前回、お詣りしたのはこちら「法長寺」です。
法長寺で特に目を引くのは、秩父の札所の中でも一番の大きさを誇る本堂です。
その本堂は、あの”平賀源内”の設計と言われております。
境内には、別名「牛伏堂」の由来となった牛さんの像があります。
他にも、豊川稲荷様を祀るお社もありますので、
忘れずにお詣りしましょう!
詳しい情報はこちら!
https://play-life.jp/plans/24705
法長寺から車で数分。
距離にしたら、1.2kmほどなので、
歩いても20分ほどの場所にある、こちらのお寺。
秩父8番札所「西善寺」です。
なんか、こちらの小坊主さん、スタイリッシュですね(笑)
清泰山(せいたいさん) 西善寺(さいぜんじ)
本尊:十一面観世音菩薩 宗派:臨済宗南禅寺派
御詠歌 ~ただたのめ まことの時は西善寺 きたりむかへん 弥陀の三尊~
開創は文暦元年(1234年)。
現在は臨済宗南禅寺派に属する禅宗の寺ですが、以前は浄土系または天台系の念仏の寺だったようです。
御詠歌や縁起に見られるように観音霊場でありながら、直接本仏・阿弥陀如来による救いを説いていたということは、
当時西善寺が阿弥陀三尊の信仰を説き、いかに多くの信者を集めていたかがうかがえます。
境内に入ると「なで佛」さまなるものが…
どうやら患部と同じ場所をなでると、痛みを癒すと言われているそうです。
通常のお寺でいうところの「おびんずる様」でしょうかね。
撫でられすぎて、頭と膝がピッカピカ!
と、いう事は…?^m^
みなさん、願うことはおんなじなんでしょうね♪
そして、境内の中心で、かなりの存在感を放っているのは、
こちらのお寺のシンボル!「コミネモミジ」です。
樹齢およそ560年、幹囲り2.9メートル、樹高9メートルのコミネモミジは、新緑・紅葉の頃が特に美しく、
それを写真に収めようと大勢の参拝者が訪れいます。
比べるものがないので、その大きさを伝えるのは難しいですが、
本当に大きく、そして大きいだけでなく、
その姿形が、本当に美しいのです( *´艸`)
ちなみに、新緑・紅葉の頃は、納経をされない方は、拝観料が必要になるようです。(拝観料は200円です)
六地蔵さんも、もみじの下で涼しげですね!(#^^#)
こちらのコミネモミジは、埼玉県指定天然記念物になっております。
コミネモミジの紅葉の見ごろは、11月中旬から下旬にかけて。
真っ赤に色付いたモミジの姿は、きっと素晴らしいものでしょう。
私が行ったのは9月の下旬。
この頃は、まだ緑が美しい姿でした。
これもまた、見ごたえがありましたよ。
せっかくなので、紅葉した姿も見てみたいですね~♪
そのモミジ越しに本堂を。
本堂もとても立派ですね~!
こちらの御本尊は阿弥陀三尊佛(本堂上間に安置)ですが、明治時代の廃仏毀釈によりお堂(根岸堂)が破壊されたため現在は十一面観音坐像を本堂正門に安置しています。
いずれも惠心僧都作と伝えられています。
二度の火災に遭い、弘化二年(1845)に現在の本堂を再建、
平成になって15年かけ大改修をし現在に至ります。
どうりで立派で美しいわけです( *´艸`)
ちなみに、こちらのお寺は檀家寺ですので、法事等が行われます。
私が行った時にも、本堂でお葬式があったようでした。
お寺にはちゃんと駐車場があるんですが、そちらには車がいっぱいでした。
式のジャマにならないように、そっとお参りをさせていただいて…
錦絵も本堂の中に掲げてあるとのことでしたが、
それを確認することはできませんでした。
残念…
また、季節を変えて、お詣りさせていただきましょう!
次は、こちら!9番札所に参ります。
こちらのお寺は、囲いもなく、とてもオープンな感じです。
しかも、お堂がとても綺麗です。
お詣りの様子は、次回に紹介します♪