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ブリュッセル旅は鉄道で①(パリ発、Thalysチケットの買い方~グランプラスまで)

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2019/01/23
ブリュッセル旅は鉄道で①(パリ発、Thalysチケットの買い方~グランプラスまで)
ヨーロッパ旅行の醍醐味の一つは、国境を超えた自由な移動。EU圏内にはあらゆる高速鉄道が走り、簡単に行き来できます。 今回は一つのケースとして、パリからブリュッセルへの移動と、それに伴う手続きを解説。 ブリュッセルの見どころも紹介します。
・掲載時点の情報です。最新情報については各施設のHPをご確認ください。
・紹介している施設等について、アフィリエイトプログラムを利用した広告リンクを設置している場合があります。

こんな人におすすめ

・パリからブリュッセルに旅行にいきたい 
・ヨーロッパの高速鉄道の乗り方が分からない
・短期間でブリュッセルに行ったとき回れるスポットを知りたい
ヨーロッパへの長距離旅行はここから!
Paris-Nord(パリ北駅)

パリ北駅、Gare du Nordからは、ユーロスターやタリスなどの長距離幹線列車がたくさん出ています。フランス南部やブリュッセル、そして海を渡ってロンドンにも列車で行けてしまうんですね!
パリ北駅はメトロの駅もあってとにかく巨大なので、初めての方は長距離列車用ターミナルの位置を確認しておくといいかもしれません。タクシー・Uberやバスを利用すると、パリ北駅のロータリー(長距離用ターミナルにエレベーターですぐ)で降ろされることが多いので、便利です。
ロンドンに行く場合などは、パスポートを見せて出国審査を受けるのでかなり早めにつく必要があります。ブリュッセルの場合はそうでもありませんんが、余裕を持っておきましょう。

ちなみに、鉄道と飛行機どちらで移動するかを迷われる方もあるかもしれませんが、鉄道の方は荷物の重要制限がなく、2つのバッグに収まりさえすればめちゃめちゃ重いものを持ち込んでも大丈夫というところがポイントです

ブリュッセルにはThalys(タリス)で
Paris-Nord(パリ北駅)

今回利用するのはThalys(タリス)という鉄道です。ブリュッセルの他にも、アムステルダムなど大陸ヨーロッパへの行先が豊富な列車です。
いくつか高速鉄道があって、とりあえず新幹線に乗ればいい感じの日本人の感覚では戸惑ってしまいます。
大阪名古屋でも近鉄とJRがある、みたいな雰囲気でしょうか。

駅でもチケットは購入できますが、今回はWebでチケットを購入。安いものだと片道50ユーロからあります。早めの予約を心がけましょう!
駅のターミナルに発券機があってそこでも発券できますし、メールでEチケットも届きます。

さらに、私のオススメはアプリでEチケットを利用すること。Thalysなど鉄道別のアプリもありますが、私はSNCBのアプリで。
SNCBはベルギーの国鉄で、SNCB internationalのサイトやアプリなら、
ベルギーに出入りする路線ならユーロスターでもTGVでもThalysでもなんでもカバーしてくれます。
アプリでチケットの予約から発券まで全てが完了します。

一応PCなど他のデバイスにもスクショを送っておくといいかと思います。
表示されるチケットのバーコードをスキャンするだけで乗車は完了!

ブリュッセルまでは1時間20分!
Paris-Nord(パリ北駅)

△アプリの画面はこんな感じ

指定席に合わせて乗車。パリメトロの窓とかの汚さに比べて、高速鉄道はとてもきれいです。
ブリュッセルまではほんの1時間20分。電源もWifiも完備されています!売店的なのも車内にあります。
手続きも簡単で、外国に行くという感じは本当にしない…ヨーロッパを感じられる体験です。

Bruxelles-Midi(ブリュッセル南駅)Bruxelles-Midi(ブリュッセル南駅)

Bruxelles-Midiに到着!ここから、様々な観光地に向かいます!
ベルギーにはメトロとトラムが走っていて、色々なお得チケットがあります
ここに詳しくありますが、
私は24h乗り放題で7.50ユーロのチケットを買いました!

Place de la Bourse
Bourse de Bruxelles(ブリュッセル証券取引所)

トラムに載ってBourseで下車。前の広場と取引所の建築も有名で、ファサードにある彫刻はロダンの手によるものです。
証券取引所で文化イベントもやってるみたいで、ゴッホの世界に没入できる巨大スクリーンショー(メディアアート的なやつです)がやってました。

Bourse de Bruxelles(ブリュッセル証券取引所)Bourse de Bruxelles(ブリュッセル証券取引所)Bourse de Bruxelles(ブリュッセル証券取引所)

ゴッホの展示、これは昨年のパリで見たやつですが、こんな感じでした。
本当にゴッホの作品に取り囲まれる、という感じで、同時代のフランス音楽などが流れて、五感で楽しめるキュレーションでした。
2019年1月末までやっているらしいので、もしブリュッセルに行かれる方がいらしたらぜひ!

Le Restaurant Rêve d'AsieLe Restaurant Rêve d'AsieLe Restaurant Rêve d'Asie

ベルギーといえば多文化が混合する国家ですが、
Bourseの近くにもあらゆる国や地域の食文化が根付いています。私はブリュッセルでたずねた知人に、アジア料理街に連れてってもらいました。

(なぜかヨーロッパの人ってアジア人が来たらアジア料理に連れて行く傾向にありませんか…?私たちはせっかくなら地元の料理を…と思いがちな気がするのですがどうでしょう。)

というわけでなぜかベルギーでタイ料理屋に入ってパッタイを食することになったんですけど、かなり美味しかったです。
近くにアジア系スーパーもあるので、長期滞在の際は便利だと思います。

Le Restaurant Rêve d'Asie
場所:Rue Jules Van Praet 19, 1000 Bruxelles, ベルギー
営業時間:0:00〜23:30
Grand Place(グランプラス)

Bourseから歩いてすぐのところにあるのが、世界で一番美しい広場こと「グラン・プラス」。
ヴィクトル・ユゴーが賞賛したともいわれる世界遺産です。

Grand Place(グランプラス)Grand Place(グランプラス)Grand Place(グランプラス)

この広場は、中世以来の建築に囲まれており、15世紀に建てられた市庁舎や、各ギルドの建物があります。

広場自体は5分もあれば一周できる大きさですが、建物ごとにギルドの特徴が表れていたり、小さい見所満載です。

グラン・プラス

また、広場の周りには板チョコのようなデザインをした伝統的なファサード古い家や店舗が立ち並んでいます。
この旧市街では観光はもちろんショッピングも楽しめます。

Maison Dandoy Gland PlaceMaison Dandoy Gland PlaceMaison Dandoy Gland Place

伝統的なレシピで作る「スペキュラース」を売る19世紀から続く老舗。
ベルギーでは12月6日の聖ニコラウスの祭日に良い子にあげる伝統菓子だったそう。
ジンジャーブレッドのような味で、これも古くから伝わる大きい型で王さまや神話のキャラクターに型抜きするんですね。
こちらのwebページでデザインや行程がみられます。かわいい!

持ち帰りやすいビスキュイなども売ってます。お土産にどうぞ!

◎第二弾に続く…

Maison Dandoy Gland Place
場所:Rue au Beurre 31, Brussels 1000, Belgium
営業時間:9:30 - 22:00
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。