こちらは住宅街の中にある、小さなお寺です。
以前は近くにある「今宮神社」と一緒にありました。
が、神仏分離により別にお堂を設ける事に。
いまでは、ご近所の方が納経所をまかされ、
札所を守っていらっしゃいます。
こちらの詳しい情報は…
⇒ https://play-life.jp/plans/25299
母巣山(ははそさん) 少林寺(しょうりんじ)
本尊:十一面観世音菩薩 宗派:臨済宗建長寺派
御詠歌 ~みどり子の ははその森の蔵福寺 ちちもろともに ちかひもらすな~
秩父市街を秩父神社に向かって番場通りを進むと札所十五番の石碑が建っております。
秩父鉄道の踏切をわると、石段の上に洋風の本堂が見えます。
今回訪問した時は、門が修復中でしたので、
残念ながら画像がありません。
次に行ったら、きっと美しく生まれ変わっている事でしょう。
こちらが漆喰塗りの本堂。
火事対策のために漆喰が使われています。
ほんと、秩父大火って、どんだけ~って感じ。(^-^;
秩父の札所の大部分が、この大火で失われているんですよね。
札所十五番は、草創期より、江戸幕府末期までは、
母巣山蔵福寺と呼ばれ、
秩父妙見宮(秩父神社)の別当寺として栄えてきたようです。
明治になり、排仏毀釈(はいぶつきしゃく)の影響で廃寺となりましたが、
その後、同地 柳島(現東町)にあった五葉山少林禅寺が、
民衆信者の誓願によって民制役場の許しを得て、
札所として母巣山少林寺とみとめられたとのことです。
佛法を守護し庶民を護ってくれるという半僧坊様を祀っているお堂。
このお堂の向こう側に、山門があるんですが、
そちらは、先ほども書いた通り修繕中。
裏側からみても、ブルーシートがかけられておりました。
ホント、残念…
歩き巡礼の方は、きっとそちらからお参りされるのでしょうね。
また、15番札所では、明治17年11月、あの秩父事件がおこりました。
生活に苦しむ農民約1万人が蜂起し、各地で戦斗が展開されました。
その歴史を刻むように、石碑が建っており、
そこに手を合わせる方もいるそうです。
子育ての御利益があるといわれるお地蔵様。
こちらの境内は、狭いながらも、
とてもキレイにお手入れされています。
実は、こちらでは、
春さきには他の花々にさきがけて、福寿草が可愛らしい花を咲かせます。
現住職の丹精によるもので、いつの間にか五千株を越えたそうです。
陽当たりのいい場所から咲きはじめてだんだんに咲くので、
ずい分長い間咲き続けるんだそう…
冬枯れで花のない時でも、
ここで脚を休めるお参りの方々の眼を和ませようと植えられたもの。
観音経に「福聚海無量」とありますが、
「福聚海」と「福寿草」とだぶらせて、
巡礼の人々は本堂の名を「福寿殿」と呼んでいるそうです。
工事中でなければ、そして、雨じゃなければ、
もう少しゆっくりできたかなぁ~…
もっと、いろいろと見てみたかったです。
さて、雨も少しずつあがってきたようです。
次の16番札所に着いたときには、
ほんの少し日差しもでてきました。
そんな16番札所、西光寺にはたくさんの見どころがありました。
詳しい様子は次回に…