愛知県の「名古屋」ではありません。
佐賀県唐津市の「名護屋」という場所。
呼子と同じく玄界灘漁業の根拠地であり、海の幸に恵まれています。
豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に本営を置いた地でもあり、非常にたくさんの陣地が未だ残されている面白い歴史があります!
ちょっと歴史に疎い彼女でも彼氏でも、
素晴らしい景色には「すごい!」と大興奮するはず。
それでは、早速巡ってみましょうー!
目指せ、豊臣秀吉!海鮮!活き造り!
この旅の待ち合わせは、唐津駅!
福岡から唐津までは、交通機関だと電車か高速バスで来れます。
今回は、天神から唐津まで行ける方法を紹介します。
わたしは今回は高速バスで、唐津バスセンターから唐津駅まで歩きました。
<電車>
福岡市営地下鉄空港線・「天神駅」から筑前前原行きに乗車。
→「筑前前原駅」で降りたら、JR筑肥線 西唐津行に乗り換え。
→「唐津駅」で降りる!
電車だと、およそ1時間半かかります。
運賃は、1140円。
<高速バス>
「西鉄天神高速バスターミナル」より、からつ号に乗車。
→「唐津バスセンター」で降車。
唐津駅は経由しませんが、唐津バスセンターから駅まで10分ほどなので、遠からずです。
天神からは、およそ1時間ちょっとかかります。
運賃は、1030円です。
鎮西町名護屋へは、唐津駅から車で30分ちょっと。
交通量もそこまで多くないので、ゆっくり安全運転でいきましょう!
佐賀っぽい畑や自然多めな風景を眺めながらめざしましょう〜
名護屋城跡に到着です!
城跡と聞いていましたが、ここまで広いとは・・!
立派な石垣や池も残されており、素晴らしい絶景でした。
ここは、豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して出兵拠点として築かれた城で、膨大な面積の地に石垣などが残っていました。
周囲には130以上に上る諸大名の陣屋が構築され、全国から20万人を超える人々が集ったそう。現在、名護屋城跡と23箇所の陣跡が国の特別史跡に指定されているとのことでした。
名護屋城跡をじっくり散策した後は、博物館へ。
こうして日本の歴史がしっかり残されているところは佐賀県の素敵なポイントです。
静かな館内には、「日本列島と朝鮮半島との交流史」をテーマとした常設展示を中心に、文禄・慶長の役や名護屋城、朝鮮半島の文化、佐賀県・唐津・東松浦地域の歴史などを題材とした展示が2階に常設してありました。
企画展も随時行っているそうです。
敷地の外では城内散策ができました。
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開館時間:9時~17時
休館日:月曜日 ※月曜日が祝休日の場合はその翌平日
年末12月29日~31日 ※1月1日~1月3日は開館しています。
入館料 無料
※特別企画展は有料です。
※ただし有料期間中でも、高校生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料です。
駐車場 無料
1階から外に出ると、博物館の裏側にも城跡が。
受付で申し込めば、城のバーチャル体験ができるそう!
豊臣秀吉の時代を感じながら、散策してみましょう。
散策で歩き疲れたあとは、道の駅でひと休み。
「道の駅 桃山天下市」へ。
妙に頭の中に残る道の駅の名前ですね。
名古屋城跡から車で3分くらいのところにあり、呼子より3キロの国道204号沿いにあり、特別史跡名護屋城跡の玄関口に位置しています。
結構遅い時間に来てしまったので、飲食できるところは閉まっていました・・!ショック!
ラストオーダーが16時なので、夜ドライブにはあまり向きませんが、次はもっと早くに来ることにしましょう。
道の駅では、鎮西町でとれた新鮮な農産物、水産物等を豊富に揃え、食事処ではイカ活造定食等の活魚料理が楽しめます。
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所在地 佐賀県唐津市鎮西町名護屋1859
電話 0955-51-1051
FAX 0955-82-5800
営業時間 店舗・売店 9:00~18:00(農産直売所は7:20閉店)
レストラン 11:00~18:00
休館日 1/1~1/3(店舗によって異なります)
海鮮は悔しくも食べれませんでしたが、
しっかりご当地モノはゲットしました!
えーと、「ゲンコウサイダー」・・?
ゲンコウとはなんだろうか。
これは実は、佐賀の固有種の柑橘のことで、元々は佐賀の唐津の島・馬渡島に自生していたそう。
ゲンコウに可能性を見出し、唐津市にある富田農園の富田さんが自身の農園に写して栽培を始めたのがきっかけで知られるようになったとのことです。
酸味と甘みがバランスよく取れていて、さっぱり飲みやすい味でした。
ごちそうさまでした!
そして、もう一つ。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。
「エイリアンエナジー」!
これもご当地モノなのでしょうか?
試しに買ってみましたが、とても飲みやすいカラッとしたエナジードリンクでした。
最後は、唐津の海を眺望できる「波戸岬」へ。
道の駅から車で10分ほどでした。
しかし!海の前に!
なんと、サザエのつぼ焼きを食べることができる場所を発見したので、そちらへ先にお邪魔します!
なんとひと皿500円!?
大小のサイズ合わせて3〜4個付けてくれます。
焼いてくれるおばちゃんも面白く、目の前で世間話をしています。
ほっこり♩
お酒のおつまみのお土産もいろいろ売っているので、帰りのお土産にしても良いですね〜
サザエで腹も膨れたので、岬へ向かいます!
サザエのテントを抜けると、砂浜が広がります。
ちょうど夕日が沈みそう。
岬の方に向かう途中、海岸沿いの道を歩いていたら・・・
「ゴロゴロゴロ ゴロゴロゴロ」
と不思議な音が・・?
雷かな? でもよいお天気だわ・・。
なんと、これは波が打ち付ける度に、海底の石がこすれ合って鳴る音だったのです!
波の音だけじゃないんだあ、海の音って。
面白い発見ができますね。
岬の方へ足を進めると、言葉を失うほどの絶景が。
秋色に染まる草原と、少し肌寒い風と、海の音。
海中展望塔では自然の魚と海底を見ることができるそうですが、今回は行きませんでした。
向かいには、唐津の島・松島と加唐島が見えました。
潮が引いていれば、岩がゴツゴツしていますが、海岸に下りることもできます。
岬からさらに足を進め、松原を辿ると、「岬神社」へ到着しました。
行ってみると、鳥居の付近海岸のゴミがすごいことになっていますが、鳥居をくぐると、またもや絶景が。
ちょうど干潮時で、岩の上を渡りながら海へ向かいます。
広大に渡る秋空と海を眺めることができました。
かなり歩きにくいので、スニーカー以外はオススメしません!