18:00に新宿駅から夜行バスで出発。
今回の花火大会は、ほぼど真ん中の鑑賞席をGETするために、前泊するコースで向かいます。
...というのも、花火大会当日の日付が変わった瞬間、つまり0:00に無料席の場所取りが解禁となるので、その時間を狙っていくわけです。
新宿駅から長野駅までは、通常4時間半で着くので、仕事終わりに疲れていても仮眠すると思えば◎
通常時刻通り、22:30に長野駅に到着しました!
駅には「えびす講煙火大会」のポスターが貼られていてワクワク〜♪
ということで、さっそく東口から花火大会の会場へ向かいます。
私は1人で場所を行ったので孤独感がハンパなかったですが、誰かと行けば徒歩20分なんて余裕!...のはず。(笑)
ですが、11月下旬の長野市内の気温は約3度です。
都内とは10度以上の差があるので、防寒対策を忘れずに!
花火の打ち上げ場所は犀川第2緑地というところなので、労働福祉センターの「サンライフ長野」という場所を目指していけば迷わず行けます。
私は23:30前についたのですが、場所取りをするカメラマンさんの姿がちらほら...。
車組は車内で暖まることも出来るので、有利かも知れません!
0:00解禁とは言え、その前からある程度の場所を確保することもできるのですが、無人の場所取りをすると撤去されるのでなんとか0:00まではその場にいるようにしましょう。
スズランテープや荷造りの紐、固定用の釘があると場所取りの際に便利です。
そこから20分ほどかけて長野駅に戻ってきました。
星が綺麗だなと思いながら、深夜のあるある「お腹空いた〜」の欲に負け、深夜でも営業しているラーメン屋へ。
大衆酒場のような「吟屋食堂」の鶏白湯ラーメンなら、チャーシュートッピングにしても、スープがクリーミーかつさっぱりしているので罪悪感もありません。
それに、場所取りを頑張った自分のへのご褒美!身に染みる〜(泣)。
翌日は長野駅に入っている「信州おみやげ参道」を散策。
りんごのオブジェクトが可愛い、待ち合わせ場所もあります。
りんごの生産量は青森県に続いて全国第2位という長野ご当地グルメのりんごジャムや信州そば、信州で発祥した養命酒などがたくさん取り揃えられていました!
駅構内に広いロッカーもありますし、花火大会前にお土産を買うならここがおすすめ。
せっかくなので、ほっと一息を。
立ち飲みスタイルのバー「信州くらうど」に隣接された、「醗酵カフェ」で「ジンジャー甘酒」注文。
生姜と甘酒って合うのかな?
そんな好奇心で注文してみましたが、飲んでいるうちに体がポカポカしてきて、風邪予防にもなりそうでした◎
米麹のつぶつぶ食感も飲んでいて楽しかったです。
午前中はそのまま長野駅からバスで「善光寺」に行き、参拝。
電車やバスで行ける定番のスポットといえばやはりここでしょう。
期間限定で、ご利益があると言われる「だるま作り」も行われているみたいですよ。
年度によって異なりますが、11月下旬は紅葉も見頃ですし、隣にある東庭園で紅葉狩りをするのもおすすめです。
紅葉が色とりどりで綺麗だったので、話題のカメラを使ってみました!
高さ25mの荘厳な善光寺本堂も、このように1枚の写真に収めて写真を撮ることができますよ〜!
また、時期によってはソメイヨシノや紅葉と一緒に撮影ができ、四季の変化の美しさが伝わります。
お腹が空いてきたら、善光寺を出て仲見世通りを少し進んだところにある、老舗の唐辛子専門店「根元 八幡屋礒五郎」へ。
お店には主に七味唐辛子を使った煎餅や、調味料、コスメなどが売られています。
その奥が「横町カフェ」になっており、スパイスの味を生かしたオリジナルカレーや七味マカロンなどのスイーツを食べることができます。
卓上には7種類の七味唐辛子が置いてあるので、自分に合う味を試せるのも嬉しいポイント!
今回は「赤カレー(バターチキン)」と「横町デリプレート信州米豚」、食後に「スパイス・ジェラート」を注文しました。
2つとも七味は入っていないので、自分で調節してかけて食べるスタイル。
スープにデリもついていて、満足度も高いです。
そして、ジェラートにも七味唐辛子が入っているんです!
一見ミスマッチのように思われますが、実はメディアで何度も紹介されたほどの、目玉メニュー。
辛味の全くない唐からし「万願寺」と、チョコレートのコクがある「カカオニブ」と2種類の味を選びました。
本当にツブツブ食感の唐辛子が入っていて、濃厚でしっかりとした甘さの中にもどこかスパイシーさが見え隠れしており、ヤミツキになりました!
そこからバス「びんずる号」で長野駅へ戻ります。
この地帯の街もバスもどこかレトロで、ヨーロッパに来ているかのよう。
時間があれば記念に写真を撮ってみて。
いよいよえびす講煙火大会が始まりました。
今年で113回目の開催ですが、江戸時代から出世花火と言われるほど、花火師にとっても特別なこの大会。
開始時も気温3度…!動いていないせいかめちゃくちゃ寒い!
カイロは必須です。
まず1つ目の見どころは「全国十号玉新作花火コンテスト」。
全国から集まった十数社による色とりどりの十号玉が打ち上げられ、開き具合、形や光り具合などの様々な観点から審査します。
そして、プログラム最後には表彰式が行われます。
菊や牡丹、万華鏡などなど…お気に入りの花火が見つかるはずです!
2つめの見どころは、信州煙火工業、紅谷青木煙火店による「特大スターマイン」。
カメラの15㎜広角レンズで撮影をしてもおさまりきらないほどの迫力で、わずかに地響きがしたような感じもしまし(笑)。
空気の澄んだ秋の夜空に彩りのある花を咲かせます。
そして3つめの見どころは、全国トップクラスの2社・信州煙火工業と紅屋青木煙火店によるミュージックスターマイン。(これがメイン!)
曲に合わせ花火が打ちあがり、最強のパフォーマンスを見せるワイドスターマイン。
途中、撮影も忘れて、圧倒されてしまいました。
真上や扇型に放たれる”トラ”は左右交互に打ち上がったり、扇形に打ち上がったりと観る人が涙を流すほど。
それぞれたった5分間ほどのプログラムでしたが、youtubeにも動画が上がっているので、ぜひ見てもらいたいです!