海外や国内の温泉旅行などは行きつくしてしまったので、今年は旦那様に「変わった旅行がしたい!」とリクエストをしました。
そこで今回旦那様は九州エリアを走る幻の豪華列車を選んでくれました。
運行日は限られており、1日2便(午前・午後)しかない貴重な列車なんですって。
※1日1便の日もあります。
専用列車なので遅れないように日田駅へ向かいました。
そこで出迎えてくれたのが黄金の豪華列車!
この列車は、100年前の“幻の豪華列車”を再現しているそうで、写真で見た以上に華やかで感動しました。
「或る列車」の“ARU”は、A(AMAZING)R(ROYAL)U(UNIVERSAL)の略だそうですよ♪
※運行区間はシーズンによって変わるので公式WEBサイトをご覧ください。
「あれ...でもスゴいのって列車の外観だけじゃないのかしら?」と旦那様を疑う私。
すると旦那様が「列車内はもっとスゴイから入ろうよ!」って。
乗り込んだ先には非日常的な空間が広がっていました。
明るいメープル色で思っていた以上にロマンチックで私も気分が高まります。
さっきは疑ってゴメンなさいね!
旦那様が私をお姫様扱いをしてくれているような気分になりました♪
列車内とは思えない厨房もあります。
そうなんです、この列車ではとある物が食べられるんですって!
これは後でのお楽しみ。
2号車にも行ってみましょう。
廊下には輝くステンドグラスや福岡の伝統工芸・大川組子が。
大川組子は釘を使わず、小さく薄い木片を組み合わせた繊細なもの。
光の入り具合によって表情を変え、幻想的な美しさを作り出します。
これには私も旦那様もうっとり見とれていました。
1号車と雰囲気ががらりと変わって、2号車は和モダンな雰囲気。
2名個室に仕切られているので、プライベート空間を楽しめます。
今回の私たちの席はこちら。旦那様とゆっくり時間を過ごせそうで嬉しい♪
「あ・・・スゴいのって列車の外観と内観だけでしょ?お料理はどうなのかしら?」と、旦那様をまた疑う私。
いつもは自信を無くしかける旦那様ですが、今回は「この豪華列車のスゴさはこれだけじゃない!」と断言。
机には高級感のあるメニューがあり、驚きました!!
旅の始まりは宮崎のスパークリングワイン(都農ワイン)で乾杯♪
飲み物はフリードリンク制で、他にも佐賀の完熟清見ジュース(田島柑橘園)や宮崎の日向夏ジュース(サンA)など九州を中心にした10種類の飲み物がたくさんあります。
※今回のメニューは2018年立冬のものです
車内で提供されるスイーツコースを演出するのは、世界的に評価の高い成澤由浩シェフ。
厳選された九州の肉や魚、野菜を使った彩り豊かな小箱とスープからスタート。
ちなみにスイーツコースで使われるカクテルグラスやガラス皿、スプーン、フォークは全てこの列車のために製作した九州産のオリジナル品なんですって。
そしてお待ちかねのスイーツ。
九州産の旬のフルーツをたっぷりと使ったスイーツ3品、そしてミニャルディーズ(お茶菓子)へと続きます。
専任のシェフが厨房で1皿ずつ丁寧に作りあげているので、とても繊細で感動的な美味しさでした。
また、スタッフのおもてなしも素晴らしく、旦那様とも非常に楽しいひと時を過ごせました♪
或る列車の特別なお土産も販売していました♪
フリードリンクにもあった福岡の紅茶(星野製茶園)や長崎の緑茶(北村製茶)、売り切れ続出のグラスなどがあります。
旦那様におねだりしちゃいましょう♡
お食事後は列車内を見てまわりました。
細かい部分のデザインにも要注目。
ステンドグラスに映りこむハートマークや光る四つ葉のクローバーを見つけました。
他にも三つ葉と七つ葉のクローバーも隠されているそうですよ。
旦那様と一緒に見つけて幸せな気分になりました♪
「こんな素敵な列車、生まれて初めて。本当にありがとう♡」
私の無茶なリクエストにもしっかり答えてくれた旦那様には感謝しかないです。
この列車は、全車指定席なので早めに予約すると良いでしょう!
旦那様から妻へ、子供から両親へのプレゼントにとてもおすすめです♪