前回は、秩父札所4番「金昌寺」にお詣りしました。
こちらは、大わらじが目印の”石仏の寺”と言われています。
秩父の札所の中でも、エンターテイメント性のあるお寺だと思います(笑)
見どころもたくさんありますので、時間を多めに取って、お詣りされるといいと思います。
詳しい情報はこちら!
https://play-life.jp/plans/24616
4番札所「金昌寺」さんからはすぐの場所にあります、こちら!
5番札所の「語歌堂」です。
モデルさん、写っちゃってますねwww
そう… 私たちは、神社では鳥居で、お寺では門で、一礼をしてから入ります。
神社仏閣は、そこからが聖域ですので…
ご挨拶してから入るといいでしょう。
この語歌堂は、住宅地の真ん中にあります。
開けた場所に、仁王門と本堂が建っておりますので、とても解りやすいと思います。
このお堂は、長興寺の壇徒であった本間孫八が、慈覚大師の作と伝えられている観音を得て、これを安置するために建立したとされています。
ちなみに、納経は、250mほど離れたところにある長興寺でおこなわれています。
通常のお寺の境内にある観音堂とは違い、いきなり朱いお堂が見えてくるのが、巡礼の街・秩父らしいですね~(#^.^#)
こちらにもいらっしゃいましたね(笑)
小坊主さんが見えると、ちょっと安心します。
間違いなく、札所であるという目印になりますからね~♪
こちらには、御詠歌の額が飾られておりました。
(確か、4番札所にもありましたね)
たくさんの千社札は、みなさんの信仰の表れなんでしょう。
特に巡礼が盛んだったのは、江戸時代の頃。
その頃、お詣りに来た証として、千社札を貼ったのだとか…
最近は、千社札を禁止しているお寺が多いので、気を付けてくださいね。
こちらの御本尊は、准胝観世音菩薩。
西国・坂東・秩父の日本百番観音霊場の中でも、
本尊が准胝観世音菩薩(じゅんていかんぜおんぼさつ)なのは、
秩父札所五番の語歌堂と西国札所十一番の上醍醐寺(かみだいごじ)のみ。
こちらの御本尊は、慈覚大師の作と伝えられ、長寿や心の迷いを救う功徳があるとされています。
こちらの錦絵。ちょっと新しいんでしょうか…
色がとても鮮やかです。
こちらのご由緒は…
ある時、観音堂で旅の僧と長興寺の大旦那である本間孫八が和歌の奥義を語り合っていたが、明け方に僧はかき消すようにいなくなってしまった。
孫八は、旅の僧が聖徳太子の化身と悟り、語歌堂と名付けた。
(聖徳太子ではなく、救世観音といわれることもある。)
住宅街の中に、不思議と溶け込んでいる、語歌堂。
4番からもとても近いですので、季節を感じつつ、お散歩しながら向かうといいですね。
納経(御朱印)は、少し離れた長興寺で行っております。
忘れずに、いただきましょう!