徳之島は、南西諸島の奄美群島に属する離島の1つであり、島内には鹿児島県大島郡徳之島町、伊仙町、天城町の3町から成ります。
本土主要空港からの直行便がなく、観光開発されていない豊かな自然と素朴な南の島の文化が味わえる希少な島です。
奄美空港から徳之島空港へは、地方都市間・離島を運航するJALグループエアライン、日本エアコミューター(JAC)の飛行機に乗っていきます。
黒くて大きいプロペラが珍しくてかっこよくてテンションが上がります。
徳之島へは、あっという間の30分で着いてしまうので、つかの間の空の時間です。
今回の旅のスタートは徳之島子宝空港。
徳之島へは本州主要都市からの直行便が無いので、東京から行く場合は 羽田空港→鹿児島空港→徳之島空港 と経由して4時間前後で到着です。
島内での移動手段は車がおすすめ。
空港でレンタカーを借りて出発です!
どんな旅が待っているのか楽しみでワクワクします!
シマの自然遺産を引き継ぐ「Happa Green Product」という体験。
先生から、色々な「Happa」のことや植物の持つ力のお話を聞いた後に、葉脈と未利用廃棄物を使って自分だけのハンドメイドアクセサリーを作ります。
葉っぱを水に漬けて、葉脈とそれ以外の部分を分けます。
葉脈のみにした葉っぱは、羽のようにふわふわで軽くて可愛らしいんです。
葉脈をプレートに乗せ、プリンターのインクの残りを集めたもので色付けし、上からニスを塗ってアクセサリーが完成。
インクの容器は醤油さし、道具入れはお豆腐のパックなど、すべて再利用品でエコ。
手作りのぬくもりを感じられる一品が出来上がりました!
自然・環境の大切さを実感できる、とても貴重な体験でした。
徳之島は闘牛が有名!
スペインで盛んな闘牛は、突進する牛を闘牛士がかわすというものですが、徳之島の闘牛はなんと牛同士のぶつかり合い!
徳之島の闘牛の大迫力のぶつかり合いは、闘牛大会が開催されている各地からも一目置かれる存在なんだとか!
闘牛に対して並々ならぬ情熱をかける人も多いんだそう。
年に3回ある全島一闘牛大会ではこの会場に多い時は4000人の方が訪れ、ただならぬ熱気に包まれるそうです!
一度は行ってみたいです!
特別に、闘牛の稽古見学をさせていただきました!
近すぎると牛が向かってくる危険があるので、畑の中の稽古場所で見学です。
1トン近い牛と牛とのぶつかり合いは、まさに大迫力!
「ワイド、ワイド」の掛け声もかっこよく、ハラハラして目が離せません!
稽古の後には、間近でも見せていただきました!
闘った直後で興奮している牛さんに直接触るのは少し怖かったので、遠近法を使ったエアーなでなでをしました(笑)
今回のような闘牛の稽古見学は徳之島観光連盟より実施団体を紹介していただけるので、事前に予約すればいつでも開催いただけるようです!
※1ヶ月前までの予約、料金は要相談。(徳之島観光連盟:0997-81-2010)
海を見渡せるCafe NiraiKanai(ニライカナイ)でランチです。
お店の前にはプールや草原の広場があります。
広場は窪塚洋介さんがゲリラライブを行ったこともあるそう!
きび酢ソーダ、島ジンジャーソーダもおいしかったです。
徳之島近海の水温は冬場でも20℃前後、夏場は29℃と高めなので、スキューバダイビングやシュノーケリングもおすすめ。
泳ぐのは苦手…という方にもおすすめなのが、ホエールサーチクルーズ。
徳之島の近海に回遊するクジラを船上から探してホエールウォッチングできちゃうんです!
見られる時期は12月中旬~3月下旬で、ピークは2月~3月初旬です。
運が良ければクジラのジャンプや、オス同士のメスを巡った争いなど大迫力のシーンを見られますよ!
母間新港から徒歩1分、篠原さんという方が個人で機織り体験教室を営んでいます。
※現在体験は行なっていません
「足を揃えて、糸を通して、バッタン…。」
昔ながらの織り方で織っていくのは最初は難しかったけど、慣れてくるとスイスイできて楽しい!
しばらく集中して織って、休憩タイム。
すると、篠原さんが飲み物やお菓子をどんどん出してくださり、まるで親戚のおうちのようなおもてなし!!
島のソウルフードである手作りの油そうめん(あんばそうめん)も振る舞ってくださったりと、本当に家族になったようで心があたたまりました♡
途中で違う色の糸に変えて模様を作ってみたりしながら、もくもくと作業。
やっと、自分好みで世界にひとつだけのコースターが完成!
この長さにするまで1時間くらい織っていたので、とても達成感がありました!
篠原さんから徳之島での生活のこと、機織りしていた当時のこと、飼っているヤギの溺愛話などをたくさん伺えて、島民気分をたっぷり味わえました♡
ちなみに、母間の海辺の近くにはSNSでひそかに人気な可愛いハートのスポットがあるんだそう!
その場所はというと、母間集落を入ってすぐの「川畑製菓」の看板を目印に、海へと向かった場所。
ここをまっすぐ進んで、砂浜へ降りる階段の壁にハート型の穴があるんです!
このハートを覗き込むようにして撮影すると、とても素敵なお写真が撮れます♡
色んなポーズで写真を撮ってみてくださいね。
一日遊んでおなかもぺこぺこ!
今夜は居酒屋まつ葉さんで夕食です。
島のお刺身、もずくの天ぷら、卵おにぎりなどの島料理を堪能!
黒糖のお酒など、徳之島ならではのメニューもたくさんありました。
なんと樹齢300年と言われるガジュマルの樹々!
複雑な絡み合い方と、どこまでも伸びていく力強さに感動しました!
ちなみに、看板が出ていたりして普通の観光スポットのようですが、こちらは個人宅の敷地なのでガジュマルが生えている門の中へは立ち入れません。
外側からですが、しっかりとパワーをいただきましょう!
断崖や奇岩が連なる犬の門蓋(いんのじょうふた)。
大きな洞門が並ぶめがね岩から見える海の波と青空が美しいです。
住所の近くまで来ると看板も立っているので分かりやすいです。
不思議な景色と一緒に写真を撮って旅の思い出に!
ニューオープンのカフェ アイランドブルーでブランチ。
古民家を改装した店内は畳や生け花があって、とてもおしゃれ!
お味は、もちもちでふわしゅわで絶品。
しかも、フルーツパンケーキは700円、お食事パンケーキは750円というお手ごろ価格!
都内のパンケーキはひと皿1,200円~1,500円くらいが相場なので、このお値段にはびっくり!
もし原宿に出店したら倍の値段でも行列ができるのでは?と思うくらいのおいしさでしたよ♡
なめらかな花崗石がムシロを敷いたように見える、ムシロ瀬。
岩が昼間の太陽の光を浴びて膨張し、夜には気温が下がり収縮するというのを繰り返して、このような不思議な割れ目ができるのだそう。
海の近くにある「出世岩」。
これに座ると、将来出世できちゃうんだとか!?
社長になった気分で、ゆったり座っちゃいました♪
大きい岩が多く、段差も多いのでヒールやパンプスは厳禁!
足元には気を付けて歩きやすい運動靴で行きましょう!
金見崎ソテツトンネルは、ソテツの群生でできた、約200mにわたるトンネル状のアーチです。
ソテツトンネルを抜けると、金見崎展望所があります。
ここからは太平洋と東シナ海を同時に見渡せる一大パノラマが広がっているので必見です!
トンネルを潜り抜けた先には金見崎展望台が!
金見集落と海を一望できました。
なんと自撮りスタンドも設置されていて、海をバックにセルフィーも綺麗にできました!
階段を下ると、ガジュマルやソテツが生い茂り、奥は鍾乳洞と繋がる神秘的な空間が!
そこには和名も付いていない魚やエビが生息して、又日本初のアナゴ種も確認され、2011年に「ウンブキアナゴ」と命名されたそうです。
アカヒゲという、国の天然記念物である鳥が生息している姿も見られます。
陸と海が融合して、とてもパワーを感じる場所です!
看板に大きく書かれた「KARAAGE」の文字が印象的な、丘の上のレストランぶるぅ~めえ~る。
名物のからあげはカリッとジューシーで、しつこくない油でパクパク食べられます!
テラスからの景色も最高です!
鹿児島空港を経由して東京に帰ります。
小さな機体なのに広い通路で、天井も高く、本革張りシートで快適に過ごせました。
JALの徳之島→鹿児島便は、9時台、12時台、14時台、18時台の4便。
搭乗時間に遅れないように、時間には余裕を持って行動しましょう!
あっという間の1泊2日でしたが、たくさんの思い出ができて心と生命にやさしい島、徳之島を満喫しました♪
ぜひ気になった方は足を運んでみてくださいね。
リフレッシュできること間違いなしです。
奄美群島には、他にも素敵なスポットがたくさん。
魅力的な観光スポットを紹介している九州観光推進機構のInstagramや、他のプランもぜひチェックしてみてくださいね。
★徳之島から飛行機で30分、奄美大島の記事はこちら!
https://play-life.jp/plans/25151