今年は明治維新からなんと150年の節目の年!
それを記念して山口県萩市では、幕末明治期の偉人が食したと言われる料理などをテーマに『萩・食の祭典』というイベントが開かれています。
※期間は2018年10月20日(土)~11月11日(日)
3つの見どころと、実際に行ってみたモデルコースをご紹介します!
萩の食材を味わいながら、歴史や自然など萩ならではの4つのテーマを設けたトークショーを実施。
ゲストは、10月20日(土)は高橋英樹さん、10月21日(日)は中村江里子さん、10月27日(土)は勝俣州和さん、11月3日(土)はボルサリーノ関さん。
萩ふるさと大使であり料理人である奥田政行さんの指導のもと山口県の高校生が作った“萩の食材”を使った特別メニューを、萩市内の飲食店14店舗で提供。
開催期間中に市内の協力店舗に設置されているスタンプを集めると、萩の食や明治維新にまつわる賞品をプレゼント!
商品交換所は3箇所で、それぞれ下記賞品がかならずもらえます。
・萩・明倫学舎 : 萩にゃんのクリアファイル
・萩博物館 : 特製 高杉晋作ノート
・道の駅萩しーまーと : 松陰先生禁断の大福もち
さらに、集めたスタンプが応募券となり、豪華萩の食材が抽選で当たるチャンス!
(1)見蘭牛ロースステーキセット
(2)萩鮮魚セット
(3)萩のフルーツセット
ここからは、実際に私が行ってみたおでかけモデルコースをご紹介します!
東京から萩市へ行くには、飛行機で羽田空港発、山口宇部空港着の便に乗ります。
所要時間は1時間45分で、往復航空券は15,000~20,000円程度。
山口宇部空港から萩市へは車で1時間10分、公共交通機関で行く場合はバスと電車を乗り次いで1時間40分ほどです。
今回は、乗合タクシーを利用しました!(所要時間1時間20分、片道3,600円)
萩市の中心である萩市役所に隣接する、萩元気食堂。
普通の単品・定食メニューもありますが、地産地消の食材を使った「萩の食菜バイキング」がおすすめです!
萩食祭レストランのコラボメニューはピザせんべい。
ピザ生地ではなく、お米をつぶしたお餅のようなものが生地になっています!
外はおこげのようにカリカリ、中はずっしりもちもちで、腹持ちもよさそう♪
3つ集めると萩の食や明治維新にまつわる賞品がもらえるスタンプラリーのスタンプもあり、1つ目のスタンプをゲット!
おなかいっぱい食べた後は、萩の絶景を眺めに萩城跡指月公園へ!車で10分ほどと、すぐ到着します。
日本100名城のひとつでもある萩城は、関ケ原の戦いで敗れた毛利氏が、広島城に代わる新たな居城として築いた名城です。
残念ながら現在はお城の土台しかありませんが、場内のQRコードを読みこめば、当時の映像をVR技術で再現した映像も観られます。
今回のイベントの目玉でもある「萩食談」のトークショーに行ってみました。
この日は「偉人の食卓」をテーマに、俳優の高橋英樹さんと道の駅萩しーまーと駅長の山口泉さんがゲストでいらしていました!
会場で振る舞われたのは下記3品。
・高杉晋作「鯛寿司」
・毛利敬親「ローストビーフ」
・吉田松陰「大福もち」
山口さんは、食にまつわる偉人のエピソードを集めてメニュー開発に取り組まれているそうです。
ひとつ例を挙げると、吉田松陰先生は質素倹約な生活をされていましたが甘いものが大好きで、自分の帳簿にもちを購入したことを記すのは、欲に負けたようで情けない、と記したことが記録で残っているそうです。
大河ドラマで数々の歴史の偉人を演じてきた高橋英樹さん、とても歴史にお詳しく、次はぜひ長州藩主の毛利敬親をやってみたいと意欲を示しておられました。
ここでしか聞けない歴史トークと美味しいお料理に、会場は大盛り上がり!
萩城跡を眺めて歴史を感じた後は、萩博物館駐車場に車を置いて、萩城城下町を散策。
日本の道100選に選ばれた菊谷横丁や木戸孝允旧宅、高杉晋作誕生地などの名所も多く、着物の着付け体験や人力車もできます。
城下町を散策した跡は、萩・明倫学舎へ。
享保3年(1718年)に5代藩主毛利吉元が毛利家家巨の子弟教育のために建てた藩校である「旧萩藩校明倫館」の跡地が観光施設となっています。
明倫学舎内にあるレストランカフェ萩暦(はぎごよみ)で萩食祭特別メニューのシロサバわかめライスコロッケを味わいます。
特別メニューを提供している協力店舗を3店舗まわったので、明治維新にまつわる賞品をゲット!
景品交換所は3箇所で、それぞれ下記賞品がもらえます♪
・萩・明倫学舎 : 萩にゃんのクリアファイル
・萩博物館 : 特製 高杉晋作ノート
・道の駅萩しーまーと : 松陰先生禁断の大福もち
期間中に色んな特別メニューを食べに足を運んで、ぜひゲットしてみてくださいね。
萩・食の祭典の開催期間中に対象店舗で食べられる“萩の食材”を使った特別メニューをご紹介します。
萩ふるさと大使である奥田政行さんによる助言の下、宇部フロンティア大学付属香川高等学校食物調理科の生徒の皆さんが考案したメニューです。
先ほどもご紹介した萩明倫学舎内にある萩明倫レストラン・カフェ萩暦。
萩食祭レストラン特別メニューはシロサバわかめライスコロッケで、暦ランチセットの一品として提供されています。
創業50年と、萩市で最も古い割烹料理店の割烹千代。
萩ならではの豊富な食材を使用し、郷土料理や創作和食、地酒を楽しめる店として地元をはじめ県内外からお客様が訪れています。
萩食祭レストラン特別メニューはフグ巻き寿司。
見蘭牛ダイニング玄(みどりや)。
萩食祭レストラン特別メニューは見蘭牛のネバネバ茶づけ。
創業は明治11年と歴史が深く、萩バスセンターのすぐ近くにある萩の御厨 高大。
萩食祭レストラン特別メニューはむつみ豚のステーキ。
東萩駅に隣接する萩ロイヤルインテリジェントホテルの2階にある、だいにんぐ まめだ。
地元の新鮮な魚とオリジナル呉豆腐が味わえます。
萩食祭レストラン特別メニューはイカづくし丼。
山口県産の食材を取り入れ、「山口食彩店」に加盟し平成17年6月「食品衛生優良施設」として山口県知事表彰を受けている、萩の宿常茂恵。
萩食祭レストラン特別メニューは、あまだいのトマトのうま辛ダレかけで、宿泊者の方への夕食の一品として提供されています。
萩市むつみ地区で育ったこだわりのブランド豚「むつみ豚」で作る自家製ハムとソーセージが評判のブラッセリ― ラボ。
常時12種のビール、自家製サングリア、シードル、ワイン等も豊富にそろえています。
萩食祭レストラン特別メニューは、萩トロドリア。