江ノ島駅の1つお隣の駅、腰越。腰越は、人気観光地・江ノ島からすぐなのに、そこまで観光客は多くなく、町を歩くと人々の生活が垣間見れるあたたかな町です。
そんな町での旅の拠点はここ。腰越駅から5分もかからない場所にある、貸切リノベ古民家・haletto house(ハレットハウス)です。
鍵を取り出して中へ。ずっと泊まりに来たかった場所なのでワクワク♡
入ってすぐの階段にはスタッフさんからのお手紙が。
あたたかさを感じるお家の中は、水回りなどは綺麗にリノベされているので古さは感じません。しかし、おばあちゃんのお家に遊びに来かたのように落ち着けるお宿です。
タオルやアメニティはもちろん、アロマや食器も用意。キッチンや冷蔵庫、洗濯機も自由に使えるので、まるで暮らしているように宿泊できる場所です。
お部屋に荷物を置いたら、晩ごはんへ。
腰越の人も通う、鉄板料理が食べたれる居酒屋さんNAGI(ナギ)です。腰越駅からhaletto houseに向かう途中に見つけ気になったので来てみました。
お料理もお酒もおいしい!特におすすめはふわふわで分厚いお好み焼きです。
その日のおすすめの1品は店内の黒板をチェックしてください。腰越の港で撮れた海の幸も!
地元の人たちに混ざって、おいしいお酒と料理を楽しみましょう。
ほろ酔い気分で話も弾み、あっという間に時間がたってしまいます。
ご飯屋さんから、朝ごはんとお部屋で飲むお酒を調達すべくスーパーへ向かいます。
到着してすぐチェックイン業務のためいらしたスタッフさん(腰越に住むおじさん)に、腰越のスーパー事情を聞くと21:00にはスーパーは閉まってしまうとのこと。
しかし、結局スーパーは見つけられず、10分ほど歩いて江ノ島と腰越の間にあるコンビニへ。でもそのおかげで、帰り道に夜の海と、輝く江ノ島の灯台をみることができました!
夜の海って、いつもと違う雰囲気でテンションがあがります。
青春ドラマのごとく「○○ー!!!(詳しい事はナイショ)」と叫んだりとても楽しかったです。ささやかな非日常的時間。
少し寒くなってきたので、海沿いを歩いて帰りましょう。
朝ごはんは自炊しました。
コンビニで調達した食材で、サラダとトーストと、スープを。キッチンにはバルミューダのトースターが。
朝ごはんを食べていると、外から子どもたちの声が聞こえてきます。
なんだかこの町に引っ越してきたような気分に。
heletto houseの目の前はコーヒーショップ。
腰越珈琲にケトルを持っていくとその中にコーヒーを入れてくださるそうです。
朝の準備を済ませて、お店に行ってみました。
写真やイラストがたくさん飾られている店内。そんなお店の中には本もたくさん。地元の人から寄付された本は貸し出し自由で、静岡まで旅立っている本もあるとか!
またこのお店はワンちゃんや、ネコちゃんも一緒に入店できます。
ご主人も素敵な人で、居心地のいい店内は、いつまでもいたくなってしまう場所ですが、テイクアウトカップにラテを入れてもらって次の場所へ向かいます。
haletto houseや腰越珈琲から歩くこと3分もかからずに海に到着!
おそらく1分程度で到着すると思います。
テイクアウトしたラテを片手に、海をお散歩。
漁港があり、しらすを干している漁師さんの姿やサーファーの姿も。
江ノ島がすぐそこに見えます。昨日見た夜の江ノ島とは、やっぱり違う雰囲気。
海風が冷たく感じたら、暖かいコーヒーを一口。
漁港からすぐ。海の神様がいる小動神社へ。
「小動」と書いて「こゆるぎ」と読みます。
この神社には、海の神様や、芸能の神様など、いろいろな神様がいらっしゃいます。白と赤の鳥居が並ぶ珍しいスポットも。
ほとんど人がいない、静かに過ごせる神社です。
神社の中には、少し高台になった海を眺められる場所が。
なんとここは、鎖国時代に海外の船を見張る場所として使われていたそう。
神社を抜けると、素敵なデザインの看板を発見。
何のお店か気になったので近づいてみました。
そこにはアメリカやヨーロッパで買い付けたアンティーク雑貨が並ぶ、素敵な空間が。
ドアや椅子など大きなアイテムから、間接照明やショットグラスなどの雑貨まで幅広く取り揃えられています。都内から足を運ぶお客さんも多いそうです。
ご主人とおしゃべりをしながら、アンティーク雑貨を見ているとあっという間に時間がたっていました。
腰越の町を少しお散歩してみます。
地元の人が多く訪れていたパン屋さんや、おいしそうな海鮮丼が600円という破格で販売されているお店も。
お店の人が「あそこの海鮮がおいしいよ〜」とかいろいろこの町のことを教えてくれます。今度、腰越に来た時には寄ってみよう!
歩いていると、昨日見つけられなかったスーパーも発見できました(笑)。
置いていた荷物を取りにhaletto houseへ戻ります。
haletto houseは12:00までにチェックアウトすればOK。
荷物を持ったら、昨日スタッフのおじさんがおすすめしてくれたお寿司屋さんへランチに。
haletto houseから3分。地元の人もおすすめするかご家へ。
ランチなら腰越名物のしらすをふんだんに使ったランチを、1000円〜1200円程度で食べられます。ほかのお店と比べても、ずいぶんとリーズナブル。
腰越のお魚がたくさん使われたランチは、ボリューム満点。
お店の人が、「生しらすだけじゃなくて、茹でたしらすもおいしいよ」とおまけをくれました。ありがとうございます!
生しらすも、茹でしらすも、そのほかのお魚もとてもおいしくて大満足でした!お吸いものもダシが効いて、お酒を飲んだ次の日の体に沁みました…。
ここで一緒に来ていた友達とはお別れ。
ここから先はひとり旅です。
昨日、コンビニに向かう途中に通った道を歩いてみます。暗いとわからなかったけど、山と建物の間から顔を出す塔を発見!
気になるので近づいてみます。
塔に向かって歩いていくと、大きなお寺に到着しました。
高台になって少し海が見える展望エリアのような場所や、あの五重の塔もありました。近くで見てみると思ったよりも大きかったです。この五重の塔は、神奈川県唯一の木造の五重の塔なんだとか。
本堂の中もとても立派で、神聖な雰囲気。静かに仏像に手を合わせましょう。帰りは鐘をついてみました。ごーん。
龍口寺から歩くこと3分。
海外で修行を積んだご主人が作る、本格派ジェラートを食べながらひと休憩しましょう。
こだわりの牛乳と、旬のフルーツや野菜を使用したこだわりのジェラートが10種類ほど並んでいます。
どれにしようか迷っていると「ゆっくり考えてくだい。今日は暇なので(笑)」と(笑)。
お話を聞くとどうやら、金曜日が比較的空いているようです。
わたしが選んだのはきれいなグリーンのジェラート。
抹茶ではなく玄米茶のジェラートです。
香ばしい香りがふわっと広がり、あっさりとしていて、いくらでも食べられそうなジェラートでした。
少し時間があるので江ノ島まで歩いてみましょうか。
そんな時のBGMは、STUTSのビートに、今人気急上昇中の鈴木真海子(chelmico)×SIKK-O(TOKYO HEALTH CLUB)が歌っている『Summer situation』。
題名には「夏」とついていますが、2017年冬にリリースされ、MVも冬の江ノ島でカップルがデートしている様子を撮影しているこの作品。このMVのデートを完コピした記事を作るのが今の小さな夢。
○『Summer situation』をSpotifyで視聴する○
(まじ、わたしこの前からSpotifyの回し者みたいになってますけど、全く関わりありませんからね)
せっかくなので砂浜の上を歩いてみます。スニーカーに砂が入るとか、そんなことは気にしません。
『Summre situation』を5回も聴かないうちに江ノ島に到着。
写真を撮りながらのんびり歩いていたので、歩道をまっすぐ歩けば10分もかからず到着すると思います。
ここで腰越の旅はおわり。
人気観光地の1つ隣の駅というだけでこんなにいる人の数が違うのかと思うほど、ゆっくり旅ができました。
町で出会った人はみんな優しくて、またこの町に帰ってきたいなと思う、そんなステキな場所・腰越。
また絶対来るぞ。次のおやすみくらいにまた行っちゃってたりして。
haletto houseに関しての詳しい情報はこちら
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