福神の布袋尊もいらっしゃいます。

ちなみに、こちらのお寺は紫陽花の隠れた名所でもあります。
さらに紅葉も美しいとされていて、こちらも穴場スポットです。

こちらの詳しい様子はこちら!
https://play-life.jp/plans/22442

浄智寺
場所:神奈川県鎌倉市山ノ内1402
アクセス:北鎌倉駅[出口]から徒歩約7分
鎌倉最大のお寺です。
建長寺建長寺

浄智寺からは、徒歩で10分ほどでしょうか。
鎌倉最大のお寺「建長寺」です。

1253年(建長5年)、時の執権、北条時頼(ほうじょう ときより)が宋より蘭渓道隆(らんけい どうりゅう)を招いて、我が国の本格的な禅宗専門の道場として創建されました。

三門、仏殿、法堂が一直線に並び、禅宗特有の伽藍様式をいまでも残している、鎌倉が誇る美しい禅刹です。

ちなみに、みなさんご存じの「けんちん汁」ですが、こちらのお寺が語源となってます。
建長寺の開山蘭渓道隆が、野菜の皮やヘタを無駄にしないようにと発案した「建長汁」がなまって呼ばれるようになったのだといわれています。

三門(国重要文化財)
建長寺

さすがに鎌倉の中でも人気の観光スポット。
人の多さが半端ないです(^_^;)
観光バスもかなりの数、停まってました。

こちらは三門。
高さ約30mの巨大な山門で、現在のものは1775年に再建されたものです。
「山門」は「三門」と呼ばれ、「三門」は「三解脱門」の略で、涅槃(悟り)に至るために通過しなければならない三つの関門(空・無作・無相)を表しています。

ちなみに、三門に登られてる方が見えますが、ある特別な時だけ登る事ができるようです。

創建間もない頃、施餓鬼会を行った直後、騎馬武者姿の梶原景時の亡霊が現れたという言い伝えがあり、以来、7月15日の三門施餓鬼会に引き続いて、もう一度梶原施餓鬼会を行うのが習わしになっています。

建長寺
場所:神奈川県鎌倉市山ノ内8
アクセス:北鎌倉駅[出口]から徒歩約15分

建長寺 法堂

三門を過ぎると、梵鐘(国宝)や仏殿(国重要文化財)、宝殿が続きます。
どれも素晴らしいもので、外国人の方もみなさん写真に収めておりました。(私は人の多さから断念… (-_-) )
みなさんは、ぜひその目で、素晴らしい様子を確かめてくださいね。

ちなみに仏殿は、江戸時代に東京芝の増上寺から移築したもの。
堂内には本尊の地蔵菩薩像を中心に、伽藍神像、千手観音像などがまつられています。
禅寺でお地蔵様が本尊というのはめずらしいですが、もともと、建長寺が建てられた場所は処刑場で、処刑された人々を供養する、お地蔵様をご本尊とするお寺があったことと関係があるようです。

上の雲龍の天上図があるのは「法堂」
本当に素晴らしいです。
2003年(平成15年)、建長寺創建750年記念事業の一環として、十二所の日本画家・小泉淳作によって描かれたとの事。
足かけ3年に亘る大作だそうです。
小泉氏は京都建仁寺の天井画「双龍図」も手掛けている方です。
仏教において、龍は仏の教えを人々に伝えるといわれ、修行僧に「法の雨を降らす」という意味があるんだそうです。

建長寺 法堂

その法堂には、千手観音像と釈迦苦行像も安置されています。
こちらの中は、撮影可能という事で、お寺の中では珍しいですね。
(通常、撮影禁止のところが多いです)

中には、長椅子などもあり、ゆっくりとじっくりと見ることができました。
法堂は、元々住職が説法をする場所であるとの事。
だからでしょうか… 心が落ち着く場所でした。

建長寺

池泉庭園(国名勝)。
方丈の北側には心字池を配した池泉庭園があり、方丈の縁側から眺めることができます。
夢窓疎石(円覚寺や浄妙寺の住持を歴任した名僧、瑞泉寺庭園など作庭家としても有名)作と伝えられています。

建長寺

方丈に上がり、向こう側へまわると、庭を眺めることができます。
ゆったりと時間がながれ、しばらくここでゆっくりしてしまいました。

とてもよくお手入れされてました。
もう少しすると、紅葉もキレイだったんでしょうね、きっと!
こちらも紅葉の隠れスポットです。

建長寺
場所:神奈川県鎌倉市山ノ内8
アクセス:北鎌倉駅[出口]から徒歩約15分

建長寺 唐門

法堂裏手には、方丈(龍王殿)があります。
方丈の門は、細部の装飾が見事な唐門。

ふだん唐門は閉ざされており、右横に方丈の拝観入口があります。
毎年、11月3日の文化の日を含む3日間には、掛け軸などを虫干しする「宝物風入」が行われ、寺宝が一般公開されます。

仏殿と同じく増上寺の徳川家忠の夫人「お江」の霊屋(おたまや・死者の霊魂が祀ってある堂)から移築されたとのことです。

こちらの境内はとても広く、奥まであるのですが、その先にハイキングコースのあるようで。
山歩き装備の方たちがたくさんいらっしゃいました。

こちらには、他にもご紹介できない、素晴らしい見どころがたくさんありますので。
時間を多めに取って、ゆっくりと回られる事をおすすめします♪

鶴岡八幡宮

さて、建長寺を満喫したら、鎌倉ではさらに有名な、鎌倉と言えば…の代名詞のような場所、
「鶴岡八幡宮」に参りましょう!

こちらも人が多かったぁ(*´Д`)

次回は、こちら「鶴岡八幡宮」を紹介します。

鶴岡八幡宮
場所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
アクセス:鎌倉駅[東口]から徒歩約11分
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※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。