この日の目的地は栃木県日光市。
中禅寺からのお詣りするため、夜、自宅を出発。
夜中にこちらに到着し、駐車場にて車中泊。(というか仮眠程度ですが…www)
というのも、この日は10月の下旬。
いろは坂の紅葉が見ごろを迎えてまして…
多分、朝出発したら、渋滞に巻き込まれてしまうだろうと。
という事で、駐車場にて朝を迎えました♪
ちなみに、いろは坂の紅葉の見ごろは、例年10月中旬から下旬にかけて。
その年によって、多少前後はしますが…
大体同じ時期と考えてもらっていいと思います。
この時、朝6時頃。
空がぼんやりと明るくなり、遠くの山々には朝日が当たっているようです。
風がほんの少し吹いていたでしょうか。
湖面がゆらゆらと波がたっています。
朝靄が大分消えてきました。
でも、それはそれで幻想的で美しかったです♪
湖を見ながら散歩していると、
どんどん明るくなってきました。
ここで中禅寺湖の説明を。
奥日光の入り口に位置する湖で、
周囲約25km、最大水深163mで、およそ2万年前に男体山の噴火による溶岩で渓谷がせき止められ、原形ができたといわれています。
海抜高度1269m、日本屈指の高さを誇る湖です。
穏やかな気候のため、明治から昭和初期にかけては外国人の避暑地として賑わいました。
遊覧船に乗って水上からの景色を楽しむのもオススメ。紅葉シーズンには「紅葉廻り」コースも運行されます。
朝日が男体山を照らしてます!
赤富士ならぬ、”赤男体山”?ですかね??(笑)
紅葉の様子と相まって、本当に美しいです。
これで、風がなければ、”逆さ男体山”も見られたんですけどね。
残念です(-_-;)ガッカリ
ちなみに、中禅寺湖の駐車場はいくつかありますが、
この時期は、ハイキングの方などで、朝8時頃にはほぼ埋まります。
合わせて、いろは坂も混雑してきますので、
早めに行かれることをおすすめします。
その駐車場の目の前にあるのは、日光山中禅寺、通称立木観音です。
こちらは、坂東三十三観音の札所に数えられ、
年間を通して、たくさんの方が参拝しております。
こちらの境内にも、たくさんの木々があり、
美しい紅葉がみられました。
朱いお堂とのコラボは、これまた美しいです♪
外国人の方が好みそうな画ですよね!(*^_^*)
真っ赤に色づいたカエデが、やはりポイントでしょうか。
向こうの山々の色づきも綺麗です。
こちらは、立木観音・五大堂からの眺め。
大分太陽が昇った様子で、空と湖の青さが目に眩しいです。
湖畔の紅葉とのグラデーションがなんとも言えません。
手前のお堂は、裏手に背負った山の影が落ちていて、
まだ暗いですね。
ちなみに五大堂とは、不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王の五大明王が安置された御祈祷の道場です。
ここで立木観音について少しだけ。
中禅寺(ちゅうぜんじ)は、784年、日光開山「勝道上人」(しょうどうしょうにん)によって建立されましたお寺で、世界遺産「日光山輪王寺」(にっこうざんりんのうじ)の別院です。
御本尊「十一面千手観世音菩薩」(国重要文化財)は、勝道上人が中禅寺湖上に千手観音様をご覧になり、その姿を桂の立木に彫ったと伝えられています。
こちらの観音様、”立木観音”の名のとおり、いまも下は地面に根を張る立木です。
その姿は、見上げるほどの大きさで、お顔はふっくらとした優しいお顔をしています。
中は撮影禁止ですので、残念ながらご紹介はできません。
ぜひ、ご自分の目で確かめてくださいね!
立木観音については、また改めてご紹介します。
お詣りが終わって、駐車場に降りたときの様子。
この日は天気も良く、しかも、雲ひとつない空。
空気も澄んでいて、ひんやりとしていました。
風がなかったら、湖面に景色が写って、
シンメトリーな様子が見られたんですけど…
こればかりは、”ご縁”ですから( *´艸`)
仕方ないですね。
ここ歌ヶ浜駐車場からは、遊覧船も発着しています。
湖上から見る景色はまた格別。
ぜひ、紅葉の時期だけでなく、季節を変えて、お出かけしてみてください。
さて。
お詣りも済んだ事ですので、次に向かうとします。
と、その前に。
お天気のいい日は、華厳の滝に寄るのもいいですね。
特に紅葉の時期は、普段と違う景色が見られるはずです。
でも、今回私はパスして… (笑)
次回のお楽しみにとっておきましょう。
中禅寺湖を後にして、いろは坂を下ると、
道の両脇が美しく紅葉しておりました、
緑から黄色、そして赤へと変わる木々。
いつも思いますが、本当に日本人でよかったと思う瞬間です。
関東の紅葉スポットの中でも、上位にランクインする中禅寺湖といろは坂。
混雑は必須ですが、時間を少しずらすだけで、渋滞に巻き込まれず、
美しい景色を堪能する事ができます。
今年のもみじ狩り。
日光方面にお出かけしてみてはいかがでしょうか?