本日は近鉄難波駅へ。
ここから芸術の森の最寄駅である室生口大野駅までは鶴橋で乗り換えて約1時間。
上本町でも乗り換え可能です。
向かう室生寺山付近は山林に囲まれており、気温が下がりやすいので防寒対策もして向かいましょう!
室生口大野駅に到着です。
駅は無人ですが、改札を出た場所に観光案内所もありました。
駅のスロープを下った先にバス停がある為、ここから乗車し室生寺前で下車します。
本数が少なく1時間に1本しかないのでもし乗り過ごした方はタクシーがおすすめです。
所要時間は約15分。運賃は片道430円です。
室生寺前に到着です。
バスを降りた目の前には美しい室生川が流れ空気もとっても気持ち良い♡
川に沿っていくつか露店が並びます。
指をさす方向に向かうと紅葉が美しい室生寺があります。
今回は室生寺とは逆方面、バス停を降りた先に見える看板の方向へ向かいます。
ここから室生山上公園芸術の森へは徒歩で15分ほど。
道中、民宿兼古民家カフェ富がありました。
本当はランチにお伺いしたかったのですが、14時までということで間に合わず...。
お電話にて何度かお問い合わせをした際、快く対応してくださいました。
お時間のある方はぜひ訪れてみてください!
人とすれ違うことなく山道を進み、高低差のある階段を息を切らしながら登った先に突如現れた三角形の建物。
芸術の森と書かれた立て看板もありましたが、正直「本当にここにあるの?」と思うほど周りは殺風景。
とりあえず、受付で入館料400円を支払い先へ進みます。
ここでトイレも済ませておくと良いでしょう。
扉の先には四方を山に囲まれた広大な場所に出ました。
まず初めに登場したのは波打つ道に沿って植えられたレッドロビン。
こちらの作品名は"波型の土盛り"。
本来まっすぐに伸びる道をわざと波打たせたなんとも不思議な作品。
こちらは"地上への出口"。
無機質な台形の鉄の道が地下へと続きます。
周りが緑に囲まれている場所だからこそ違和感を感じます。
先ほどの地上への出口はこちらの渦巻き状の道に続いていました。
こちらの作品は"螺旋の竹林"。
渦巻き状の螺旋階段の周りを竹林が囲み、まるで秘密の階段を隠しているかのよう。
近くに来てみないとそこに階段があるのだと気付きません。
こちらは進むに連れ変化する光と陰の様子を楽しむことのできる作品です。
そしてこちらが芸術の森で最も有名な"螺旋の水路"。
渦巻き状に広がる水路の先には一本のドームツリーが立っています。
ドームツリーに向かって進む様子を撮影した写真が人気です。
ドームツリーから流れた水は水路を通り中央に向かって水が流れています。
ドームツリー方面から渦巻き方面を眺めるとまた違った景色を楽しむことができますよ。
その先、湖の真ん中に建つ巨大な物体。
こちらは"天文の塔・太陽の道"。
物体を中心に左右に伸びるアーチ状の道は太陽の道を示しており、北緯32度32分の軸線となっています。
この日はあいにくの曇り空でしたが、頂上に伸びた階段を登った先からの眺めを楽しむことができました^^
階段の裏には太陽の光が差し込む隠れ家のような広場が広があります。
さらに緩やかな傾斜を登った先、またしても湖に浮かぶ3つの島を発見!
中央の島には三角形を真っ二つに割ったような物体が。
こちらは"ピラミッドの島"驚くことに中は木製でできています。
その他、自然観賞用に広い観覧席が3箇所設置されていたり、地滑り対策前にあった棚田をそのまま残した"棚田の再現"など自然をそのまま生かした作品もあります。
ちなみに技術の森の入り口は南北の2箇所。
今回は北入口から入りましたが、南入口もあります。
その場合、山を下ってくるようになるので作品は今回ご紹介した順番が逆になります。
公園内は多くの自然に囲まれており、アート鑑賞に加えて四季折々の景色を楽しむことがこの場所の魅力。
芸術の秋、自然と芸術が癒合した芸術の森でアートな時間を過ごしてみてはいかがでしょう^^
古民家カフェ富
【営業時間】10:00~14:00
【定休日】不定休
室生山上公園芸術の森
【営業時間】
4月〜10月 10:00〜17:00
3月・11月・12月 10:00〜16:00
※1月2月 休園
【定休日】火曜日
【入館料】大人400円
【公式HP】http://www.city.uda.nara.jp/sanzyoukouen/index.html
【バス時刻表】※室生寺HPより参照
http://www.murouji.or.jp/guide/access/p3.html