「いわさきちひろ」という絵本作家をご存知でしょうか?
聞いたことが無くても、絵を見れば多くの人は「小さい頃の絵本で見たことある!」と気付くことでしょう。
今回はいわさきちひろさんの美術館「安曇野ちひろ美術館」へ行ってみました。
世界初の絵本美術館というのだから驚きです。
中には帽子の飾りがたくさん!
いわさきちひろの作品には、帽子をかぶった子どもの絵がたくさん登場します。
帽子は子どもにとって、一番身近な家、あるいはへやのように安心感を与えてくれる、という考えのもと描かれているようです。
多目的ギャラリーでは、企画展や講演会、ワークショップやコンサートなどが随時開催されています。
今回は、「ちひろの水彩技法体験」というワークショップが開催されていました!
水彩のにじみ具合で美しい色味を出す体験でした。
子どもの展示室(トットちゃんの部屋)では、トットちゃんこと黒柳徹子さんが幼少期に通われていた「トモエ学園」の教室と学習シートが再現されています。
トモエ学園は、子ども中心のオルタナティブ教育が有名な自由な学校です。
こちらは赤ちゃんや小さな子どもが遊んだり絵本を読んだりするための「子どもの部屋」。
いわさきちひろの絵本をはじめたくさんの絵本が置いてあり、スペースも広々としているので親子連れでも安心です。
ミュージアムショップには、魅力たっぷりのグッズが目白押し!
いわさきちひろの優しいタッチに包まれて、とてもあたたかい気持ちになります。
絵はがきやブックマークなどがおすすめです。
渡り廊下には「シデロ イホス」という楽器が設置されています。
これを叩くと、「ボ~ンボ~ン…」と不思議な音色が流れます。
小さな子どもたちが楽しそうに鳴らしていて楽しそうでした!
美術館を出て、トットちゃん広場へ。
RICOHの360°カメラ、THETA(シータ)で、広大な広場を撮影してみました。
子どもの足あとや、木にかかるガーランドなどがメルヘンでとても可愛いです。
中の展示をじっくり読んだので、最初に歩いてきた時よりも愛着が湧いて、いとおしい空間です。
こちらは、広場の中にある「トットちゃん電車の教室」。
トモエ学園の通学電車をイメージして作られたとのことです。
いかがでしたか?
子どもの頃に帰れて、魅力たっぷりの安曇野ちひろ美術館、ぜひ行ってみてくださいね!