小倉駅から重い荷物を引きずって、徒歩15分ほど。
案外駅から近いところに愛媛行きのフェリー乗り場があります。
1日1便、夜行のフェリーです。
21:55出発で翌朝の5時に着きます。
かなり早い時間に到着しますが、朝早くから動けるのでワクワク!
修学旅行のときにも使った夜行フェリーですが、
1人で行くときはまた違った雰囲気でドキドキしますね。
今回は、2等席です。
布団や枕は固めなので、眠れるか気になる人はmy枕持ってきてた方がいいんじゃないでしょうか?
翌朝背中バッキバキになることを想像しながら、寝ます。
おやすみなさい〜zzz
ほぼほぼ眠っていたのと、あたりが真っ暗で見えないので、船旅をしていた感じは全くありませんでした!
いつのまにか松山観光港に到着です。
早朝5時なのでまだ真っ暗です・・・
少し眠気もありますが、港から「高浜駅」行きのバスに乗ります。
高浜駅は港寄りの海に近いところにあります。
ここから松山市街に向かいます!!
ここで私の楽しみにしていた「伊予鉄」に出会えました♩
みかん大好きな私が愛する愛媛県の電車も、なんとみかん色!!
興奮するポイントありすぎな予感!
松山市駅の前に路面電車の「松山市駅前駅」があります。
ここから伊予鉄の城南線に乗り換えて、道後温泉に向かいます。
生まれ故郷の長崎にも路面電車があるので、懐かしい気分にひたりながら乗りました。
道後温泉までは約20分で到着です。
・・・それにして、坊ちゃん電車が可愛い!!ときめく!!
人が少なかったので、すかさずパシャリ。
電車の中も古めかしい雰囲気で、かなり可愛いです。
床が木の板のままで、色あせた緑の塗装と電車の香りがレトロでした。
道後温泉駅に到着しました。
もっと古い雰囲気の街だと思っていたのですが・・・
駅もかなり立派で、スターバックスが入ってますね。
でも、商店街が昔のままのレトロな雰囲気だったり、街並みだったり。
そして、「坊ちゃんカラクリ時計」の昔の雰囲気がたまらない。
いろいろなお土産屋さんがたくさんありますね〜
シーズンのためか、観光客もたくさんいます。
みかんを使ったお菓子とかお酒とかキャラクターがそこら中にいっぱいあって、お土産何買って帰ろうか、目移りしちゃいます。
道後温泉は、日本三古湯の一つと言われ、「日本書記」にも登場するわが国最古といわれる温泉です。
白鷺の伝説をはじめ数々の逸話や物語などが残されており、日本の歴史とともに温泉文化を育んでいった代表格の温泉です。
今でも世界中から愛される道後温泉は、夏目漱石の小説『坊つちやん』にも描かれています。
写真で見るよりもすごい圧倒的な雰囲気・・
ちょうど夕日の時間帯で、道後温泉に光が差していて、とても綺麗でした。
のれんに白鷺が描いてありますね!
道後温泉の湯質は、アルカリ性単純泉で、きめ細やかな日本人の肌に優しいお湯なんだそうです。
刺激が少ないため、湯治や美容に適しているとのこと。
お湯の温度は42度くらいの適温で、加温や加水もしていないため、源泉の効果を十分に感じることができるとのこと!
温泉の本当の効能を引き出そうと、先人たちが苦労して築いた知恵が現世にも生きているのは素晴らしいことですね。
お風呂上がりの牛乳が美味しい〜♩
熱々の温泉だったので、冷えた牛乳と冷たい風がちょうどいいのです。
商店街に戻ってぶらぶらしつつ宿泊先に向かいます。
道後温泉から徒歩5分ほどのところにある、ゲストハウス「ふじや」。
この日はここに泊まりました。
道後温泉から激チカなので、入りたくなったらいつでも行けちゃう距離です。
ドミトリーは男性専用と、女性専用に分かれているので、女性1人でも安心して泊まれるのが良いところ◎
しかもドミトリー2000円と激安!?
これで泊まらせてもらってもいいのでしょうか・・?と言いたくなるほどの安さです。
夜はたまたま近所の方とお鍋の日だったようで、
お酒を持っていって一緒に混ぜてもらいました!
みなさん温かい人柄でまた帰ってきたい〜
1日目はこれで終了です。
2日目の朝から素晴らしい光景を見ることができました!
「坊ちゃんカラクリ時計」は、道後温泉駅と道後商店街の入り口にある時計です。
道後温泉本館の振鷺閣をモチーフにしており、軽快なメロディにのって時計台がせり上がり、くるりくるりと、一つずつ窓から夏目漱石の小説「坊っちゃん」の登場人物が現れます。
1時間に一度上演されているので、タイミングがぴったり合えば、近くにある足湯につかりながらゆっくり楽しむことができます。
坊ちゃんカラクリ時計から、徒歩10分ほど。
階段から道後を見下ろした風景がとても綺麗です。
伊佐爾波神社にやって来ました。
赤い本殿に太陽の光がさしてとても神秘的な光景ですね。
国の重要文化財に指定されている社殿は、全国に3例しかない八幡造で、重要文化財の太刀(銘 国行)が伝えられているそう。
お土産はやっぱりこれ!!
ポンジュースを買わなきゃ愛媛に来た意味がない!!
愛媛だとポンジュースがちょっと安いので、天国に感じます。
行きたいところは行き尽くしたので、福岡に帰ります。
帰りも夜行フェリーを使い、行きと逆の順路で帰ります。