富山県の“山の魅力”は世界遺産の「相倉集落」。
合掌作りの家々と美しい自然風景が、まるでジブリの世界に居る様な不思議な気持ちにさせてくれます。歩いて見学するにはちょうど良い広さです。
この雰囲気に魅了されたら、泊まることも出来ます。一晩過ごせば、集落に暮らしているかのような体験も出来るのかもしれません。実際に人が住んでいる場所ですから、泊まってみなければ見ることができないものも、見ることができるのではないでしょうか、、、。
五箇山の主な産業だった和紙。こちらで紙すき体験が出来ます。筆者は夏休みに訪問し、暑さに負けて子連れで集落を歩くだけで精一杯で、、、。体験してこなかったことを激しく後悔。ぜひ体験して見てください!可愛いおみやげ屋さん兼食堂もあります。
集落には、田畑も素敵ですが住民の方々たちが愛情込めて育てられていると思われる美しいお花がたくさん咲いていました。センスも良くて、ますますジブリ感が(笑)
合掌作りの住居は見学することが可能です。一番おおきな邸宅で有名な「岩瀬家」にお邪魔してみました。素朴なのに迫力がある外観!中はどの様になっているのか、、、大人でもワクワクしてしまいます。
岩瀬家に一歩入ると、猛暑だと言うのにとっても涼しい。勿論クーラーなどついておりません。中には囲炉裏に火が焚かれ、雰囲気が抜群です。そして囲炉裏に座り、お茶をいただきながらご主人から岩瀬家の歴史をお聞きすることが出来ました。
味のあるはしごを登ってみると、五箇山の産業だった蚕に関する道具や、雪山の生活用品が飾られています。皇族方が訪問された時のお写真や、立派なお仏壇も見学させていただきました。
五箇山から車で一時間ほど移動しまして、氷見にある「氷見っ子」という民宿に宿泊。民宿ですが、旅館の様に綺麗な和室に小さいながらも素敵な温泉に入ることが出来ます。お部屋からの景色は格別です!温泉はすごく塩を感じられるお湯。お食事も民宿の域を超えた立派なもので、富山のきときとな海の幸を堪能させていただきました。
藤子不二雄さんの出身地である氷見。ゆかりの商店街は藤子不二雄ワールド!アートミュージアムに行ってみます。貴重な資料が展示されている1階は撮影が出来ませんでしたが、2階には子供も喜ぶアトラクションが用意されています。笑うセールスマンファンの娘はとっても喜んでおりました。
北陸新幹線が開通してから、グッと行きやすくなった北陸。富山にはもっと有名な観光地があるかも、、、飾らない富山を体感できる、こんな巡り方も良いものです。移動にはレンタカーがおススメ。富山は車社会なので、どこへ行っても無料駐車場や駐車場サービスが受けられます。